散歩の閑人:メタ坊っちゃまのYOASOBI?

若気の至りが過ぎてメタボでも、世遊びは辞められない。

確珍犯vol.8

2010年09月23日 | ☆撮!本日の逸品
確珍犯がここのところないので淋しい・・・といわれた。
そんなとき、
神奈川県本庁舎の裏手・海岸通りを歩いていたら、そこに並んでいる桂の街路樹が、支えの木や縄に食い込むほど大きくなっていることに気が付いた。
ここまで、食い込むと横浜在住の大御所・団鬼六氏を思い出す。

そう、“緊縛”である。

小説を読んだのかというと、そうではなく、かもめ座や光音座で、若かりし頃、缶ビールと吉田町・梅やで買った唐揚げをツマミに映画鑑賞に余念がなかったのだ。
当時、題名に「団鬼六の」と冠するほどだから、どんな小説家なんだろうと思っていたが、ある落語会で間近に拝見し、着物に羽織といった出で立ちで、スラッとした風情に、いかにも文化人らしい物腰をしていたので、驚きよりも畏敬の念を抱いたのを覚えている。

とにかく、この縛り具合は“痛い!”。
割れた幹から、思わず飛び出したシンボルが枯れてもいる。
逆さ吊りに見立てると、実に“惨く”もある。

映画監督なら「カ~~~~ット!」としたいところだ・・・何を?

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