岩手宮城内陸地震は過疎化が進む地域に多くの被害を及ぼした。最近では平成の大合併により寄り合い所帯となり、職員数を減らす中で連携がうまくいかずに、より一層住民の不安・不満が高まっていると報道されている。だからといって都市部は大丈夫かというとそうでもない。横浜市の場合、区役所職員の99パーセントは区外からの通勤者だから地元のことを知っている人間はほとんどいないし、3~6年で異動しているので地元への愛着感も希薄、そして被災後1時間以内に区役所へ集まれる者は半分もいないうえに、災害時に何をしていいのか判らないと友人がいっていた。まして、何事でもトップダウンだから、そのときは指示があるんだろうと人ごとのようにいう。つまり、合併後の栗原市がその状態になっていて被災した訳だ。たまたま、初夏で断続的に降雨があるけれど比較的暖かい日があるのが救いといえる。これが真冬の降雪期だったらどうなっていただろうか?私としては、千葉への移住を計画中だが、災害時はどうなるのかシュミレーションをしておかなければと思う。
さて、雪国でも新潟の友人から山の幸が届いた。私も浪人中にスキー場でアルバイトした関係から、6月に山菜狩りをしたことがある。山の暮らし、雪国の暮らしとは、寒く暗い冬をしのいで、春の雪解けとともに山や畑に入り、自然の中から日々の糧を手に入れることが基本なのだと肝に銘じた。金があれば何でも買える都会とは訳が違う。それは田舎だって金さえあれば手に入れることができるものなのだが、そうではなく汗水垂らす勤労の中から手にした方が、何倍もの価値を持ち、何ものにも代え難い感謝の念で満たされる幸福感が絶対なのだと判る。
左から、ミズ、アスパラ、フキ、ヤマタケノコ。クール宅急便でやってきた山の幸は、ほぼ2週間ほどで平らげた。雪国で育った彼らは都会の空気には耐えられない。うっかり半日でも冷蔵庫外に出しておけば痛み出す繊細さを持っている。中でもミズはその名のとおり清冽な流れの川岸や山の湧水に沿ってはえる植物だから、一番ふるさとの香りを放っていた。横須賀生まれ、ときどき千葉育ちの私でも、若いときの雪国修行で山菜採りのコツは身につけている。これが千葉で通用するのか?期待もあるが不安もある。
さて、雪国でも新潟の友人から山の幸が届いた。私も浪人中にスキー場でアルバイトした関係から、6月に山菜狩りをしたことがある。山の暮らし、雪国の暮らしとは、寒く暗い冬をしのいで、春の雪解けとともに山や畑に入り、自然の中から日々の糧を手に入れることが基本なのだと肝に銘じた。金があれば何でも買える都会とは訳が違う。それは田舎だって金さえあれば手に入れることができるものなのだが、そうではなく汗水垂らす勤労の中から手にした方が、何倍もの価値を持ち、何ものにも代え難い感謝の念で満たされる幸福感が絶対なのだと判る。
左から、ミズ、アスパラ、フキ、ヤマタケノコ。クール宅急便でやってきた山の幸は、ほぼ2週間ほどで平らげた。雪国で育った彼らは都会の空気には耐えられない。うっかり半日でも冷蔵庫外に出しておけば痛み出す繊細さを持っている。中でもミズはその名のとおり清冽な流れの川岸や山の湧水に沿ってはえる植物だから、一番ふるさとの香りを放っていた。横須賀生まれ、ときどき千葉育ちの私でも、若いときの雪国修行で山菜採りのコツは身につけている。これが千葉で通用するのか?期待もあるが不安もある。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます