散歩の閑人:メタ坊っちゃまのYOASOBI?

若気の至りが過ぎてメタボでも、世遊びは辞められない。

秋の収穫

2007年11月18日 | ★メタ坊徒然草
めっきり寒くなってきた。昨日の土曜日はドンヨリした天気も相まって、寒い寒いといいながら、フリースを羽織り、電気ストーブを引っ張り出してパソコンをいじっていた。今日は一転、秋空だ。少々風があって体感温度は冬だったが、日差しのあるところにいればナントカしのげそう。となれば、庭いじりに変更だ。庭といっても、道路に面した生け垣に絡めたツタの延びたヤツをチョキチョキすることと、水やりである。横須賀で穫ってきたさつまいもを風にあて、紫蘇の実からタネを振り分けて採った。そうこうするうち、クシャミ連発、風にあたって目と鼻がショボショボしてきたと思ったら、風邪になりかけたようだ。
長年、会社勤めをしながら畑仕事をしてきた父も、商品として売るのではなく、家で食べられるようにと作物を育ててきたが、最近はやりっぱなしにできるものを植え付けるようになってきた。おかげでこの秋は、さつまいもや里芋、八頭など芋類ばかりの収穫になった。今年は特にムラサキイモがやたらに多い。聞けばスーパーで珍しいイモを見つけたので、それからツルを採り、植え付けたという。トウガラシも鷹の爪の袋詰めからタネを蒔いたというし、ジャガイモにしても、ショウガにしてもスーパーの商品を植え付けたものだという。ひょっとして、ササゲや大豆もそうかもしれない。蒔きっぱなしでよさそうなソバのタネを買ったので、父に蒔いてもらったが、忙しくて収穫期は畑仕事ができず、ほとんど畑にこぼれてしまった。なんとか収穫しても脱穀や製粉がやっかいで手間がかかるのがわかり、殻付のまま袋に仕舞い込んだ。ともあれ、農家のまねごとをするにしても、まずそれなりの広さの畑がなければいけないし、道具はもちろん、日々畑と作物と向き合っていける時間と根気がなければだめだ。また、無農薬でやろうという場合には一定の被害を受けても収穫できるよう何か所にも分けて植え付けなければならないし、何かの条件がそろったために被害を受けずに大豊作になった場合の保存方法や、収納できるだけの納屋みたいなものも必要になってくる。どおりで農家の母屋と納屋が同じ大きさなのか、はじめて理解できた気がする。

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