勇者の大局観

ヘボ投資とつれづれなる日々・・・
(投資に関する投稿は私感に基くものです)

人口と国力。

2014年05月16日 | Weblog
フィンランドの税金が高いのは有名です。消費税は23%くらいでしたか・・・ただし食品や本や医療に関するものはかなり安かったはずです。フィンランドでは図書館の数が多く、利用率は世界一と聞きました。近年、フィンランドの学力水準は落ちてきているようですが教育に国をあげて力を入れていた理由の第一に“国力の底上げ”が有ります。日本に比べフィンランドの人口はかなり少なく540万人ほどです。大阪の人口が800万人を超えているので、いかに少ないかがわかります。人口が少ないからこそ一人一人の学力が重要になり、それが国の力を上げる事になるのだと依然テレビでフィンランドの政治家が言っていました。

さて、日本の少子化問題はかなり深刻でこのまま人口減が止まらないと、いろんな意味で国力の低下につながります。そこでフィンランドやスウェーデンの様に教育によって国力を上げていく方法も一案だと言えますが、これは国家プロジェクト的な位置づけでやらないと膨大な教育費を全ての子供たち(家庭)に出せと言うのは非現実的ですね。

先日、共産党「赤旗」に出ていた記事・・・
“日本の少子化が深刻なのは結婚・出産・子育てを願っても、それを妨げている日本社会自身のゆがみがただされていないことが原因。若者の2人に1人は非正規雇用という低賃金・不安定な状況で正社員であっても異常な長時間労働を強いられています。労働者を心身ともボロボロに使い捨てる「ブラック企業」が若者たちの未来と希望を奪っています。”

共産党さんは真面目な事を言うんだが人気がない
党名が悪いような気がするのは私だけでしょうか・・・あ、いや、そういう事ではなくてこの共産党さんの見解は実に興味深いと言うか的を得ていると言うか・・・これはアベノミクスにも関係してくる問題で“経済成長と企業形態”に大きく影響されるのではないでしょうか。

机上論だけで思考を巡らしていると間違いに気づくことは難しいですよ、自民党さん

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