日立製作所、社長の発言。

本日、日立製作所の１Ｑ決算が出ました。前年と比較して利益も３割増しですし一見いい感じに見えます。市場がどう判断するかは明日の相場を見てみないと判りませんが今日の社長の会見で気になる発言が有りました。

まずは、通期予想を据え置いた事に注目ですね・・・
以下、中村豊明副社長の発言です。
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「中国や資源・産油国を中心とした経済の成長が鈍化していることや、欧州でも不透明な状況が継続している」と説明。
更に「世界経済のトレンドは心配ごとが多い。いまそんなに能天気な見通しを出すところはないのではないか」と語った。


アベノミクス宣言からメディアの自民党寄りの報道により日本の景気は良くなっていると思っている方は私の周りにも結構います。いわゆる勘違いってやつですね。実際ビジネスに接しない職業の方や公務員の方々には実体経済は「対岸の火事」みたいなもので、それが多少どうなろうが日々の生活に支障もなく過ごしています。まして公務員は政策的に収入も結構増えていますので景気が良くなっていると勘違いするのも無理も有りません。しかし、実際はかなり悪くなっています。その証拠に今日の中村社長の発言が最前線の状態を的確に伝えていますよね。来年になればもっと日本国民に広く実感できるかと思いますよ

さて、個別銘柄は今日もイマイチ冴えません・・・^^;
しかし最近「カプコン」が上昇し始めており何やら面白くなりそう！あとは古河電気工業（5801）が２００円を切ってかなり割安感が出ていますね～。どうしよう・・・買い増すかなぁ・・・


＜保有銘柄＞
ゲオ
ザインエレクトロニクス
ザッパラス
ニコン　
川崎化成工業
カプコン
古河電気
船井電機
宇部興産
ノリタケ