「torne(トルネ)」を買ってはいけない?

2010年02月17日 | 団長は断腸の思い
発売日が3月18日に決まった「torne(トルネ)」。
ビックやヨドバシのサイトで予約が開始されたけど、
瞬く間に受付終了となった模様。こりゃ発売直後に買うのは大変そうだねえ。

PS3ユーザーなら興味ある人は結構いると思うけど、
これはユーザーを絞っている製品ということに注意しなければならない。

それをわかりやすく説明してくれているのがこの記事
漠然と思ってたことを、分かりやすくまとめてくれておる。
さらにコンパクトにしてしまうと

■買うべき人、買ってもいい人

・テレビは見るけど、テレビ中心の生活ではない人
・面白そうな番組だけ見たい人、時間がない人

■買うべきでない人

・テレビが大好きな人


ということになる。

torneはBSやCSは観れないし、追加のHDDを買わなければ
PS3分のHDD(最大250GB、40GBの普及台数も多い)の容量しかなく
画質を落としての長時間録画も、ソフトのアップデートがなければできない。

さらに撮った番組を出力できるのはメモリースティックのみで
HDDがいっぱいになったからといって、DVDやBRに焼いて保存という手も使えない。

torneがターゲットにしているのは、好きな番組や人気番組を
つまみ食い程度に観るテレビユーザーであって、
撮りためてガッツリ観るような人じゃないんよね。

たとえば、番組が始まりそうだけど、ゲームから手が離せない・・
そんなときに、高速インターフェイスでさくっと録画して
観たあとはさくっと消してしまうような人。

また、録画予約の多い番組がわかる「トルミル機能」で
人気番組をひととおり観ておき、職場や学校、世間の話題から
取り残されないようにしたい人。

そういった極めてライトなテレビユーザーをターゲットにしてるんだろう。

バッファローから公式ライセンスのtorne用・外付けHDDが発表されたんだけど
容量はたったの500GB。今のご時勢、とても大容量とはいえない。
「撮りためる人」を想定していないことがわかる。

こういった製品のコンセプトを踏まえないと、話題の製品だからと買っても
自分のテレビライフに合わないからガッカリ・・てなオチに
なってしまうんではないだろーか。


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