【MH3GHD】とある団長の狩猟日誌HD Vol.1 護石王になる男

2013年01月30日 | 団長は断腸の思い
そろそろ記事数を回復させていこう、というワケで唐突に始まったMH3GHDのプレイレポート!
ただいまHRは56、副団長は団長を上回るHR57に。50日ほど前はHR1だったのに。


今、防具でメインになっているのがジエン一式。このシリーズで発動するスキル「金剛体」が便利すぎて。これはいろいろなスキルの効果が重複して発動するスキルなんだけど、そのいろいろなスキルってのが「耳栓」(耳栓以上、高級耳栓未満)「風圧【小】無効」「水流【小】無効」に合わせて「ネコの尻もち着かず」「ネコの受け身術」、あとは仲間の攻撃による打ち上げも受け身をとる吹っ飛びに変わるという優れモノ。「耳栓」はこれまで「高級耳栓」でしか防げなかった比較的硬直時間の短い咆哮も防ぐことができる。

ジエン一式は、この「金剛体」のほかにもデフォルトで「心眼」と「溜め短縮」が発動してしまう。大剣向けスキル「抜刀会心」もデフォルトで2ポイントあり、空きスロットも9個。お守りと合わせてほかのスキルも発動可能。なんとも便利すぎるシリーズなのである。「金剛体」は今作から誕生したスキルだけど、MH4ではさすがに弱体化されるか、もしくは消滅するんじゃないかねえ。

さて、今作の発売&プレイ開始からすでに50日くらい、3DS版の発売からは+1年が経過してるワケだけど、3DS版では長らく休眠していたこともあり、まだまだやるべきことはたくさん。お面もすべて回収してないし、「ラギアクルス希少種」に至ってはまだ対峙すらしてないっていう。「ナルガクルガ希少種」や「イビルジョー飢餓」といったMH3GHDオリジナルモンスを討伐したのもつい最近のこと。お守り集めもあんまりしてないので、スキル調整もなかなかムズカシイ。もっと掘らねヴぁ。


護石王に、おれはなる!


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【週刊ゲーム市場分析】Wii UはWiiの6割の販売推移、苦戦を強いられる“次世代ゲーム機”

2013年01月26日 | 団長は断腸の思い
ゲームソフトの週間販売本数からゲーム市場を分析する記事の第79回。
毎週のゲームソフトの販売本数を予想し、ポイントを競うYSO3の参加型企画Y1もよそしく!

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→今回のファミ通TOP30
※前作データ等はすべてゲームデータ博物館様(ファミ通データ)より転載。
※年間販売本数データ等はGEIMIN.NET様よりお借りし、独自集計。
※アニメディスクの販売枚数はアニメDVD・BD売り上げまとめwiki様よりお借りしています。
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■新展開「ディーエムシー デビル メイ クライ」は「デビル メイ クライ 4」の約5割の出足

今回の首位は「ディーエムシー デビル メイ クライ」(PS3)。360版も含めると12.1万本の初週本数となった。ここでいつものようにシリーズの販売実績を掲載してみる。



「デビル メイ クライ」シリーズはPS3と360で発売された「4」でいったん盛り返したが、主人公「ダンテ」のデザインを変更するなど新展開を見せた今作は、「4」(初週合計25.3万本)の約5割の出足に留まった。今後もこの「ディーエムシー」の路線を引き継ぐのか、従来のキャラで「デビル メイ クライ 5」としてシリーズを続けていくか、注目されるところだ。


■Wii UはWiiの6割の販売推移、苦戦を強いられる“次世代ゲーム機”

発売から7週が経過した新ハードWii U。ここで旧Wiiと販売台数を比較してみた。


※旧Wiiは12月1週目、Wii Uは12月2週目の発売。

Wii Uは発売直後こそWiiと同程度の推移を見せていたものの、Wiiと比較してクリスマス商戦での盛り上がりに欠け、年明けも伸び悩む形となっており、発売から7週経過時点ではWiiと比較して6割の累計販売台数に留まっている。

今世代の“次世代ゲーム機”と言えば2011年発売の3DSとVITAがあるが、両機種の発売直後(10週目まで)の累計販売台数を旧世代機と比較したグラフを掲載してみた。



発売から10週目経過時点で3DSはDSと比較して約6割の台数、VITAは発売週こそ品薄だったPSPを大きく上回るスタートを切っていたものの、こちらも10週目終了時点ではPSPと比較して7割の台数まで落ち込んだ。今世代の“次世代ゲーム機”は、発売直後こそコアなゲームファンの指名買いによるものなのか、旧世代機と遜色のない販売実績を残しているが、その後は苦戦を強いられる傾向が続いているようだ。

その後の3DSとVITAの販売推移は今さら掲載するまでもないが、3DSは累計1000万台突破、そして今回でちょうど発売から100週目なのでグラフを更新してみた。



3DSは発売から半年で本体価格を1万円値下げするサプライズで販売が急伸、その後もDSにはなかった「モンスターハンター」シリーズの発売などで一時はDSを上回る販売推移をみせた。あと4週で発売から丸2年を迎えるが、累計販売台数はDSの85%前後になるとみられる。

一方、VITAには3DSのようなサプライズはなく、現時点(発売から58週目)の比較でPSPの約4割の累計販売台数に留まっており、3DSとVITAはその後の販売推移で明暗を分けた形となった。

発売からまだ7週しか経過していないWii Uは、現時点で3DSほどのサプライズが必要なのかは分からないが、今後のソフトラインナップは非常に弱く、週間販売台数が急上昇するようなトピックスもない。しばらくは苦戦を強いられそうだ。おそらく任天堂は3DSのような思い切った方策は取りたくないところだろうが、“サプライズ”は何も本体価格の値下げだけとは限らない。今後の販売戦略が注目されるところだ。


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【週刊ゲーム市場分析】「ファンタジーライフ」は品薄が続く、3DSでも存在感を示したレベルファイブ

2013年01月17日 | 団長は断腸の思い
ゲームソフトの週間販売本数からゲーム市場を分析する記事の第78回。久々の更新ですみませぬ。
毎週のゲームソフトの販売本数を予想し、ポイントを競うYSO3の参加型企画【Y1】もよそしく!

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※前作データ等はすべてゲームデータ博物館様(ファミ通データ)より転載。
※年間販売本数データ等はGEIMIN.NET様よりお借りし、独自集計。
※アニメディスクの販売枚数はアニメDVD・BD売り上げまとめwiki様よりお借りしています。
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■「ファンタジーライフ」が3DSのオリジナルとしては2位の出足、品薄が続く

この年末年始の新作で、注目を集めたのは3DSの「ファンタジーライフ」(初週13.4万本)。3DSのオリジナルタイトルとしては「ブレイブリーデフォルト」に次ぐ2位の初週本数となった。販売店の予想を上回る出足となり、市場では品薄が続き、発売3週目の本数は週間1万本を割り込んでしまったが、まとまった出荷があれば再び販売ランキングの上位に名を連ねそうだ。



3DS本体は年末年始で普及台数が1000万台を突破しており、プラットフォームとして勢いがあることも「ファンタジーライフ」の出足を後押ししたようだ。


■3DSでもパブリッシャーとしての存在感を示したレベルファイブ、今後もオリジナルタイトルの成功に期待

以前にもこの連載でデータを出したが、上記の「3DSのオリジナルタイトル 初週本数TOP5」のデータを見ても分かる通り、オリジナルタイトルが初週から10万本を超えるような販売となるケースは少ない。ましてや、サードパーティ製タイトルが販売を伸ばしにくいと言われる任天堂プラットフォームで記録するのは極めて珍しい。ここで、以前にも掲載したデータをアップデートしてみた。



1997年以降では、任天堂プラットフォームで初週10万本を突破したサードパーティ製のオリジナルタイトルは「ファンタジーライフ」で4本目。注目すべきは、そのうち3本がレベルファイブ製のタイトルであることだろう。

レベルファイブはDSでパブリッシャーとしてデビューし、オリジナルタイトル「レイトン教授と不思議な町」でブレイク、DS市場で足場を築いた。3DSでは同シリーズや「イナズマイレブン」といった主力シリーズの販売が減少し、当時ほどの勢いはないと言われることもあるが、今回の「ファンタジーライフ」のヒットで、3DSにおいても有力なパブリッシャーであることが改めて示された形となった。

レベルファイブがほかのメーカーと比較して抜きんでているのは、こういったオリジナルタイトルをヒットさせることができる力にあるとも言える。今後はDSで展開したシリーズの続編以上に、3DSならではのオリジナルタイトルの成功に期待したいところだ。


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お知らせ

2013年01月15日 | 団長は断腸の思い
毎度のお知らせです。

連載記事【週間ゲーム市場分析】の最新版は16日or17日にUPする予定です。
前回に書いた予定通りに進んでおらず、更新を待って下さっている方があれば申し訳ないです。
今年に入ってスケジュールがなかなかうまく行ってませんが、そろそろなんとかなる気がするので
しばしお待ちくださいませ。

【2013年】狩りましておめでとうございます。

2013年01月11日 | 団長は断腸の思い
もう11日ですが、キニシナイ! 今年もよそしく!

【週刊ゲーム市場分析】は
12/24-12/30分を今週末にUP予定です。
12/31-1/6分は新作もないので休止。
1/7-1/13も新作なしですが、まあなんらかの記事を来週末にUPする予定であります。


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【2012年】狩りましておめでとうございます。
2011年、狩りましておめでとうございます。

【ボーダーランズ2】「金の鍵(ゴールデンキー)」のSHiFTコードが配布中!&配布のタイミングについて。

2013年01月05日 | 団長は断腸の思い
1月6日まで使えると思われる「ボーダーランズ2」の「金の鍵(ゴールデンキー)」のSHiFTコードがツイッターで配布されております。


→PS3版コードへのリンク
PS3版コードは「CJ53B-66ZH5-JWK5T-9TKB3-JHC39」。(他機種のコードは同アカウントから調べてくさい)

配布されたSHiFTコードの有効期限は2~3時間なことが多いんだけど、今回はお正月休みで行楽中のユーザーのことを考えてか、1月1日に配布されたコードが6日まで使用可能ぽい。6日ってのがアメリカ時間なら7日になってもしばらく使えることになるけど、その辺は不明なので6日中に使っておくことをオススメ。

さて、自分は「MH3GHD」にかかりきりで一休み中なんだけど、いつの間にかダウンロードコンテンツ第3弾「Sir Hammerlock と行くハンティング紀行」の配信が1月16日に決まり、まだまだ製品寿命がありそうな「ボーダーランズ2」。SHiFTコードの需要もまだまだありそうなので、配布されるタイミングについて考えてみた。大きく分けて以下の3つのタイミングになりそうだ。

【1】土曜日

日本時間では土曜未明の配布になることがあり、さらにコードの有効期限が2~3時間であることが多くややキビシイ。しかし同アカウントにて事前に配布が告知されていることもあるので、がんばって起きるしかない?

【2】年間行事

今回のようなお正月の配布や、自分は見逃してたけどクリスマスの配布(年内いっぱい使用できたらしい)などなど。そういえばハロウィンの時も配布されてたかな? ハロウィンの時はコスチュームもあったし、それっぽい日は何かあると思っていいのかもしんない。

【3】ゲームのイベント開催時

アメリカ・ロサンゼルスで開催された「VGA 2012」(12月7日~)に「ボーダーランズ2」も出展されていたこともあり、それに合わせて短時間に4つのコードが配布されてた。海外のゲームイベントはほかに、有名な「E3」のほか「Games Convention」や「GDC」「PGF」などなどがあるので、開催時はスタンバイしておけばコードが大量に手に入るかもしんない。

今後もこの3つのタイミングで待っていれば、「金の鍵(ゴールデンキー)」のSHiFTコードを入手することができそうだ。


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【週刊ゲーム市場分析】2012年は縮小に転じるも、キャラクターゲーム市場ではなおも4割近いシェアを誇るPSP

2013年01月03日 | 団長は断腸の思い
ゲームソフトの週間販売本数からゲーム市場を分析する記事の第77回。
毎週のゲームソフトの販売本数を予想し、ポイントを競うYSO3の参加型企画【Y1】もよそしく!

※次回の【週刊ゲーム市場分析】はファミ通TOP30の更新日(1月7日)以降の掲載となります。具体的な更新日は未定です。

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今回のファミ通TOP30(ファミ通.com掲載データをYSO3のメインBBSにコピペ)
※前作データ等はすべてゲームデータ博物館様(ファミ通データ)より転載。
※年間販売本数データ等はGEIMIN.NET様よりお借りし、独自集計。
※アニメディスクの販売枚数はアニメDVD・BD売り上げまとめwiki様よりお借りしています。
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■「とびだせ どうぶつの森」は週間40万本を販売、3DS初の累計200万本突破

今回も首位は3DS「とびだせ どうぶつの森」。クリスマス直前の集計期間ということもあり週間40.0万本を販売、発売から7週で早くも累計200万本を突破している(累計212.3万本)。DSの「おいでよ どうぶつの森」は7週間で149.2万本を販売していたので、今作はその1.4倍のペースの販売ながら、なおも品薄が続いていることになる。


■PSP「ワンピース ROMANCE DAWN 冒険の夜明け」「AKB 1/149 恋愛総選挙」も上位ランクイン

2位と3位はPSPの「ワンピース ROMANCE DAWN 冒険の夜明け」と「AKB1/149 恋愛総選挙」が続いた。「ワンピース」のゲームは、かつては「グランドバトル!」シリーズが、最近では「海賊無双」が累計50万本を突破する販売となったが、携帯ゲーム機ではそこまでの実績はなかった。ここでその携帯ゲーム機における「ワンピース」の販売実績を掲載してみる。



今作はPSPで初の「ワンピース」となったが、2010年発売のDS「ギガントバトル!」(初週13.5万本)を抜いて1位の初週本数となった。今後もPSPで「ワンピース」シリーズが発売されていく可能性は十分にありそうだ。

バンダイナムコゲームスが発売する「AKB」のゲームの販売実績も掲載。



「AKB 1/149 恋愛総選挙」はPSP版とVITA版の合計でも前作比約7割の出足と、ややパワーダウン。しかしシリーズ3作目でも累計30万本前後が狙えるスタートを切っている。


■2012年は縮小に転じるも、キャラクターゲーム市場ではなおも4割近いシェアを誇るPSP市場

PSPは後継機のVITAが登場したこともあり、2012年は市場が縮小した。そのVITAへの移行もあまりうまくいっているように見えず、PSP・VITA市場の合計でも、2011年の実績を大きく割り込むことは確実となっている。

PSP市場はこちらの記事でも書いた通り、個々のタイトルをみるとそれほど大きくは落ち込んでいない。しかしこれまでPSP市場の中心だった「モンスターハンターポータブル」や「ファイナルファンタジー」シリーズといったビッグタイトルが登場しなかった影響が大きかったようだ。

そんな中、PSPではキャラクター(版権)ゲームの好調が続いている。上記の「ワンピース」や「AKB」もそれに当たるが、ここで直近5年間のキャラクター市場に占めるPSP市場のシェアを調べてみた。



見ての通り、PSPは相対的にキャラクターゲーム市場が非常に強い。2011年はゲーム市場全体におけるPSP市場のシェアは3割弱だったが、キャラクター市場に占めるPSP市場のシェアはなんと6割近くにもなる。2012年は縮小したものの、それでも4割近いシェアを誇っている(2位はPS3で約29%、3位は3DSで約25%と続く)。

PSPのキャラクターゲームは、2013年に入っても、昨年のみでライトノベルが276万部を売り上げ、アニメディスクの販売も好調な「ソードアート・オンライン」や、バンダイナムコゲームスの「HEROES’ VS(ヒーローズバーサス)」や「バトルロボット魂」の発売が控えている。PSP市場は全体に占めるシェアでは縮小していくかもしれないが、今後もキャラクターゲーム市場における存在感は大きそうだ。


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