25鬱目 いい旅ユウウツ気分スペシャル コウペンちゃんと行く北海道旅行-前編

2023年09月23日 | 真・ナナログ


長年勤めた会社を退職し、就職活動を始めてはや1か月。
書類選考で落ちまくったななぽん。
約1か月半という長期休暇も暑さで何もやる気がしない毎日。
そんな中、朗報が舞い降りる。

「採用という方向でいきたいと思います。」

ななぽん内定。



なんとも嬉しい知らせだ。
他業種に移行したいと思ってはや十数年、ようやく実現したのだ。
9月1日、早速内定先の会社に呼び出される。



「じゃあ21日(給料締め日の関係)から来てください」



・・・。
ただでさえ時間を持て余した今年の夏だったが、さらに休暇が延びてしまった。
いくら退職後に就職活動を控えているとはいえ、この先の人生滅多にない連休を楽しまないと勿体ない。
そこで当初予定していた計画が再浮上してきた。
北海道旅行である。






ということで前フリが長くなりましたが、今回のいい旅ユウウツ気分は北海道編です。
なんせ今回は今までの旅行と比べ期間が最長なので、回数を分けて書いていきたいと思います。



いちおう以前から計画はしていたものの、さすがに航空券などのチケットは行くことが決定しないと決められないので、
移動手段を確保するのには苦労しました。
というか、北海道旅行の難しいところは、移動によるところが大きい(たぶん)
そのあたりも書いていきます。



ちなみに今回、コウペンちゃん情報を扱う「はなまる帝国」さんを参考に、
コウペンちゃんも連れて行ったので、度々登場するぞ。






9月6日 17:30の便で中部国際空港から新千歳空港に移動します。
ちなみになんでこんな遅い便なの?と思うかもしれないですが、これは料金の関係だったりする。
当然朝からの便のほうが現地で過ごせる時間が多いのですが、さすがに2,3倍の料金を払うのは気が引ける。
急遽決まったことだけに、お金と時間のさじ加減が難しいところです。





中部国際空港にとうちゃく。
ちなみに人生ではじめて飛行機に乗ることもあり、失敗しないようにと時間に余裕を持たせたのですが…。



・・・。




時間余り過ぎやろ・・・。



搭乗手続きはあっさり終了。1時間以上時間を持て余してしまった。
もっと面倒くさいイメージだったんで、旅行に飛行機を使うのを敬遠してたのですが、
こんなに簡単ならもっと早いうちから活用すればよかった・・・。



今回搭乗するピーチ航空の飛行機。
なんか思ってたより小さいな・・・。もちろん中も狭く、質素な感じです。
料金は安いんですけどね。



名古屋から新千歳空港は1時間半程度で到着します。
旅行はバスと新幹線がメインの私にとっては、このスピード感は感激です。



19:30頃新千歳空港に到着。
この日はもう遅いので、とりあえず札幌に移動し、寄り道することなくそのまま快活クラブへ。
ここで一泊します。
(ちなみに今回も宿泊は全てネカフェ)



・・・。


9月7日。
電車に乗り、早朝から札幌市中央卸売市場に移動します。
場外市場には北海道中の産地から届くらしく、海産物だけでなく、果物や野菜も扱っています。
活気がありますね。観光客も多いです。




カニ。こういうオブジェがあると観光地っぽい。




朝食の海鮮丼。ウニ丼やいくら丼もありましたが高くて手が出ず・・・。





移動して小樽へ。
めっちゃ海岸沿いを走っとるな・・・。



小樽は歴史的建造物が多く残存する観光都市です。
かつての西洋建築がそのまま店舗や倉庫に活用されており、味わいがあります。
平日だけど観光客が多く、賑わっていますね。




小樽オルゴール堂。
建物も内観もレトロな雰囲気が漂います。何ともおしゃれ。
特に修学旅行生(たぶん)が大勢いて、たいへんにぎやかでした。




クマぁ!!





小樽歴史館。小樽の開拓時代からの歴史が学べます。
長い歴史では決して準風満帆ではなかったようです。
無料なところがうれしいところ。





日本銀行旧小樽支店。
辰野金吾とその弟子長野宇平治により設計された有名建築です。
ちなみにここも見学無料。




お札はみつまたという植物が原料となっています。
なんか龍が如くで学んだ気がする・・・。





全部で1000億円だそうです。
いや、これも龍が如くで見た覚えが・・・。




手宮線廃線跡。
廃線後も大部分がそのまま残っており、数か所が観光スポットとなっております。
雑草が生えてて味がありますね。





小樽運河クルーズ。時間の都合で乗りませんでしたが、すごい盛況な様子。



小樽から札幌方面に移動。ひとつ先の苗穂駅で降ります。
そこから歩くこと数分。サッポロビール博物館にとうちゃく。
明治時代に建てられたもので、レンガ造りの建物はレトロ感満載です。
サッポロビールは開拓使時代に設立された会社のようで、その歴史は長いです。
ビールが飲めるツアーもあるみたいだけど、ななぽんは飲めないキャラなのでスルー。





ここから西に向かい、北海道大学へ。
一般の人も敷地内に入れて、敷地もすごく広い。
なにより学部の数がかなり多いです。





大学内の中に博物館あるのですが、内容の充実ぶりがすごい。
学ぶ環境が充実しているのがよくわかります。自分の学生時代は何だったのかと思い返すレベル・・。
札幌駅から近く、無料なのでおすすめの観光スポットです。












赤レンガ庁舎。残念なことに建替え中のためその姿を拝むことはできません。
しかし建設中の様子が見学できるということで、一部開放されています。
それにしても本当に歴史的建造物をよく見かけます。



さて、この日の最終目的地は日本三大夜景として有名なもいわ山のロープウェイなのですが、
この日はどうも風が強く、運転休止が続く始末。
これは軍艦島の時と同じパターンか・・・?と思いきや、情報を追い続け、18時を過ぎたころ・・・。







移動しながら確認すること数時間・・・・。





運行再開だぁー!!


夜景という性質上、タイミングを逃すと後日再び、というわけにはいかず、今日の逃すとチャンスはありません。
さっそくロープウェイ乗り場に向かいます。






もいわ山ロープウェイは札幌中心から意外と近く、中心地からは路面電車からいけます。
停留所から送迎バスが出ていますが、距離は短く、すぐに到着します。


ロープウェイとケーブルカーを乗り継ぐこと約30分・・。

















おおーっ!

名所といわれるだけあって、期待通りの絶景です。








これにはコウペンちゃんもご満悦。

ただ、9月といえど夜中&高地のせいか、寒い。
しばらく滞在したいとこですが、早めに切り上げることに。
荷物を極力減らすために半袖しか用意していなかったことが裏目に出てしまった・・。


休止していたからかもしれないけど、かなり混んでました。
返りのロープウェイに乗るのも待機時間が長いのは注意が必要。


下山して市街地に戻り、ネカフェで一泊して2日目終了です。
次回は夕張と北広島を解説していくぞ。