先月の『何んとなく、見島』は関西を未明発にて始まった。なんで見島なのかもほぼ解からないままに参加するはじめ君。更に解からないのは、しげ坊である。厚狭の隆ちゃんが突如「来い」と半ば強制的に誘っておきながら・・・。
どんより曇った中を萩港から75k先の孤島を目指す「おにようず」丸。穏やかな海を見島へと滑り出した。出港直前まで、萩で昼飯を食い、さらにナビ誤差で港への到着に遅れたのに、さらにさらに売店でスナック菓子らを買うマコトちゃん。直前に飛び乗ったのだ。
今回の主たる目的は萩の自家焙煎の店探索。事あるごとに訪れた萩ではあるが、コーヒーの仕事をしてからは初めて。更には時間があれば新設となった『県立歴史博物館』に行きたかったが今回は見送り。
あとからみたら、やはり、宮本常一が見島を丹念に調査していた。離島振興を手弁当で買って出た、民俗学の権威者になることを敢て、ひかえ、下支えした人。改めて宮本に親しみが納得が増した。
潮風で錆びた自転車で坂の島道をまわりました。ロシア兵を手厚く看護した地。日露との海戦を身近に感じました。
以下はメッチャ金子みすゞに詳しい「しげ坊」の記事です。郷土愛にあふれています。
漂着した果実からの木であることは驚異ですね。
産地だより
夏ミカン原樹で加工品 地域資源広くPR/山口・長門市の洋菓子店【中国】 掲載日:09-05-31
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</shape> 農商工連携に取り組む山口県長門市の洋菓子店「LE MONDE」は、国の天然記念物に指定される「大日比夏みかん原樹」の果実でマーマレードを作った。独特の苦味と渋みがある300年前の味を復元し、加工品にすることで地域の資源を広くPRしたい考えだ。夏ミカンは江戸時代中期、同市仙崎大日比に漂着したかんきつの種を地元住民がまいて育てたのが起源とされる。原樹は史跡、天然記念物に指定されている。これまで原樹の果実は一般に出回っていなかったが、同店の小泉成弘社長が「原樹が長門にあることを発信し、地域で誇れる農産物のPRにつなげたい」と考え、市に提案した。
市の担当者も賛同し、5月下旬に夏ミカンを4キロ収穫。貴重な生果の味を生かすため、水を一切使わず、種とへた以外はすべて利用したマーマレードに仕上げた。マーマレードは現在、マドレーヌに利用して同店で販売するが、今後ほかの菓子にも使い、地域の貴重な特産品として売り出す。
同店は農家と連携し地域の特産「長門ゆずきち」や「千両なす」を素材にしたパイやケーキを製造販売する。小泉社長は「通常の夏ミカンとは一味違う、独自の風味で原樹の個性が出ている。長門地域の特産として農家を元気づけられたら」と期待する。