紀伊 湯浅を写真仲間と一緒に歩きました。
お彼岸が過ぎて間もなくのこの日。季節がまた逆戻りしたような寒さ。
和歌山南国といえども「寒いですね」があいさつの言葉になるほどの一日でした。
そのせいか心なしか人も少なく、猫ちゃんも、警戒げにこちらを見ている。
こんにちは・・。
ここには世界遺産 熊野古道が通り、昭和に思いをはせる昔懐かしいレトロ感あふれる古い街並みが続く。
国の伝統的記念建造物保存地区に指定されているそうです。
そしてなんといっても有名な有田みかん。清見みかん、デコポン、はっさくみかんが、街道のところどころの
店頭をきれいに飾っていた。6個一袋で100円なんて安いこと。
どれもおいしそうでみんな買って帰りたいくらい・・清見みかんを買って帰りました。
そしてここは醤油の発の地としても有名。醤油資料館では、樽、道具などもそのまま展示されていて当時の様子が浮かぶほど。
黒牛大吟醸のお酒、金山寺みそが有名で、この土地でじっくり仕込んだお酒、今回は酒粕、お味噌を買ってきました。
そして、いよいよ湯浅漁港へ
しらす魚で有名だそうです。
太平洋に面した湯浅広港。安政地震津波の襲来時稲むらに火を放って目印に村人たちを誘導して助け
たということいわれる「稲むらの火」は有名でこの地震を教訓に大堤防を作り、毎年11月に「津波祭り」が
行われているそうです。津波防災教育センターも備えている「稲むらの火の館」。今回は行けなかったけれど
防災に対する認識を改めて感じさせられました。
そしてお昼ご飯はやはりしらす丼!
ふわふわのしらすがたっぷりごはんにのり、湯浅で作られた特上のおいしいだし醤油がよくしみて
おいしいこと。
絶品!本当においしかった。
潮の香りが漂う港町、昔懐かしい街並みが続く湯浅の町。静かでゆっくり歩くことができました。