おとなになってフランスに留学した話

アラフォーのフランス留学日記です🇫🇷パリの大学で学部生をしています。フランスのことや、学校生活について書いています。

遠足??

2020-07-19 22:54:00 | 日記
今日は朝から25度を超え、日中は33度とよく晴れた暑い1日でした。
かわいい友人たちとChâteau de Chambord へ。




かの有名なフランソワ1世が狩に訪れるために建設したお城です。城自体も巨大ですが、庭を含めた敷地がどこまでも続くのではと思わせるほど広大です。




フランソワ1世と言えば、イタリアで出会ったレオナルドダヴィンチをフランスへ招いたことで知られており、このChambord 城内の螺旋階段はダヴィンチが設計したと言われています。2つの階段が螺旋状に組み合わされており、下りと上りで人がすれ違わない構造になっています。
ちなみに、イタリアから馬でやってきたダヴィンチ、その馬に揺られた荷物の中にはモナリザも入っていたそう、、、



巨大なだけでなく、細部まで美しい装飾がなされています。このお城、以前は外見は美しいけど内側は見所があまりないと言われていましたが、城内部の部屋の展示も多く、さらにHistopadというタブレット端末が導入されていました。そのタブレットを持って部屋に入ると当時の城内の様子がバーチャル映像で再現されたり、細かい説明を見ることができます。




最上階テラスからの眺めも絶景です。
四方を見渡す限り城の敷地で、野生動物も生息しています。フランソワ1世はここで狩りをされたそうです。




現在、城内はマスク着用義務となっています。人は多いですが、敷地が広いため混雑している印象はありませんでした。





庭を散歩したり、カートでドライブしたりもできます。シートを広げ、木陰でピクニックをしている人もたくさんいました。

敷地内にレストランやカフェもいくつかあり、お城を眺めながらテラス席で食事も可能です。
もちろん、ソーシャルディスタンスや手指消毒は徹底されています。




実は今日でToursを立つ友人がいたのですが、パンデミックと外出禁止が重なり、ロワール川のお城巡りがほとんどできていないとのことだったので、どうにか彼女が一番行きたがっていたChambord 城訪問を実現したいと思っていたのです。
公共交通機関では不便な立地にあり、Toursから車で1時間とやや遠いため、本来はわたしがレンタカーをする予定でした。しかし、週末と夏休みが重なりなかなか車がみつからず、、、車探しを手伝ってくれていたsuper profが見かねて、私たちをお城まで送ってくれました。
おかげさまで、彼女は”最高のTours最後の1日だった!”と大満足の笑顔でした。
Super prof の優しさと彼女の笑顔、ガイドをしてくれた友人たちのおかげで、わたしにとっても良い思い出ができました:)