2007年の2月18日は、旧暦の正月(春節)です。
大晦日に当たる今日は、餃子を食べようかな~。
むかーし、子どもが小学生と中学生の時、ちょっとの間北京に住んでいましたが、そのとき旧正月というので、龍壇公園の廟会・・・縁日のようなもの・・・に行きました。
北京の4大廟会ということで、住んでいるマンションの管理事務所がバスをチャーターして連れて行ってくれました。
外国人(日本・韓国・アメリカ・ロシアetc.)の多いマンションでしたから、こんな催しがしょっちゅうありました。
風邪引いたんだか、仕事だったんだか、うちの人は行かなくて、私と子ども達だけで行きました。
なんとも心細い話です。
現地で自由行動、夕方には迎えに来るということでしたから、広い公園をゆっくりと散歩しました。広くて歩く歩く・・・
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怪しい小屋ーーーーへび女のショーとか、双頭の狼とかの怪しいペンキ塗りの絵の看板に誘われて、高い入場料(3か5元だったかな)を払って入った小屋の中は・・・
瓶づめにされた あやしい動物の剥製。確かに頭が2つ?
不思議な骨の標本。これはなんだ?
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やはり、こけおどしの看板でした!
しかし、へび女のショーは、まず、男の子二人が、熱く焼けた火の中からチェーンを出して、体に巻きつけたり、口ではさんだり・・・
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熱そう!!
その母親か姉が、ニシキヘビを体に巻きつけて登場。くねくねと踊りました。
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危ないへびだ、毒蛇だ、と言っているようでしたが、んんん。おとなしそう。
こんな見世物小屋は昔の日本ではあったんでしょうが、今は無いですね。
珍しい体験でした。
外に出てきたら、入ろうかどうしようかと迷っている人から、ほんとうに頭がイヌで腰が山羊の動物はいるのか、と看板を指して聞かれたので、いるには居たから正直に答えました。
迫力の無い見世物たちばかりでしたけど。
会場で、輪投げをしたり、小さな乗り物にのったり、日本製のゲーム機でゲームをしたり、大囲碁大会を見学したり、ほどほど楽しい廟会でした。
今は、北京オリンピック前なので、綺麗に整備されて、こんな怪しい興行は排除されているのかもしれませんね。北京はどうなってるのかなと懐かしい気持ちが募ります