
涼しくなってきたので、おかあさんの読書時間も快適になるらしい。
チョット前に借りてきた本を読んで、「重いけど忘れない」と言っていた。
『テレジンの小さな画家たち』という本の紹介が新聞に載っていたので、図書館に予約して借りてきたもの。
第2次大戦中、チェコスロバキアにあるテレジンという街の収容所で、子供たちの描いた絵が4000枚も残っていた、という内容だった。
おかあさんは、その4000枚の絵を見たくて借りた本だったけど、実際は子供たちがなぜ収容所に入れられ、なぜ絵を描くようになったのか、といういきさつと終戦後のことが書かれていたらしい。
ナチスによるユダヤ人大量虐殺については、おかあさんは何度も読んだり聞いたりしてきて知ってるつもりだったので、「え~、またあの残酷な記事を読まなきゃならないのかな」と思いながらも読み進めていった。
小学生から読める本だったので、わかりやすくしかもひとりの女の子の視点で書かれてあったので、お話として読めた。
子供たちが絵を描くようになったのは、いっしょに収容所に入っていた女性の先生が「こんなひどい環境の中だからこそ、子供たちが人間としての尊厳や誇り、日常の感動を忘れないように」との計らいで、画材も少ないところを大人たちにも協力してもらって紙や鉛筆やクレヨンなどを集めてもらって、絵を描いたり貼り絵をしたりしたという。
クリスマスの思い出や、楽しい体験を描いて少しでも平常心でいられるように皆で協力したという。
文章の上手な子はミニコミ誌を作り、回し読みして少しでも楽しくしていた。
でも、その絵を描いた子供たちのほとんどはあの大きなアウシュビッツ収容所に送られたという。
生き残ったその「ひとりの女の子」の証言によって、この絵のことがわかったらしい。
しかも、終戦後10年以上経ってから、この4000枚もの絵の存在が明らかになって、その後各地で展覧会が開かれた。
日本でも開かれたらしい・・・知らなかったわぁ。
その女の子も、ずっとあとになってもうおばあさんになってから、やっと話をする気になったという。
おかあさんは「紙は大切にしなきゃ」とつぶやいたけど・・・それだけ?
いえいえ、本当の気持ちは言葉では表せない、とのこと。

もう1冊の本は今読んでいるところ。
おかあさんの好きな女優さんのひとり、小林聡美さんの『ワタシは最高にツイている』というエッセイ。
とにかく楽しい。何度も笑っちゃう。
同居しているワンちゃんやネコちゃんのエピソードがたくさん。
すっごくかわいくて、その様子が目に浮かんでくる。
彼女はとても文才があると思う。
他に何冊か読んだことがあるけど、どれも可笑しくて楽しい。
読書はある意味、お薬のような役割をすると思う、とおかあさんは言っている。
いつも読みたい本が決まっているわけじゃなくて、こんな気分の時はこんな本が読んでみたい、とか、図書館や本屋さんを回って、あ、今はこれが読みたい気分、と自分の身体でなく気持ちが欲するものが治癒効果あり、なんだとか。
今、小林さんの本を読んでいてチョッピリ元気が出そうなおかあさん。
わたしも期待してるから、元気になってね。
チョット前に借りてきた本を読んで、「重いけど忘れない」と言っていた。
『テレジンの小さな画家たち』という本の紹介が新聞に載っていたので、図書館に予約して借りてきたもの。
第2次大戦中、チェコスロバキアにあるテレジンという街の収容所で、子供たちの描いた絵が4000枚も残っていた、という内容だった。
おかあさんは、その4000枚の絵を見たくて借りた本だったけど、実際は子供たちがなぜ収容所に入れられ、なぜ絵を描くようになったのか、といういきさつと終戦後のことが書かれていたらしい。
ナチスによるユダヤ人大量虐殺については、おかあさんは何度も読んだり聞いたりしてきて知ってるつもりだったので、「え~、またあの残酷な記事を読まなきゃならないのかな」と思いながらも読み進めていった。
小学生から読める本だったので、わかりやすくしかもひとりの女の子の視点で書かれてあったので、お話として読めた。
子供たちが絵を描くようになったのは、いっしょに収容所に入っていた女性の先生が「こんなひどい環境の中だからこそ、子供たちが人間としての尊厳や誇り、日常の感動を忘れないように」との計らいで、画材も少ないところを大人たちにも協力してもらって紙や鉛筆やクレヨンなどを集めてもらって、絵を描いたり貼り絵をしたりしたという。
クリスマスの思い出や、楽しい体験を描いて少しでも平常心でいられるように皆で協力したという。
文章の上手な子はミニコミ誌を作り、回し読みして少しでも楽しくしていた。
でも、その絵を描いた子供たちのほとんどはあの大きなアウシュビッツ収容所に送られたという。
生き残ったその「ひとりの女の子」の証言によって、この絵のことがわかったらしい。
しかも、終戦後10年以上経ってから、この4000枚もの絵の存在が明らかになって、その後各地で展覧会が開かれた。
日本でも開かれたらしい・・・知らなかったわぁ。
その女の子も、ずっとあとになってもうおばあさんになってから、やっと話をする気になったという。
おかあさんは「紙は大切にしなきゃ」とつぶやいたけど・・・それだけ?
いえいえ、本当の気持ちは言葉では表せない、とのこと。

もう1冊の本は今読んでいるところ。
おかあさんの好きな女優さんのひとり、小林聡美さんの『ワタシは最高にツイている』というエッセイ。
とにかく楽しい。何度も笑っちゃう。
同居しているワンちゃんやネコちゃんのエピソードがたくさん。
すっごくかわいくて、その様子が目に浮かんでくる。
彼女はとても文才があると思う。
他に何冊か読んだことがあるけど、どれも可笑しくて楽しい。
読書はある意味、お薬のような役割をすると思う、とおかあさんは言っている。
いつも読みたい本が決まっているわけじゃなくて、こんな気分の時はこんな本が読んでみたい、とか、図書館や本屋さんを回って、あ、今はこれが読みたい気分、と自分の身体でなく気持ちが欲するものが治癒効果あり、なんだとか。
今、小林さんの本を読んでいてチョッピリ元気が出そうなおかあさん。
わたしも期待してるから、元気になってね。
涼しくなると本が読みたくなるものにゃんかな?
えふ母さんも昨日めずらしく読書をしてると思ったら「ベルセルク」と
いう劇画にゃ。
昔、アニメでやってたのを観て続きを単行本で読むようになったとか。
昨日36巻が発売されてお兄ちゃんに買ってきてもらってましたにゃ。
えふ母さんは好きなミュージシャンがいます。たくさんのCDの中に
カート・ヴォネガットのSF 小説「猫のゆりかご」をイメージして
作られてるのがあり、興味がわいて春頃読んでにゃんけど・・
「かわいらしい題名とはかけ離れたようなギャグ小説なのよ。なんか
読みにくくて途中で止めちゃったわ」だそうですにゃ。
でも、再挑戦するような事も言ってましたにゃ。
ココちゃんのお母さんはなかなかの読書家ですにゃん。えふ母さんは
「ネットを始めてから本を読まなくなったわ」とも言ってましたにゃ。
好きなアーチストがイメージして創った曲のもとが、ある小説だったりすると読みたくなる気持ち解るわあ、っておかあさんも言ってた。
でも、その小説が自分好みかどうかは別問題らしい・・・。
ネットには、いろんな本の情報があるからある意味読まなくても分かっちゃうところあるもんね。
おかあさんは新聞の「ねこのきもち」の広告を読んで、わたしのことを分かったつもりでいるのよ~。