3月の三人娘に期待大ですね・・顔良し、演技良し マオ、ミキ、ナカ
村主の世界は心の演技は素晴らしい・・金属、筋肉疲労が・・画から感じられた
世界選手権 チケット代が高い、お子さん、家族で観に行くのは大変な額に成りますね
フィギュアスケートの世界選手権(来年3月、東京)などの代表選考会を兼ねた第75回全日本選手権大会最終日は29日、女子とアイスダンスのフリーを行った。女子は、ショートプログラム(SP)1位の浅田真央(愛知・中京大中京高)がフリーでもトップの140.62点をマークし、合計211.76点で初優勝した。SP2位の安藤美姫(トヨタ自動車)が185.65点で2位、SP3位の中野友加里(早大)が3位。前回優勝の村主章枝(avex)はSPの出遅れが響き、4位に終わった。
アイスダンスは、渡辺心、木戸章之組(新横浜プリンスク)が4連覇を達成した。
28日にフリーが行われた男子は、SP首位の高橋大輔(関大)が合計256.08点で2連覇を果たした。SP2位の織田信成(同)は合計235.66点の2位。南里康晴(中村学園大)が3位に入った。
◇涙…「ミラクル・マオ」が完全復活
泣いていた。いつも笑顔の浅田真が、涙を流しながらリンクを引き上げた。今季初めてトリプルアクセル(3回転半)に成功。悩みから脱した安堵(あんど)感が16歳の少女を包んでいた。
演技の冒頭で挑んだ大技。「練習ですごくいい感じだった。何も考えず、思い切り跳んだ」と振り返った通り、スピードに乗り、高さも十分だった。赤いコスチュームの体が空中で3回転半し、きれいに着氷。その後は小気味のいい演技で観客を引き込み、序盤のサーキュラーステップから手拍子が沸き起こった。ダブルアクセルに続く二つ目のジャンプが2回転となったほかは、完ぺきな演技だった。
浅田真は人前で泣いたのも、うれし涙も初めてという。その理由を問われて「トリプルアクセルを今季初めて跳べて、自分の力を出せたことがうれしかった」。今季は米国に拠点を移したが、当初作ったプログラムが合わずに変えるなど、始動がやや遅れた。「レベルアップしよう」とトリプルアクセルの前にステップを入れるなど難度を高めたが、試合ではその大技が決まらない。GPファイナルでは転倒し、2連覇を逃した。初めてぶつかる壁を、練習で培った自信で乗り越えた。
合計211.76点は、NHK杯で出した国際スケート連盟(ISU)公認女子歴代最高の199.52点を、はるかに上回る。今大会はISU公認ではなく、得点が高い傾向にあるとはいえ驚異的な数字だ。来年3月の世界選手権に向け、「ミラクル・マオ」が完全復活した。【来住哲司】
○…SP5位と出遅れた村主はフリーも本来の出来から程遠く4位。2連覇を逃し、世界選手権代表からも漏れた。3回転フリップと3回転サルコウは両足着氷で回転不足。曲の終了に演技が間に合わず、締めの高速スピンは封印せざるを得なかった
さあ夢の200点超えだ!!世界選手権(来年3月・東京体育館)の代表選考会を兼ねたフィギュアスケートの第75回全日本選手権第2日は28日、名古屋市総合体育館で注目の女子ショートプログラム(SP)が行われ、浅田真央(16=中京大中京高)が、コーエン(米国)の持つ71・12点を上回る“世界最高得点”の71・14点をマークし首位に立った。29日のフリーに向け、ノーミス&200点超えのパーフェクト優勝を宣言した。2位に69・50の“自己ベスト”を出した安藤美姫(19=トヨタ自動車)がつけている。 迷いのない言葉だった。「トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を跳んで、ノーミスなら200点を出せると思います」。SPで“世界最高”の71・14点をマークした直後、浅田真は約100人の報道陣を前に目標を口にした。フリーで128・86点以上を記録すれば、世界選手権2度優勝のスルツカヤも、トリノ五輪銀メダルのコーエンも成しえなかった合計200点の大台を突破できる。2日のNHK杯のフリーでは130・02点を出しており、決して届かない数字ではない。
スケートを始めた5歳から滑ってきた地元・名古屋で本領を発揮した。同じグループで、先に滑った安藤が好演技を見せたが動じなかった。ショパンの「ノクターン」に乗り、序盤の3回転ルッツ、3回転フリップ―3回転ループと難度の高いジャンプを完ぺきに決めた。スパイラル、スピンでは大人の雰囲気を漂わせ、観衆を引き込んだ。納得のいく3分間の演技は“自己ベスト”の高得点となって表れた。
「すごく落ち着いてできたので良かった。練習でも調子が良かったし、前から滑っていたレインボーホールだったので安心した。みんなが声援してくれたので、力になりました」
モチベーションは高かった。16日のGPファイナルで2位となり、世界選手権代表の座を確実にしたものの、同い年のライバル、韓国のキム・ユナに敗れたことが頭から離れなかった。18日に帰国し、実家で愛犬のトイプードル「エアロ」と触れあったが、悔しさは消えなかった。
休みも取らず、早朝6時から練習を重ねた。3月の世界選手権(東京)の切符を狙うライバルらがしのぎを削る中、既に代表を内定させていることから、世界選手権を見据えてレベルアップを図った成果を出した。SPではスケートアメリカから4試合連続で首位に立ち「曲に合わせようと思って滑っているので、ジャンプのことを考えずにできている」と自己分析した。
今大会は国際スケート連盟主催大会ではないため認定記録としては扱われないが、71・14点は男子の上位クラスに匹敵する。2位の安藤も好調を維持し、小差で追っているためフリーはハイレベルな戦いが予想される。カギを握るのは今季1度も成功させていないトリプルアクセルだ。GPファイナルでは転倒したが「ファイナルでは自分の気持ちが駄目だった。今は昔と変わらない気持ちでやっている。プレッシャーもない」。怖いもの知らずの勢いを見せたミラクル真央の強さが、戻ってきた。
≪フリー滑走順が決まる≫フリーの滑走順抽選が、SP終了後に行われ、首位の浅田真が21番、2位の安藤が23番に決まった。3位の中野は20番、4位の恩田が19番、6位の浅田舞が最終24番滑走と最終グループ6人の中に愛知県生まれの5人が入った。SP5位と出遅れた昨年優勝の村主は22番で演技する。 [ 12月29日 6時5分 更新 ]
真央 世界最高点・・
2007年3月3人娘の活躍は