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錦織健プロデュ-ス・ドン・ジョヴァンニ  二期会・フィガロの結婚

2006-09-19 | 藤原歌劇団 ・二期会

         ハーモニーホール座間 2F2H-28 4千円 妥当な額
中ホールで音響は良好と感じました 2階後方でも視界良好でした・・
只、聴衆が集中力乏しい人が多い・・
 相武台前駅から神奈中バスで・・バス車内でお菓子、傘等販売を・・
田舎を感じさせます・・運転手さん 安全運転左右確認、次の停留場案内等が
最高でした・・氣持ちが良い・・帰り雨で駅まで徒歩、濡れた・・

 オケ初見・初聴き??弾き込みが薄い?
指揮・現田・・川崎でレクイエムが最高で 足を運ぶ

全てが平凡?ハテナ はてな?で終わって・・何が感じえない・・
前日はソナタで酔いしれ・・今日はオペラで氣持ち良く・・ウトウト眠い
 錦織 健プロデュ-ス と冠が・・演出、装置が貧弱かな??
大きなホール 上野、大宮では 覚悟の上 観に、聴きに行く事ですか??

救われたのがご両人・・
 存在感が際だっていた澤畑さんの演技、ヤヤ高音声域が不安てでしたが
 錦織、歌唱に安定感があり・・二人が輝いていました。

肝心の主役とレポレロ・・個性が薄く、声量と歌唱力が欲しい役柄ですが??
 中年・初老の色好みとして観れば面白いのかな
演出は主役、脇役が交互に舞台中央で歌う・・演技が無い??
 ドン・ジョヴァンニ
原語上演、字幕付。 [演出]伊藤隆浩
[指揮]現田茂夫 ◎
    指揮・・歌手、オケの隠れた能力を引き出すまでには至らなかった?
音に煥発さ、呼吸感が不足で・・回を重ねてアンサンブルが良く成るのかな

ドン・オッターヴィオ 錦織健(テノール)◎◎◎
ドンナ・アンナ 大倉由紀枝(ソプラノ)◎◎
ドン・ジョヴァンニ 大島幾雄(バリトン) レポレロ 池田直樹
ドンナ・エルヴィラ 澤畑恵美◎◎◎
ツェルニーナ 足立さつき レポレロ 池田直樹
  マゼット 三浦克次  騎士長 志村文彦
[演奏]オペラハウス管弦楽団 △[合唱]ラガッツィ△

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ハシゴで一,二幕を観ました・・後、内田光子ピアノリサイタルへ
亜門演出が動きが細やか・・中々のものと感じました
指揮者の歌心が 一音に輝きがオケが序曲から良く反応していた
フィガロ歌いが実に上手い・・気持ち良い声域が
後、お目当ての林 ケルビーノ 黒田 伯爵
1,2幕で際だった存在感がありましたね

スザンナ 一幕は、綺麗な声と演技も良かったですね・・二幕で息切れ?
伯爵夫人 何れも重たすぎ?軽やかな歌唱の中に、陰・影を醸し出すのが・・
             オーチャード 2F 7-7 5千円 安い
「フィガロの結婚」
■公演日:2006年9月18日(月)
■会場: オーチャードホール   原語上演、字幕付。
[演出]宮本亜門 [指揮]マンフレッド・ホーネック
[演奏]読売日本交響楽団 [合唱]二期会合唱団
モーツァルト作曲
「フィガロの結婚」
Mozart "Le Nozze di Figaro"
字幕付原語(イタリア語)上演
 フィガロはいよいよ恋人スザンナと婚礼の日を迎える。伯爵は奥方の小間使いである彼女に邪(よこしま)な想いを寄せ、あの手この手でモノにせんと企んでいる。一方小姓ケルビーノは夫の愛が離れ寂しげな伯爵夫人に熱を上げ思わぬ展開に。
伯爵は屋敷の男連中や借金のカタにフィガロに結婚を迫るマルチェリーナと手を組み婚礼阻止を図る。それが効を奏してか、遂に伯爵はスザンナから闇夜への誘いを受ける。それを知った新郎フィガロの怒りは?
公演監督:近藤政伸  舞台監督:大仁田雅彦
装置:ニール・パテル 衣裳:前田文子
照明:大島祐夫    演出助手:高岸未朝
振付:麻咲梨乃
管弦楽:読売日本交響楽団  合唱: 二期会合唱団
主催:財団法人東京二期会
伯 爵  黒田 博 ◎◎◎◎   伯爵夫人 佐々木 典子
フィガロ 山下 浩司◎◎◎◎
スザンナ 薗田 真木子◎ ケルビーノ 林 美智子◎◎◎
バルトロ 鹿野由之  マルチェリーナ 竹本節子
ドン・バジリオ 経種廉彦 ドン・クルツィオ 牧川修一
アントニオ 筒井修平 バルバリーナ 赤星啓子
花娘1 赤羽佐東子  花娘2 岩田真奈

関連情報・宮本亜門プロダクション「フィガロの結婚」
よこすか芸術劇場(10月15日)公演 
指揮:現田茂夫 神奈川フィルハーモニー管弦楽団
主催:財団法人横須賀芸術文化財団  制作:東京二期会

マンフレード・ホーネック Manfred Honeck
 生粋のオーストリア人であるマンフレード・ホーネックは、ウィーン音楽大学に学び、ウィーン・フィル、ウィーン国立歌劇場管弦楽団、「ジュネスミュージック」オーケストラのメンバーとして長年活躍し、現在は指揮者として活動中。 
 彼の指揮者としてのキャリアはウィーンで、クラウディオ・アバドのアシスタントから始まった。91年から96年にかけてチューリヒ歌劇場の第一カペルマイスターを務め、93年からはヨーロッパ指揮者団に名を連ねるようになる。のち、オスロ・ノルウェー国立歌劇場の指揮者も短期間務めた。
  
演出家
宮本亜門 MIYAMOTO AMON    東京生まれ。
 出演者、振付師を経て、2年間ロンドン、ニューヨークに留学。帰国後の87年にオリジナルミュージカル「アイ・ガット・マーマン」でデビュー。翌88年には、同作品で「昭和63年度文化庁芸術祭賞」を受賞。
 

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大島幾雄 おおしま・いくお
(ドン・ジョヴァンニ/バリトン )
桐朋学園大学卒業。文化庁オペラ研修所修了。第7回ジロー・オペラ賞を受賞。文化庁派遣芸術家在外研修員としてミラノに留学。美声と豊かな音楽性を持ち早くから逸材として注目を浴びる。難役「ヴォツェック」(ベルク)のタイトル・ロールで見事な歌唱を聴かせ一躍評価を高めた。コンサート歌手としても幅広い作品のソリストとして多くの実績を持つ。二期会会員。
  大倉由紀枝 おおくら・ゆきえ
(ドンナ・アンナ/ソプラノ)
国立音楽大学卒業。東京藝術大学大学院修了。第13回民音コンクール第1位受賞。イタリアに留学。新国立劇場・二期会共催公演「アラベッラ」のタイトル・ロール、二期会=ケルン市立歌劇場共同制作「ばらの騎士」の元帥夫人と相次いでR.シュトラウスの大役を演じる。国内外の著名な指揮者やオーケストラと数多く共演している。二期会会員
佐藤しのぶ さとう・しのぶ
(ドンナ・アンナ/ソプラノ)
抜きんでた歌唱、迫真の演技、そして華麗な舞台姿は、100年に一人の大器と絶賛される。「椿姫」「トスカ」「蝶々夫人」などのタイトル・ロールを次々に演じ、1998年11月には「蝶々夫人」でウィーン国立歌劇場主役デビュー。その後もケルン市立歌劇場やベルリン・ドイツ・オペラなどで次々主役を歌っている。都民栄誉章、ジロー・オペラ賞大賞等を受賞。
澤畑恵美 さわはた・えみ
(ドンナ・エルヴィラ/ソプラノ)
国立音楽大学卒業。同大学大学院修了。文化庁オペラ研修所修了。第58回日本音楽コンクール声楽部門第1位。第21回ジロー・オペラ賞受賞。文化庁派遣芸術家在外研修員としてミラノへ留学。早くからその才能は評価され、二期会創立50周年記念公演「ばらの騎士」ゾフィー役では名演出家G.クレーマより最大級の賛辞が寄せられた。二期会会員。
足立さつき あだち・さつき
(ツェルリーナ/ソプラノ
武蔵野音楽大学、同大学院修了。1991年より文化庁派遣研修員としてミラノに2年間留学。オペラや、リサイタル、テレビ・ラジオの出演等、各方面で好評を得ている。今年12月8日にはデビュー20周年のリサイタルを紀尾井ホールで行う予定。1986年ニッカ椿姫新人賞第1位。1992年村松賞受賞。平成16年度兵庫県芸術奨励賞受賞。二期会会員。 池田直樹 いけだ・なおき
(レポレロ/バス・バリトン)
東京藝術大学卒業。同大学院修了。第10回東京国際音楽コンクール第2位、第7回ジロー・オペラ賞受賞。文化庁芸術家在外研修員としてミュンヘンに留学。重厚また軽妙な役の何れも常に高く評価され、オペラ界には欠く事のできない存在となっている。多彩な企画や演出でも注目を集め、演劇俳優としても活動する等、幅広く活躍している。二期会会員
錦織健 にしきおり・けん
(ドン・オッターヴィオ/テノール)
国立音楽大学卒業。文化庁オペラ研修所第5期修了。ミラノ及びウィーンに留学。数多くの賞を受賞。1986年デビュー後、数多くのオペラ公演に出演、宗教曲等オーケストラ作品のソリストとしても高く評価を受けている他、リサイタルや2回のNHK紅白歌合戦を始めとするテレビやラジオ番組への出演等ジャンルを超えた活動を行っている。二期会会員。
三浦克次 みうら・かつじ
(騎士長/バス・バリトン)
明治大学法学部卒業後、東京声専音楽学校卒業。国際ロータリー財団と五島記念財団の奨学金を受けてローマに2度留学。バスティアニーニ国際声楽コンクール第3位。ジロー・オペラ賞受賞。藤原歌劇団や新国立劇場等の数多くのオペラに出演。コンサートや宗教曲のソロでも活躍。藤原歌劇団団員。
http://miura.music-web.info
志村文彦 しむら・ふみひこ
(マゼット/バス・バリトン)
武蔵野音楽大学卒業、同大学院修了。第22回イタリア声楽コンコルソ・ミラノ部門金賞受賞。第27回日伊声楽コンコルソ第1位。平成3年度文化庁芸術インターンシップ研修員。二期会公演「ドン・ジョヴァンニ」の騎士長でデビュー。以後数多くのオペラ公演に出演、また「第九」、「ロ短調ミサ」等のソリストとして主要オーケストラと共演している。二期会会員。
現田茂夫 げんだ・しげお
(音楽監督・指揮)
神奈川フィルハーモニー管弦楽団常任指揮者。1986年、二期会オペラ「ヘンゼルとグレーテル」でオペラ・デビュー後、国内外を問わず数多くのオペラを指揮。オーケストラコンサートでも国内の主要オーケストラと共演している。また、2003,2004年と連続して、世界的チェリストのロストロポーヴィチと共演をし、好評を博した。
オペラハウス管弦楽団
大阪音楽大学「ザ・カレッジ・オペラハウス」の専属オーケストラとして、1988年4月に組織。関西歌劇団をはじめ、1996年のヒューストン・グランド・オペラ日本公演(ガーシュウィン作曲「ポーギーとベス」)、2002年2月の錦織健プロデュース・オペラなどに出演し好評を得てきた。常任指揮者に山下一史を擁し、近年ではコンサートでも高く評価されている。

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