「はじまりは日本舞踊」 

 美作流との出会いが人生をかえました。世界はあざやかに輝き、心は自由に、踊っている時間は本当の自分に戻れる気がします。

二回戦突破 長野日大快挙

2009年08月17日 | 日本舞踊
甲子園二回戦目、長野日大勝ちました。なんと名門奈良の天理高校に勝っちゃいました。

投手の加藤くんは隣組です。父が宣伝せよと言っているので大声で。二年生なのにもう試合で投げています。八沢地区のヒーローです。

試合終了後すぐに信濃毎日新聞の号外がポストインされました。すごい早い!
父が貰ってきた応援グッズと一緒に記念撮影。

近所のおじ様方は、20名近く今日もバスで応援に行ってます。商店街なのに商売そっちのけで行ってます。今日は心なしか人気がないみたい・・。というか、まだそんなに人いたんだ~、とちょっと驚き。

父は今日胃カメラ検査、三回戦も病院に行く日らしく、決勝位まで残らないと応援には行かれません。


ガンバレ長野日大!

思想の美作?

2009年08月17日 | 日本舞踊
五木寛之さんの「他力」を読んでいます。その中で、冒頭から浄土真宗の事が出て参りました。

仏教についても(笑)無知な私は、「マンガ歎異抄」(解りやすいマンガ版ですけど・・)を読んでみました。

親鸞に師事した唯円さんというお坊さんが書いたもの。親鸞上人の正しい教えが間違って広められている事を嘆いて、皆が迷わないよう、上人の言葉を思い出しながら書いたそうです。そういえば中学生の時に教科書で見たかなあ・・お恥ずかしい限り。

何せマンガ版ですから、パパッと読めてこれは現代的。

やれ所得の倍増だの、消費を増やせだとか100年に一度の不況だとか、世の中を見回せば不安と苛立ちの連続。この先どうなるか分からないけど、あんまり良くはならないんじゃないの。なんて皆密かに思っている今日この頃。

月並みな言葉ですが
心の拠り所 となる何かがきっと必要なんだと思います。

何か大きな力によって生かされ、また死んでいく。

いい意味での諦めが、穏やかな心情を与えてくれるのかもしれません。



私自身は宗教と聞けばまず身構える。
何か下心があるに違いないと疑ってかかります。

でも元の教えは本当に素晴らしいもので、民衆の救いになってきたもの。

しなやかに生きていく為に必要なもの、
思想です。

自分以外の何か大きな力によって全てが回っているという感覚。


私は踊りというものに出会って、師匠から様々な考えをお聞きしてきました。そして正にこういった感覚を味わってきました。軽い言葉で言えば、流れに乗る。大きな波に身を任せれば、皆が自分の力以上の力が出せます。でもそこに飲み込まれて消えることなく、確かに自分がそこにいる。そしてその波はだんだんと大きくなり、より沢山の人を巻き込み、それぞれに救いを与えてくれます。

お家元の神通力も、あながち間違いではありません。

美作流はまさに思想です(笑)。
だから私も小さな思想家(苦笑)。
もっとお勉強イタシマス。