残虐な人権侵害に国連も制裁
イラクとシリアの両国で支配地域を広げている過激組織「イスラム国」は、2003年の米国のイラク侵攻後に武装反乱に参加した指導者バグダディ氏がアルカイダ傘下の組織から分かれて作った「イラクのイスラム国」が前身です。11年に発生したシリア内戦にも加わり、突出した軍事力と残虐性で影響力を拡大しました。
戦闘員は外国人を含め現在3万人を超える(米ブルッキングズ研究所の昨年 . . . 本文を読む
厚生労働省は16日、労働政策審議会(労政審)に「残業代ゼロ」「過労死促進」となる労働時間法制の改悪案を提案しました。安倍政権は、労政審での議論をへて、労働基準法改悪案を通常国会に提出しようとしています。日本の労働者の働き方はどうなるのか。労働者の実態から、制度の問題点と労働時間短縮の課題を考えます。(深山直人、行沢寛史)
今でも“長時間大国”
労使協定で&ldquo . . . 本文を読む
フランスの風刺週刊紙シャルリエブドが銃撃事件後初めて発行した特別号の表紙で再びイスラム教預言者ムハンマドの風刺画を載せ、新たな世界的な論争を呼んでいます。世界各地のイスラム教徒の抗議に加えて、表現そのものに厳しい評価を下す識者も少なくありません。
英紙ガーディアン13日付(以下新聞はいずれも電子版)は、特別号の表紙絵について、「発行にこぎつけたこと自体が称賛に値する」などの3人の擁護論ととも . . . 本文を読む
安倍内閣は2015年度総務省予算案で、税・社会保障の「共通番号(マイナンバー)制」の2016年1月からの運用開始に向け、個人番号カードの発行など前年度の倍近い640億円を計上しました。まだ実施されてもいないのに、使用が認められていない奨学金制度にまで利用範囲を広げることも盛り込みました。
全国民に付ける番号を通知するカードの送付(15年10月)と、氏名や住所、生年月日、性別、顔写真の入った個 . . . 本文を読む
300人以上の女性が呼びかけた「女の平和」国会ヒューマンチェーンが17日行われ、赤いコート、帽子、マフラー、ストッキング、靴などを身につけた7000人以上の女性が国会を二重、三重に包囲しました。つないだ手を高く上げ、「集団的自衛権の行使を認めません」「だれ一人戦争には行かせません」と声を響かせました。
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