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住民より米軍都合か ― 岩国基地強化で安倍政権批判

2017-02-25 | 安保・沖縄を問う!アメリカの占領下か!

 日本共産党の大平喜信議員は22日、米軍岩国基地(山口県岩国市)が、空母艦載機移駐などにより東アジア最大級の航空基地に強化されようとしている問題を告発。住民の暮らしや安全より米軍の都合を優先する「日米同盟第一」の安倍政権をきびしく批判しました。

 大平氏は、2006年の当初計画から、米軍の都合によって艦載機の機種や機数が大きく変わっていること、防音工事が必要な騒音の激しい「一種地域」が当初計画より150ヘクタール、東京ドーム32個分も増える見込みであることなどを確認し、「きわめて大きな変更であり、ただちに住民説明会を開催すべきだ」と要求。稲田朋美防衛相は「説明会開催の必要はない」と開き直りました。

 さらに大平氏は、早期警戒機E2Dの移駐前訓練について、「整備・支援部隊は岩国に残留するのか」と質問。「米軍の運用の問題で承知していない」と答弁した稲田防衛相に、岩国基地のホームページに載っている「(E2Dの部隊は)既に岩国基地やそのテナント部隊と一体化している」という海軍中佐の発言を示し、「自治体の判断を前にした移駐計画の前倒しであり、準備行為だなどというごまかしは許されない」と批判しました。

 

米軍優先の新設批判
     艦載機訓練空域設定ただす

 日本共産党の塩川鉄也議員は22日、国が山陰沖と四国沖に新たに設定した米軍の訓練空域と、CV22オスプレイ配備問題についてただしました。

 米軍厚木基地の空母艦載機部隊が岩国基地へ移駐する計画を受けて、山陰沖と四国沖に「岩国臨時留保空域」が新たに設定されました

 塩川氏は、民間航空路線が過密であり、自衛隊の訓練空域を民間航空が使用する「調整経路」が新たに設けられていることを指摘。「航空機(便数)の増大によって錯そうしている空域に、新たに米軍の訓練空域を設定することは極めて危険だ」と批判しました。

 国土交通省航空局の坂野公治交通管制部長は「空域と時間を限定し安全を確保する」と答弁。塩川氏は「米軍の都合だけを優先した空域設定は認められない」と強調しました。

 また、塩川氏はCV22オスプレイの低空飛行について取り上げ「CV22は最低安全高度以下の低空飛行を行うのか」と質問。防衛省の谷井淳志地方協力局次長は「運用の安全性を確保するために行うこともあり得る」と述べ、高度150メートル以下の飛行を認める姿勢を示しました。

 塩川氏は夜間低空飛行を行うCV22、MV22両オスプレイの配備撤回、米軍機の訓練飛行中止を求めました。


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