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「学生ローン」じゃない 本物の奨学金こそ ― 国会前で学生訴え

2016-11-19 | 教育・保育・子育てを考える

 学生ローンではない、本物の奨学金制度を求めて18日夜、国会前で学生たちが緊急アクションを行いました。約200人が参加。奨学金を借りている学生らがスピーチし、「多くの学生が奨学金という借金に苦しんでいる」「誰もが安心して学べる制度にしてほしい」と訴えました。


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(写真)本物の奨学金を求めて声を上げる学生緊急アクション参加者=18日、国会正門前

緊急アクション

 参加者は、「学費を下げろ」「NO DEBT(借金)」などと書かれたプラカードでアピールし、「僕らは自由に学びたいんだ」「返還いらない奨学金を」とコールしました。

 スピーチした、貸与制奨学金を借りている大学3年の男性(20)は、「利子がついた返済額は、およそ300万円です。僕以上に借りている学生もいる。返せるか不安で利用しなかった友人もいる。日本の奨学金制度は、若者が自由に学ぶ権利を奪っている」と語りました。

 行動では、「奨学金の会」会長の三輪定宣さん(千葉大学名誉教授)、ママの会@埼玉のメンバーも発言しました。

 日本共産党から、小池晃書記局長、大平喜信、畑野君枝両衆院議員、吉良よし子参院議員が参加。あいさつした小池氏は、「受給者の半数に給付制奨学金を支給し、さらに拡充させる」という党の政策を紹介。「野党が力を合わせて、本物の奨学金を実現させたい」とのべました。

 社民党の福島瑞穂参院議員のメッセージが紹介されました。

 行動を呼びかけたのは、「Rights to Study」です。メンバーは、首都圏の大学生が中心。学生の実態にあった、給付制奨学金の実現などを求めています。今回が初めての行動です。




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