「核兵器禁止条約Welcome♪Peaceパレード運営有志の会」は16日、広島市の繁華街で、被爆地ヒロシマから核兵器禁止条約の歓迎と日本政府に条約の批准を求めるアピール宣伝を行いました。被爆者や若者ら約40人が大きな折り鶴や風船などを持ち、鈴を鳴らし、「核兵器っていらんじゃろ」「ほうじゃ(そうだ)、ほうじゃ」などと唱和しながら、平和公園まで元気よく歩きました。
(写真)折り鶴や風船などを持ち、平和公園まで
行進する参加者ら=16日、広島市
出発にあたり、県被団協の佐久間邦彦理事長(72)は「核兵器禁止条約は第一歩です。核兵器禁止から廃絶をめざし、一緒に声を上げよう」と呼びかけました。
「ヒバクシャ国際署名」のキャンペーンリーダーを務める林田光弘さん(25)は「幅広い世代で声を上げ続けることが大切」と訴えました。パレードの案内ビラを見て参加を決めた男性(27)は「核兵器がなぜいけないのか、どうして歩くのかなど、よく伝わりました」と語りました。