30日投票の横浜市長選で24日夜、自民・公明推薦の現職・林文子候補を激しく追い上げる伊藤ひろたか候補(39)=無新=を支持している「市民の市長をつくる会」が南区内で決起集会を開き、参加者は、市民と野党の共同の力で必ず勝利しようと決意を固めました。
カジノ反対・中学校給食・高齢者対策
力強く決意表明
宣伝を終えた伊藤氏が駆け付け、横浜市政には、カジノ誘致と中学校給食実現の問題だけでなく、高齢化対策の課題などがあると強調。「地域の実情をきめ細かく把握し、改善できるのは、3期10年間市議会議員をして、市政に向き合ってきた私にしかできないことです。あと5日間、林市長の背中をとらえて、最後は『差し切る』。最後の最後までしっかりとたたかいます」と力強く表明しました。
日本共産党の穀田恵二衆院議員が特別報告。仙台市長選に続き、横浜市長選で市民と野党の共同候補が自公推薦候補に勝利すれば、日本の政治全体に大きな影響を及ぼすと語り「横浜でも必ず勝利しよう」と訴えました。
仙台市長選で当選した郡(こおり)和子氏の選挙対策本部長を務めた新里宏二弁護士も報告し、支援者一人ひとりに支持拡大を呼びかけたこと、投票率を上げようと大規模なメガホン宣伝に取り組んで選挙の雰囲気を盛り上げたことを紹介。「“仙台から安倍1強政治を変えていこう、国民の声を届けよう”との訴えが大きな支持を得た。都議選、仙台市長選に続き、横浜からも日本の政治を変えよう」と強調しました。
日本共産党の田母神悟県委員長は、「カジノより中学校給食を」の願いが市民の中に大きく広がり林候補を追い詰めている情勢を語り、「現職に対抗できるのは野党と市民が共同している伊藤候補だとの押し出しを一気に強め、猛奮闘で追い越そう」と呼びかけました。
自由党県連の樋高剛代表が出席し、「全国最大の政令市の市長選の結果が国政を変える可能性は高い。市民のための政治を取り戻そう」と訴えました。
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