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ヘイトデモ市民阻止 ― 川崎市 1000人が緊急抗議行動

2017-07-17 | 人権・生存権・労働者の権利を守ろう

 川崎市の中原区平和公園で16日、ヘイトスピーチ(差別扇動行為)が行われようとしましたが、「『ヘイトスピーチを許さない』かわさき市民ネットワーク」が約1000人(主催者発表)で抗議行動を行い、中止に追い込みました。

                             写真      
                                   (写真)1000人以上の参加者が「川崎でヘイト   
                                   は許さない」と声を上げる抗議行動
                                                 =16日、川崎市中原区

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 今回のヘイトデモについて、神奈川県公安委員会は12日、県公安条例に基づき許可。同県警も道路交通法に基づいて道路の使用を許可しました

 同ネットワーク代表の三浦知人さんは「いまだ市民の力でしかヘイトデモを止められないこの川崎でヘイトスピーチデモは許さないことを、市民の力で示していきたい」と訴えました。

 抗議デモに初めて参加した中村果鈴さん(24)=川崎市=は「ヘイトスピーチは、人々の平和を脅かす。ヘイトを止める何かをしたい」と決意を語りました。知り合いに誘われて参加した女性(25)=東京都大田区=は「『ともに生きていく』というスローガンに魅力を感じた」と話しました。

 在日3世の崔江以子(チェ・カンイヂャ)さんは「私たちは負けてない。行政が条例で法整備し、いつの日か市民が止めなくてもヘイトデモができなくなる、その希望への一歩です」と訴えました。

 日本共産党の畑野君枝衆院議員と民進党の有田芳生参院議員がスピーチしました。


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