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“野党統一候補 早く” ― 衆院東京10区、福岡6区補選 市民団体が共同声明  

2016-10-02 | 安保法制=戦争法を廃止にするまで

10月23日投開票の衆院補欠選挙(東京10区、福岡6区)で、市民と野党の共闘を求めて活動する市民団体が30日、民進党や日本共産党、生活の党、社民党に早期に野党統一候補を実現するよう改めて呼びかけました。東京10区内の市民がつくる「TeNネットワーク2016」(TeN16)が東京・豊島区で記者会見を開き、福岡6区で活動する「みんなで選挙ふくおか ちっご」との共同声明を発表しました。

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                           (写真)記者会見するTeNネットワーク2016のメンバーら
                                                             =30日、東京都豊島

 声明は、両選挙区内で統一候補実現に向けた市民の取り組みが広がっていると紹介。「私たち市民の、野党共闘によって安倍政権の暴走を止めたいという願いは、いささかも弱まることはありません」と強調し、「一刻も早い野党統一候補の実現をつよく要望いたします」と述べています。

 会見で「TeN16」の森田彦一共同代表は、各党に政策協定案を提案しているものの話し合いが進んでいないとして、「このままでは今度の選挙、とても勝てない」と発言。戦争法を廃止し立憲主義の回復をめざす統一候補の実現と選挙勝利のため、運動を強めると語るとともに、全国的な支援も求めました。

 会見に同席した「安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合」の高田健氏は、「政党は市民の声に真剣に向き合ってほしい。安倍政権を本当に倒したいならば力をあわせるべきだ」と発言。「選挙に勝つには一日一日が勝負だ。これ以上(候補者決定を)引き延ばしたら選挙をたたかえなくなる」と述べました。


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