棒ほど願って 2 2018-07-05 17:51:34 | 原発震災避難者 「天を幕とし地を席とする」 といった言葉がある 志の大きく 広いさまを表現しているのだが 若者たるもの これくらいの気持ちでなくてはならないだろう 小学生に 将来 なんになりたいのかと尋ねても 「まさか 本気かい」と驚くような答えは ほとんど返ってこない 悲しい現実ですなぁ (3につづく)
棒ほど願って 1 2018-07-05 14:18:30 | 原発震災避難者 日本のことわざに 「棒ほど願って針ほど叶う」 とある 志を大きくもち 一生懸命に努力しても 現実に得られるものは ほんのわずかである まして大志も抱かず さして苦労もしなければ 一生の間になにほどのことができようか 志は大きく 願望は高いほどよい ・・・ との意味である (2につづく)
目からうろこ 3 2018-07-04 11:49:50 | 原発震災避難者 ある時点で 急速に進歩する ハッと真理に気づく といったきっかけになるのは 他の人々からの忠告や注意ではない 自分はやればできるという信念を もつかどうかである きわめて主観的な体験によって 自信は生れ 能力は伸びていきます
目からうろこ 2 2018-07-04 07:03:06 | 原発震災避難者 迷いに迷っていた者が なにかの拍子に ハッと真理に目を開く 魚の目にうろこがついていたのがとれて 急に視界が広く よくみえるようになるたとえですね (3につづく)
目からうろこ 1 2018-07-03 19:09:38 | 原発震災避難者 日本のことわざに 「目から鱗(うろこ)が落ちる」 とある 人間のある事柄に対する能力は ゆるやかな上昇線をたどって 伸びていくものではないらしい いくら一生懸命に取り組んでも いっこうに上達しない期間が長くつづく それでもなお努力していると ある日 突然 ぐんと力がつく 壁を破ったように 飛躍するのです (2につづく)
売りことばに 2 2018-07-02 21:39:27 | 原発震災避難者 こうした例は 数限りなく経験しているのではあるまいか 警察官や公務員など 公の仕事についている人びとの言葉づかいが乱暴でも 弱い立場にいる一般庶民は 反発のしようがないので つい内にこもってしまいます 注意してほしいと願うばかりです 全員がそうだと言っているわけではないですよ ごく一部の人々だから 一層目立つのです 同列には論じられませんが レストランなどの女子店員の無礼さも 気になるひとつですなぁ
売りことばに 1 2018-07-02 16:23:43 | 原発震災避難者 日本のことわざに 「売り言葉に買い言葉」 とある 話している相手が 乱暴なことばをなげつけてくれば こちらもつい ぞんざいな言葉になり 争いの種をまく 同じ強い調子でも 言い回しがていねいであったり ちゃんとした言葉を使ってこられれば 丁重に受け答えが出来ます 腹も立てずに 話しあえます (2につづく)
可愛い子には 2 2018-06-29 20:24:30 | 原発震災避難者 過保護に育て ただの学校の 受験のための勉強さえしていれば よい子よい子と なにも子どもにさせない家庭が少なくない が こんな育て方をされたら 将来 苦しさを味わい 不便を忍ばなければならないのは 子ども自身です 大学入試 就職試験にまでついてくる親がいる世の中 ・・・ どこか狂っていますなぁ
可愛い子には 1 2018-06-29 15:13:53 | 原発震災避難者 日本のことわざに 「可愛い子には旅をさせよ」 とある ここでいう「旅」は むろん旅行ではない 家を離れ 故郷の土地を去って 他人の中で働き 自活すること 子どもが ほんとうにかわいいのであれば 甘やかさず なるべく早く 親の庇護の下から放り出して 一人で苦労させ 人情の厚い薄い 世の辛酸にふれさせ 多くの経験を通して 実社会を学ばせるのが もっともよい教育である ・・・ との意味です (2につづく)
親の心 2 2018-06-29 07:21:29 | 原発震災避難者 成長して 巣離れしていきながら 反抗的になっていく子どもを 自分ひとりで育ったような気持で ・・・ と嘆きます 不幸だと悩みます が よく考えてみるとよい 子どもが幼かったころ どんなに親たちに かけがえのない悦楽を 子どもは与えてくれただろうか この上もない幸福を味わったのではなかったか あの時代の 素晴らしい経験を思えば 巣立っていく子どもの反抗への苦情など いえた義理ではないのではあるまいか
親の心 1 2018-06-27 14:02:44 | 原発震災避難者 日本のことわざに 「親の心子知らず」 とある どんな親でも 子どもを思わない親はいない が 子どもは 親の深い愛情がわからず 勝手なふるまいばかりします そんな意味であるが 親対子の関係だけでなく 目上の人の心を目下のものが 少しも理解しようとせず まるで反対の言動をして 心配させる場合にも使われることばですね (2につづく)
嫉妬(しっと) 3 2018-06-26 16:26:26 | 原発震災避難者 「やきもち焼くとて手を焼くな」 「やきもち焼くなら狐色」 といったことわざもあります 嫉妬は 度を過ぎるとろくな結果にはならないですなあ ほどよく こんがりと焼くのが もっとも効果的 ・・・ と教えています
嫉妬(しっと) 2 2018-06-23 20:00:14 | 原発震災避難者 嫉妬にもいろいろあるが 「やく」とは 男女の間に起こる嫉妬 「やきもちをやく」といいます 餅を焼くと プーッとふくれます 女は嫉妬すると ふくれっ面をします ふたつを結び付けて 嫉妬するのを 「焼餅をやく」というとする説もありますね 「焼く」には もともと嫉妬するという意味があります (3につづく)
嫉妬(しっと) 1 2018-06-23 17:02:16 | 原発震災避難者 日本のことわざに 「女房がやくほど亭主もてもせず」 とある 奥さんが嫉妬するほど ご主人は外でもてていません 奥さんが嫉妬するのは身びいき ご主人がもてたと思うのはうぬぼれであり 錯覚です さもなければ だまされているのですね ・・・ といった意味でしょうか (2につづく)