口中涼しく・・・ １

イギリスのことわざに

「口中涼しく足温かく

これで長生き太鼓判」


とあります



日本では

体温を計るとき

大抵体温計はわきの下に入れます


が

西欧諸国では

口にくわえるのが一般的とか　・・・


そこで

口の中の温度が

健康のバロメーターというわけでしょう



口の中が涼しくて

足が温かい状態がずっとつづいていれば

長生きは間違いなし

・・・　と保証しています


　　　　　　　　　　　　　　　　　（２につづく）

果報は・・・ ３

「果報は寝て待て」と

誰かのいうのを聞いた怠け者が

これはよいと

毎日寝て暮らしていたら

とうとう痩せおとろえて

死んでしまった

・・・　そんな小話があります



この男

怠け者のうえに馬鹿だったらしい


毎日真剣生きていなければ

幸運などやってきはしませんよね

果報は・・・ ２

寝て待てとは

文字どおり働かずに

ごろごろ寝て待っていろ　・・・　ではなく

一生懸命に働きながら

じっと待てば

よいことが向こうからやってくる

・・・　との意味でしょうね


　　　　　　　　　　　　　　（３につづく）

果報は・・・ １

にほんのことわざに

「果報は寝て待て」



果報は

しあわせという意


人間の考えや行いの善悪によって

よいむくいもあれば

悪いむくいもあるというのが

因果応報ですね



因果応報は

人の力でどうすることもできないから

あせらず時期がくるのを待つしかありません。


ときかくれば

かならず幸せになれます


　　　　　　　　　　　　　　（２につづく）

人間三種 ２

自ら学ぶ人とは

自らを厳しく律し

努力していくなかで

自らの才能を見つけ出し

伸ばしていく人です


試行錯誤を繰りかえしながら

少しずつ自らに力をつけ

大きくなっていく人物こそ

ほんものなのではないでしょうか



人の目

評判など気にせず

自分の思うところを

迷わず実行していく蛮勇もまた

ときには必要でしょうね

人間三種 １

アラブのことわざに


自分から学ぶ人・・・賢人

他人から学ぶ人・・・才人

何ものからも学ばない人・・・バカ



どこの国でも

人間への価値判断は同じですね


何ものからも学ばない人がバカで

他人から学ぶ人が才人であるのはわかります

人の複雑性に畏怖して

誰からも謙虚に学ぼうとする態度から

さまざまなものが得られるからです


　　　　　　　　　　　　　　　　　　（２につづく）

分別 ３

いつも決断が遅く

ぐずぐずしていて

決断を逸している人は

前者をおっちょこちょい

腰の軽い人は

後者を戒めとするとよいのではないでしょうか



「下手な考え休むに似たり」

というのもあります


世の中・・・難しいですなぁ

分別 ２

「分別過ぎれば愚にかえる」

「分別の上の分別」


「分別過ぎれば・・・」は

何か行動しようとするとき

あまり慎重に考えすぎると

かえってつまらない考え方に陥って

失敗してしまうということ



「分別の上・・・」は

何かの目的に向かって行動を起こす前には

じっくり考えなければなりません

軽はずみな行動は

失敗を招くでしょう


考えたうえでさらに考えてから

動きだしても遅くはない

ということ・・・ですね


　　　　　　　　　　　　　　（３につづく）

分別 １

「分別過ぎれば愚にかえる」


「分別の上の分別」


分別は

・・・　考えですね


　　　　　　　　　　　　　（２につづく）

小言（こごと）

人に小言を言われた時に

腹を立てるな


腹が立った時

小言を言うな


　　　　　　　　　　　（新島　襄）


なるほど　なるほど　・・・

人の痛さを知れ ２

「我が身を抓（つね）って人の痛さを知れ」



叱る場合

忠告するときなど

この言葉を

こんな風にいったら

相手はどう感じるでしょうか

自分だったらどうだろうと

思案してからにするといい



余裕もできるし

ことばも選択できます


で

表現も多分やわらかくなるはずです


強いことばも

ときとして効果があるが

やさしいことばよりも

気持が伝わらないことの方が多いですね



叱られたとき

忠告をうけた場合も

この人はどういう意図でいっているのか

相手の気持ちになって考えると

・・・　素直に聞けます

人の痛さを知れ １

ことわざに曰く

「我が身を抓（つね）って人の痛さを知れ」



相手の立場になってものを考えるのは

よほど心していないと

つい忘れがちになってしまいます


また

そうしたほうがよいと知っていても

実際にやってみると

かなり難しい


が

なにごとでも

自分の身におきかえて

相手について考える

・・・　とのたとえですね

　　　　　　　　　　　　　　　　　（２につづく）

おいしい話には・・・ ３

おいしい話が持ち込まれたら

話ができすぎしるなと感じたら

少なくとも二度

三度と考え

慎重に対処しなければ

思わぬ傷をおわされかねない

注意しよう　・・・　とのたとえに

使われます

おいしい話には・・・ ２

めざすところへ到達するためには

さまざまな困難が予想され

それらが乗り越えられるとの自信があったら

決断するとよいですね


なにもしなくとも

スムーズに事が運ぶようなら

避けるほうが賢明です


　　　　　　　　　　　　　　　　　（３につづく）

おいしい話には・・・ １

ことわざに曰く

「上手い事は二度考えろ」



おいしい話しには

十分気をくばらなければならないでしょう


ほとんど努力しないで

あるいは

なんらの犠牲を払わないで

なにかが手に入る

・・・　なんて話は

まったくないと考えてよいでしょうね



うまい事柄には

どこかに大きな陥穽（かんせい:落とし穴）が

用意されています


危ういかな　危ういかな


　　　　　　　　　　　　　　　　（２につづく）