近隣 ・・・ 元集団避難所前
いまの若い親が子育てに自信がもてないという不安を抱えているのは ある程度理解できるところがあります。
しかし ・・・ みんな少し神経質になりすぎていないでしょうか。
たとえば叱るときでも 子どもの態度や行動が生活していく上で常識(感覚)をあまりにはずれていると思ったら 感情的にカッとなってもかまわない ・・・ と思います。
問題は 常識(感覚)の幅がどれくらいかということですが ・・・
まあ ふつうに生きていて 「 こんなことは許せない 」 とか 親自身の人生にとっても 「 こういうことはどうしても不愉快だ 」 と感じたら カッとなるのは当たり前ですし そういう対応でいいんじゃないでしょうか。
叱ると子どもの自主性の芽を摘んでしまうのではないか といった考えに極端に支配される必要はないと思います。
良心的な親ほど 自分のやっていることに自信を失い 不安に駆られ ・・・ 叱ることを躊躇( ちゅうちょ )しているのではないでしょうか。
親としてどんなかかわり方をするかは 子どもの年齢によるところが大きいと思います。
思春期以降になってもべたべたしているのは問題ですが ・・・
ごく小さいときには 親密にかかわることがとても大切だ ・・・ と思います。
ある年齢に達するまでは子どもとよくつきあって よく遊ぶ。
そうした時間の共有を通して 人間の世界はこんなに奥深いんだということを実感させたり ルールというものがこの世界にはあるんだということを体でわからせたりすることが大事だ ・・・ と思います。
また子どもの小さい間は 一方では思う存分自由にのびのびさせる時間があってもいいと思うんですが ・・・
もちろん この「自由にのびのび」の理念が 無原則になっていて だらだら ぐだぐだになってはいけない ・・・ と思います。
深夜 10時過ぎたファミレスやコンビニに 二歳児ぐらいの子どもを平気で連れてきている若い親をよく見かけますが ・・・ 嘆かわしい限り ふつうではなく 「 オロカ 」というしかありません ・・・ 。