風を知る 2 2018-01-31 14:37:55 | 原発震災避難者 風を知るとは 動きを ・・・ 感じることです 風は 古代人にとっても 見えないものの力を知る もっともよい手段でした そして 現代の私たちは 知識と科学の進歩によって 目に見えない力を知る手段を いくつも持っています それなのに その力に 驚きを ・・・ 感じなくなっているのです
風を知る 1 2018-01-31 09:34:30 | 原発震災避難者 風は ・・・ 目に見えないものです そして 風の存在は ただ 雲の動きや 草木の揺れる動きによってしか ・・・ 悟れません 私たちの眼に映じる風は すべて「動かされるもの」を通して ・・・ 分かるのです 考えてみると これはとても驚くべきことです 人間の目に映じるのは 必ず何かに動かされているものであり 動かすもの自体は ・・・ 目に見えません (2につづく)
不安を治(いや)すには 2 2018-01-30 17:43:32 | 原発震災避難者 ・・・ このような心の不安を治めるには どうしたらいいか どうやらこれは 21世紀最大の課題といえるでしょうね どんな国の政治家にも いい解決策はないようです むろん私も こんな大問題を考えるつもりはありません でもね ・・・ 「清々しい静けさ それだけが この世の狂いを直すんだ」 老子のこの言葉に 自分なりにすがるんです ・・・ 不安を治(いや)すには 澄んだ静かな気持ちになることだ ・・・ と
不安を治(いや)すには 1 2018-01-30 11:38:35 | 原発震災避難者 私たちの日常生活には たえずいろいろな出来事が 入り込んできます テレビや新聞の報道に 心は いつも騒がしくなっています 心の乱れや不安を治めるには どうしたらいいか 「清々しい静けさ それだけが この世の狂いを直すんだ」 ・・・ 驚くほど明瞭な言葉です すでに2500年前に 老子は ・・・ こう言っているんです ということは 人間はすでにその前から 争いあっていたのです それがそのまま いまの時代に至っています いや 今のほうが もっとひどいかもしれない ・・・ 世界中の人の心を騒がす点ではね (2につづく)
これで充分 2 2018-01-30 06:22:32 | 原発震災避難者 ところが ・・・ 木々は一定のところまで伸びると みんな同じ高さに止まって そこで受け容れるものを 栄養にして生きます ポイントは そこなんです 人間というのも あまり競争原理だけに執着せず もうこれで充分だというところがきたら あらそいをやめればいいんです
これで充分 1 2018-01-29 15:45:58 | 原発震災避難者 いまの社会では 自分と自分の家族の安全を確保するために 競争するのは重要ですよね そのために たたかったり争ったりするというのは 無理のないことなんです 木々だって 日を浴びるためには どんどん伸びてゆかなきゃならない それと同じように 人間だってやっぱり 外から栄養を摂って 自分の命を保つために 競いあいます その点は 木々とまったく違いはないんですよ ところが ・・・ (2につづく)
柔らかな強さ 2 2018-01-29 06:44:20 | 原発震災避難者 世間の常識では 「強いものが勝ち 弱いものが負ける」 ・・・ です しかし 老子は この常識とは正反対のこと 「柔らなものの強さ」を 説いたのですね 固くて強いものは ・・・ 死であり 柔らくで弱いものが ・・・ 命だけれど その命を生かしてゆく智慧 ・・・ それを知るのが 生きぬく人の強さなのだ と言っているようです
柔らかな強さ 1 2018-01-28 16:16:40 | 原発震災避難者 「自分に勝つ」とは 世間の要求に いやいや従ったりしないで そういう心を抑えて 現在の自分を受け容れ その自分に従うことです そういう方向へ自分を向けるには 力づくで強引にするにではなく 柔らかな強さですることだ ・・・ と老子は言うんです この言い方自体 じつに柔らかで 微妙なんですね 本来の「柔弱」は 「しなやかな強さをもつ優しさ」 ・・・ と考えられます (2につづく)
足るを知る 2 2018-01-28 07:11:44 | 原発震災避難者 何かを他に求めないで いまの自分に満足するとは 自分の内側に心を向けることです すると 自分の本当に興味を持つものが 見えてきます 自分がほんとに願っていたことが はっきりしてきます それに従って生きる時 求めないで現在に足りていると 自分の内なるエナジーは 限りなく湧き出てくるのです 豊かな人間を 再発見するんです 知足とは そんな ・・・ 積極的な態度なんです
足るを知る 1 2018-01-27 14:03:00 | 原発震災避難者 「足るを知る」ということは 「足りることにっよって 自分のなかに富を見つけはじめる」ことだ ・・・ と老子は言います 常識では 「足ることを知る」とは 貧しくても満足しろ ということです しかし 老子は それこそ豊かなんだ ・・・ と言います (2につづく)
五郎太石でいる 2018-01-27 08:43:16 | 原発震災避難者 人として生きるには いつも始原(はじまり)の 一の近くに居るがいい 名誉なんて いくら数多く積み重ねたって ガラガラ崩れちまう ピカピカ光る玉になろうとしないで 五郎太石でいることですなあ
たかの知れた社会 2018-01-26 15:29:36 | 原発震災避難者 天と地のむこうの道(タオ)につながる ・・・ 自分があります 社会の駒のひとつである自分は 前のめりに走ってるけれど そんな自分とは 違う自分がいる ・・・ と知ってほしいですね
善と悪 2 2018-01-26 05:46:10 | 原発震災避難者 悪の在るおかげで 善があるってわけです 同じように ものが「在る」のも 「無い」があるからこそ ・・・ 在りうるんですね お互いに 片一方だけじゃあ ・・・ 在りえないんですよ
善と悪 1 2018-01-25 09:00:23 | 原発震災避難者 美しいと汚いは 別々にあるんじゃないですね 美しいものは 汚いものがあるから 美しいと呼ばれるんです 善悪だって ・・・ そう 善は 悪があるから 善と呼ばれるんですよ (2につづく)
道(タオ)とは 2018-01-24 17:53:47 | 原発震災避難者 まず 名のない領域がありました そここら 天と地が生まれました 天と地の間から 数知れぬ名前が生まれました だから 天と地は 名のある万物の母なのです この働きを 仮に 道(タオ)と名づけるのです