声 2017-05-31 05:04:02 | 原発震災避難者 生きていることは ・・・ すばらしいぞ そういっている ・・・ 石がある ・・・ 木がある 川辺に立つと 水も そういって ・・・ 流れてゆく
妥協 2017-05-30 22:13:38 | 原発震災避難者 決して妥協するな 妥協したら・・・もうおしまい 一番恐ろしいのは 自分との・・・妥協 つねに・・・鞭うち つねに・・・叱咤し 常に・・・前進せよ
朴の花 2017-05-30 15:36:59 | 原発震災避難者 朴の花 ・・・ 実に清楚で びっくりするほど大きく 匂いゆたかな花です どうして 花は こんなにも美しいのか ・・・ と いつも見るたび思うのですが 八木重吉さんは そのことを 「 ひとすじの気持ちで咲いているからだ 」 ・・・ と 胸のすくような美しいことばで ・・・ 言ってくれました これから いろいろな花が 地上に咲くでありましょう どうか見落とさないように 路傍の小さな花たちにも 開花の喜びのことばを ・・・ 与えてやって下さいな
汚染と破壊 4 2017-05-30 04:21:22 | 原発震災避難者 その川面から 銀鱗をひるがえし 陽光を浴びて 再び水中に帰る魚の気配を感じることは まず ・・・ ありません このような川の流れを見た時 一抹の古(いにしえ)への感傷を 感ぜざるを得ないだけでなく ・・・ この汚染をもたらしたものに ・・・ 激しい憤りを感じるのです
汚染と破壊 3 2017-05-29 05:45:49 | 原発震災避難者 汚染や破壊が進んでしまった ・・・ 故郷の川 そこでは 微妙な無機質物質の濃度が 調節されたりはしません 汚染が進み 川中に棲む生物の生存を危うくしています 地獄の川のごとく ドス黒くヌルヌルと 這ってゆくような感じで流れています 美しい川の光景は それは ・・・ 過去のものとなってしまいました 農薬が流れ込み 重金属が蓄積し 更には 原発事故 ・・・ で 降りそそぎ 集められた放射能が 川底の汚泥に ・・・ 濃縮され続けています 生物の棲めぬ静謐感 言い換えれば ・・・ 死の静寂を漂わせています (4につづく)
汚染と破壊 2 2017-05-28 18:22:26 | 原発震災避難者 川は ・・・ 生き物です 鮒や水草のような 動植物を初めとする諸々の生物を その体内で養うだけでなく ・・・ 川それ自体が エコシステムの一員として ・・・ 生きています 人間が無意識に呼吸している大気の成分を 微妙に ・・・ 調整したリ その中に溶けている無機質成分の濃度を 微妙に ・・・ 調整したりします そのことは 東洋思想的意味でなくても 充分に“生きもの”と見なすことができます しかし その現況は ・・・ (3につづく)
汚染と破壊 1 2017-05-27 22:17:15 | 原発震災避難者 ♪ 春の小川はさらさら行くよ ・・・・・・ ♪ 春になればしがこも溶けて ・・・・・・ ♪ メダカの学校は川の中 ・・・・・・ ♪ ホー ホー ホタルこい ・・・・・・ 私は まさに そのような所を遊び場として 小中学校時代を過ごしました ところが ・・・ 現況では 「 川は死んだ 」 と叫ばれるほどの汚染や破壊が 多くの川で進んでしまいました (2につづく)
心の故郷として歌われる“川” 6 2017-05-26 16:49:42 | 原発震災避難者 田舎の停車場から 期待と不安をもって旅立った後 幾星霜が経ち ・・・ ふと 故郷を思い出した時に出てくる歌が ・・・ これですね ♪ うさぎ追いし彼の山 小鮒つりし彼の川 夢は今もめぐりて 思いいづるふるさと と 故郷の山河を懐郷*します 日本人の心は ついしばらく前まで 春の訪れを待ちわび 雪解け水に春を告げられ れんげやすみれが咲くことや どじょっ子や鮒っ子が 川底から姿を現すことによって ・・・ 春を実感し 田植えの季節の訪れを知ったのです そして 故郷の記憶は 山と川とが 日本人の自然観と同様 ・・・ 中心となるのでした *懐郷:故郷を懐かしく思うこと
心の故郷として歌われる“川” 5 2017-05-26 11:57:52 | 原発震災避難者 夏の風物詩として ♪ ホー ホー ホタルこい あっちの水はにがいぞ こっちの水は甘いぞ と きれいな小川の清流を飛び交うホタルの光景が ・・・ 歌われています それらの童謡にみられるごとく 昔の田園生活の中では 小川が 子どもたちの ・・・ 日常的な遊び相手でした ところが今日 このような小川が ・・・ 破壊され続けています まことに まことに ・・・ 悲しむべきことであります (6につづく)
心の故郷として歌われる“川” 4 2017-05-26 07:15:01 | 原発震災避難者 ちびっ子たちの恋人である どじょっ子や鮒っ子によせて 人々の春を待ちわびていた心境と 春が訪れたことによる躍動感を 露わにしています また 学校への行き帰りに 田んぼの間に流れている小川に 群れをなしているメダカをみつけ ・・・ ♪ メダカの学校は川の中 そっとのぞいて見てごらん そっとのぞいて見てごらん みんなでおゆうぎしているよ と 川の小さな生き物に ・・・ 心魅(ひ)かれています メダカが 列に並んで群れをなす姿を見て 学校の子たちと先生を ・・・ 連想したのでしょうね (5につづく)
心の故郷として歌われる“川” 3 2017-05-26 04:15:53 | 原発震災避難者 遠足 われわれ日本人の感覚には 深く「水が万物の母」的認識が 存在しています そして その小川に住む生物にも 限りない愛情を持っていました それが ♪ 春になればしがこも溶けて どじょっ子だの鮒っ子だの 夜が明けたと思うべな ・・・ のような歌になったのでしょうね (4につづく)
心の故郷として歌われる“川” 2 2017-05-25 21:19:05 | 原発震災避難者 遠足 ♪ 春の小川はさらさら行くよ 岸のすみれやれんげの花は 姿やさしく色美しく 咲けよ 咲けよとささやきながら と田園風景の小川の光景が ・・・ 歌われています この歌の背景には 春の小川の流れが 小川の岸辺の花や植物をいく との捉え方がひそんでいるようです それが 「咲けよ 咲けよとささやきながら」 との表現を ・・・ 生みだしたのでしょうね (3につづく)
心の故郷として歌われる“川” 1 2017-05-25 17:02:02 | 原発震災避難者 遠足 われわれ日本人の心の中には 大河が与える印象以上に 小川が与える印象が 大変重要な位置を占めていたようですね 小川の多くは農業用水であり その小川を通じて 田に水が導かれました そして 小川の近くに農家があり 学校の行き帰りに その小川で遊んだり お百姓さんが 大根や白菜を 小川で洗ったり 農機具を洗ったりしていたのでした そのことが 人々に 小川への親近感をもたせました また なによりも その深さと大きさが ・・・ 人々 特に子供の空間として ふさわしいものであったために ・・・ 親近感が生まれたのでしょうね (2につづく)