負けてらんにぇ ! みんなでなんとかすっぺ !!

南相馬市から新潟県三条市へ集団避難→同市内の雇用促進宅に→2015.2~同市内の戸建に転居 妻と二人暮らし。

家庭

2015-10-31 18:10:26 | 原発震災避難者


遠足



私のような能なしの老人が

いばって

生きさせてもらえるところ


家賃も払わずに

安心して

寝させてもらえるところ


三度々々

口にあうものを

遠慮もなく

食べさせてもらえるところ


外へ出ても

いつでも 自由に

帰れるところ

待っている者がいてくれるところ



あんまり身近かにありすぎて

粗末に考えている私であるのに

何もかも

もったいなすぎる

わが家



・・・ すみません







夕顔

2015-10-31 12:03:37 | 原発震災避難者


遠足



一日が終わろうとしているのに

音をたてて パッと

「 これからこそが 本番ですよ 」と

見事な花を咲かせる ・・・ 夕顔

その 濁りのない白

あふれるばかりのいのち


「 はじめるということを忘れなければ

老いるということはすばらしいことである 」

どなたかのことばを思い出させてくれる ・・・ 夕顔


私も 今夜

仕事を一つ仕上げさせていただく







骨惜しみ その2

2015-10-30 20:55:01 | 原発震災避難者


遠足



「 骨休め 」という物言いには

・・・ かなり幅があります。

文字通り 「骨」や「節々」の痛いのをかばって

休養する直接の意味もあり


けれども休暇を取って

山登りをしたり 川下りをしたり

「骨」そのものを けっこう痛めたり

くたびれさせたりするのも

むしろ ・・・ 「 気休め 」「 骨休め 」なのです。



そういう「 骨休め 」をさえ「 気重に 」

「 骨惜しみ 」するようになるのが

つまりは ・・・ 心身ともに「 老化 」してきたということでしょうね。







骨惜しみ その1

2015-10-30 11:17:04 | 原発震災避難者


遠足



いい言葉ですね。


肉体を支えている「骨」そのものからは

すっきり離れたところで意味を成しています。

言うまでもないが ・・・ 「 骨折り惜しみ 」でしょうね。


この「 骨折り 」がまた

いい「 からだ言葉 」になっています。


骨折の意味の「 骨を折る 」といえば怪我そのもので

「 からだ言葉 」とは呼びません。

しかし

「 よろしい 一つ骨を折りましょう 」となると

まさに「 身ずから 」動いて 面倒をみてあげる意味になる。


「 骨折り損のくたびれもうけ 」も

骨折したのではありませんね。

しかしまた 骨折りの傷みとまるで切れているわけでも ・・・ ありません。


( その2につづく )







四つの大事な氣 その4

2015-10-29 11:30:13 | 原発震災避難者


遠足



和気が大切です。


宇宙の法則のとおり生きていれば

世の中全部 いいことになるようにできているのです。


氣という字が示しているように

宇宙の氣は 私たちに入るように

いつも四方八方に ・・・ そそがれています。


「 よくなって うれしいね。楽しいね 」が

ぐるぐるまわってくるように ・・・ 設計されているのです。



体を大切にしなかったら

親はもちろん 天地の親に申し訳ありません。


体を休めることもしましょう。


歯をくいしばって頑張るのではなくて

顔がパッと晴れやかになるように

・・・ 顔晴れ ガンバレでいきましょう。







四つの大事な氣 その3

2015-10-29 08:36:41 | 原発震災避難者


遠足



大事なことは ・・・ 和気です。


「 和気あいあい 」と言いますね。

とにかく どんなに勇気と元気と根気があっても

和気がない人だったら怖いでしょ。

悪い方に根気があってごらんなさい。

・・・ 大変なことになります。

だから どれか一つでも落としてもいけません。



この四つの氣をもつことが大切ですが

持つだけではいけません。

そこからもう一歩進めることが必要です。


どう進めるか それは本気でやることです。

物事をやる時には

・・・ 「 一 二の三 」といくでしょう。


そのように

「 本気 その気 やる気 」の三段構えで

・・・ 事に当たりましょうよ。


「 気動いて物生ず 」という言葉があります。

本気で その気で やる気になって

・・・ 一 二の三で動くのです。


ただし がむしゃらではいけません。


( その4につづく )







四つの大事な氣 その2

2015-10-28 20:10:48 | 原発震災避難者


遠足



「氣」には 大事なものが四つあります。

元気 勇気 根気 和気

・・・ これが大事なのです。

人間の中に必要なものです。


天 地 水 火 風 ・・・ のおおもとの気

宇宙のおおもとの気を元気といいます。


それから 勇気です。

義を見てせざるは勇無きなり

今 とくにみんな勇気がありません。


それから 根気。

これがまたありません。

「 継続は力なり 」といいますが

今の子どもたちも 大人も根気がない。

だから すぐあきらめてしまいます。

いまの子どものことを

バッタリ グニャグニャ イライラ ・・・ ともいいます。


( その3につづく )








四つの大事な氣 その1

2015-10-28 18:10:49 | 原発震災避難者


遠足



昔の「気」という字は

「氣」と中に米を書きました。


象形文字を見たら

氣が八方( 東西南北 天地 )( 前後左右 上下 )に流れていますね。

それが この頃の字は

米が〆になっています。

閉まってしまいました。

「気」と書くようになってから

日本人には ノイローゼが多くなったのではないでしょうか。


「 お元気ですか 」と書いても

元の気は ・・・ 閉まっています。

それは 単に字がそうなったのだと思われるかもしれませんが

字ひとつにしても 偶然は許されない

と ・・・ 私は思います。


字をじっと見たら 字が言いますよ。

「 私は そうじゃない。

私は 八方に広がりたくてたまらない。

八方に広がった米の字を書いて下さい 」 ・・・ と。


私は 気という字が ・・・

そう言っているような気がして仕方がありません。

( その2につづく )







「初心」の知恵

2015-10-27 15:05:46 | 原発震災避難者


遠足



「 是非初心を忘るべからず 」


「 時々の初心を忘るべからず 」


「 老後の初心を忘るべからず 」(世阿弥『花鏡』)



年代に応じた“修業”のことば。


きびしく自己を戒めたところに

この「三つの初心」の教えが成立したのだと思いますね。







宇宙の波動を

2015-10-25 21:00:02 | 原発震災避難者


遠足



ちっぽけな自分を超えた ・・・

大きな宇宙の波動を体全体で感じる時があります。


まあ それほど大きなことでなくても

思わず ・・・ 「 ああ 」とか 「 すごいな 」

というふうに呟いてしまう瞬間が

人間には ・・・ あるものなのですね。


そういう感覚を ・・・ 原始的で幼い感覚だ

と言いきってしまうことはできないのではないでしょうか。

むしろ そういう感覚を

私たちは もっと大事にしなければいけないのではないでしょうか

と ・・・ しばしば考えることがあります。











最近 ・・・

2015-10-25 18:56:42 | 原発震災避難者


遠足



この年になると 友人や知己

非常に親しい人たちの死というものに出くわすことが

・・・ とても多くなってきます。


寂しい気持ちもしますが

むしろその都度 おおげさに悲しんだり嘆いたりするのではなく

淡々というと語弊(ごへい)がありますが ・・・

割合静かにその人たちの死を

見送ることができるようになった感じがあります。











覚悟を決める

2015-10-24 19:27:07 | 原発震災避難者


遠足



諦めるということは

・・・ 覚悟を決めることです。


自分が意気地なしだ

自分は こんなルーズな人間なんだということを

しっかり見定めることができる人

自分は弱い人間なんだというふうに自覚できる人

それは 必ずしも弱いだけの人間ではないはずです。



自分の弱点とか 欠点 弱さ 悪 ・・・

そういうものをちゃんと直視し

それを認めることができ

我々が死ぬ存在であるという事実を

覚悟できるということは ・・・

大変強い生命力を必要とすることなのです。











本当の復興

2015-10-24 11:28:10 | 原発震災避難者


遠足



人間の心の状態を

ちゃんと「 救う 」というのは大げさですが

それをなんとか和らげる 痛みを癒す

ということができないかぎり

・・・ 本当の復興はありえないのです。



そして そういうものを和らげる手だては

どこにあるだろうかと考えると ・・・

なんともいえない気持ちになってくるのです。











喜び

2015-10-23 22:30:16 | 原発震災避難者


遠足



私は とにかく喜ぶことを

無理でもなんでも ・・・ 自分で見つけだして

どんなに憂鬱な日々が続いているなかでも

なにかひとつ ・・・ さがそう

そして それを口に出して

「 今日はこういうことがあって 嬉しかった 」

と言おうと決めたことは

・・・ とても良かったと思います。