昨年7月 我が庭で
南相馬市から避難する全避難者に対し
『 避難されている南相馬市民の皆様へ 』 とする市長のメッセージを表に
A4版 9ページにも及ぶ文書が配布されました。
中間のページは
「 ・・・ 濃度は基準値以下であり、直ちに、健康被害をもたらすことはありません 」
「 ・・・ 安全・安心 ・・・ 」 と ・・・ どこかで聞いたような言葉の羅列です。
そして 問題は結論のページです。
『 市外に避難している南相馬市民の帰還計画 』
― 自立に向けて さらに一歩 踏み出そう ―
□ 目標 (一部省略 原文のまま)
市外に避難している南相馬市民全員を早期に南相馬市に帰還させることにより、大地震と大津波により甚大な被害を受けた南相馬市の復興計画の策定を市民の総意を結集してとりまとめるとともに、市民自らの力で復興計画に基づいてまちづくりを迅速かつ効率的に推進するため、『 市外に避難している南相馬市の帰還計画 』(以下「帰還計画」という)第二次計画を策定します。
( * 意図的なのか ・・・ 原発被害が抜けている ・・・ のです )
□ 用語 (省略)
□ 計画
1. 南相馬市民は、本年7月末をもって市外の一次避難所から退去します。
2. (省略)
3.
二次避難所に入所している南相馬市民は、本年8月末までに避難所を退所し、可能な限り自宅に戻ります。また、自宅に戻れない市民は、応急仮設住宅(民間借上げ住宅を含む)へ入居し、自立の道へ踏み出します。
未だ原発事故の収束が図られていない状況 と言いつつ ・・・ あきれた結論なのです。
まだ4ヶ月だというのに ・・・ なんとも浅はかな 信じられない結論なのです。
・・・ みなさんは どうお考えになりますか?
私には 歴史的な汚点ともなりうる結論 ・・・ と思えるのですが。