負けてらんにぇ ! みんなでなんとかすっぺ !!

南相馬市から新潟県三条市へ集団避難→同市内の雇用促進宅に→2015.2~同市内の戸建に転居 妻と二人暮らし。

「 虎視牛歩 」 ( こしぎゅうほ )

2013-06-30 23:00:33 | 原発震災避難者


散歩



二本の足で立って歩くことは 人間が行動するための基本。


意気のあふれる

最も理にかなった

正しい生活をするのはどうするか。


立って歩くという基本こそ ・・・ 大事にしなくてはいけないはず


「 虎視牛歩 」 ( こしぎゅうほ ) ・・・

あたかも虎のように 鋭い目をかっと見開き

まるで牛のように のっそのっそと歩く。

禅僧の歩き方を ・・・ このように形容します。


その上にまた

「 歩歩是道場 」 ( ほほこれどうじょう ) ともいいます。

一歩一歩あゆむこと それ自体に

・・・ 求めようとする道があるのです。


人は 歩むことによって初めて

目指す目的に近づくことができます。

自分の目を 耳を 手を

その現場へしっかり運んでこそ

はっきりした行動結果も約束されます。


たしかな足どりで

自分のペースを守りながら

一歩ずつあゆむ 目や耳 手や足 鼻や口が 

・・・ 大切なのではないでしょうか。


吐く息 吸う息

失敗や成功。

これが合わさってこそ

素晴らしい一日 一年 人生 ・・・ です。


この一年が ・・・ そうありたいと願っています。







日々これ好日なり

2013-06-30 21:00:10 | 原発震災避難者


散歩



明日ありと思う心のあだ桜

夜半 ( やわ ) に嵐の吹かぬものかは


親鸞聖人のつくった道歌です。


西洋のことわざにも

「 今日のことを明日にのばすな 」 というのがあります。


古今東西

人間の想いは 同じなのでしょうね。



「 日々これ好日なり 」


雲門和尚の一句です。


このことばは

よく掛け軸などにも書かれて

床の間に飾ってある家庭もあります。

ふつう これは

毎日が平穏無事 快適に過ぎていく といった意味で使われていますが

私は 違った見方をしています ・・・


いったい お前たちは

なにをウロウロと 毎日を無駄に過ごしているのだ。

つまらんことに 来る日も来る日も

・・・ こだわっていてなんになる。

時は お前たちを待ってはくれぬぞ。

今日一日 ・・・ この一瞬がすべてなのだ。

今日一日

全身全霊をこめて頑張らずに ・・・ いつ頑張るというのだ。


・・・ そんなふうに

雲門和尚の一喝が 聞こえてきます。


自分の未熟さを

この短いことばによって ・・・ 一喝された思いです。







付和雷同と甘え

2013-06-30 18:50:29 | 原発震災避難者


散歩



子供の教育

従業員の指導

上司や親への反発

政治家への批判

・・・すべてが

自分以外の

よそさまの改善を要求するばかりで ・・・

かんじんの自分は

いまだに周囲の景色に心をひきずりこまれ ・・・

ちょっとした事件にも 取り越し苦労をし

キョロキョロとおびえています。

これが 心の中にまで巣くってしまったのではないだろうか。


そうしたことを考えるとき

自分はいま

付和雷同と甘えの体質を すっかりすてて

みずからが りっぱに立ち上がり

自力をかみしめ 味わい直す

絶好のベストチャンスである ・・・ と痛感します。


心を鍛え直す またとないチャンスである ・・・ と痛感します。







やはり薬剤は薬剤、連用は ・・・

2013-06-29 23:00:56 | 原発震災避難者


散歩



さきほど 一ヶ月ぶりに訪ねてこられたAさんをみて

薬のせいだったのだ ・・・

会った瞬間の顔の輝きで ・・・ 確信を持ちました。


活気がなくなり

意欲もなくなり

歩くこともままならなくなり

呂律もまわらなくなり

尿失禁まで出現して ・・・

このような状況下に

家人から相談があったのが 一ヶ月前でした。



まずは

「 ○○が 極めて怪しい ちょっと服用を休んでみましょうか 」

と提案しました。


 
さきほどは しっかりとしゃべるようになっていました。

最近 一人で近くの温泉にでかけたそうです。



今は 安易に

抗不安剤 睡眠剤 抗うつ剤が ・・・ 処方されています。


非常に由々しきことだと思います。



短い期間に限って

うまく処方するのであれば

さほど問題にならないかもしれませんが ・・・

それは 処方する医者が

責任を持ってホローする

・・・ という前提のもとでの話です。


薬を処方するということは

すなわち 毒を盛る ・・・ ということです。

したがって 非情な決断が要求されますし

ふつうは 身の引き締まる思いを持つものでしょう。


うがった見方になるかもしれませんが ・・・

ゆっくりと患者さんと向き合って

言葉を交わす時間を割愛するために

睡眠剤や 抗不安剤で お茶を濁しているような

・・・ そんな印象を強く受けるのですが ・・・ 。


確かに 使いようによっては

有用な薬剤ですが ・・・

やはり 薬剤は薬剤

連用は避けるのが ・・・ 自然だと思いますね。







薬剤連用で懸念されること

2013-06-29 21:36:05 | 原発震災避難者


散歩



薬剤すべてに言えることですが ・・・


薬剤の連用で 一番懸念されるのは

自己治癒力を低下させることです。


つまり 具体的に述べますと

リンパ球の機能低下をもたらすということです。


そうなれば

がんが発生しやすくなる ・・・ ということは

容易に推測するところです。







健康な状態

2013-06-29 19:33:37 | 原発震災避難者


散歩



朝の目覚めがよく

体に痛みや違和感もなく

食事をおいしく摂ることができ

排泄もスムーズで

仕事や勉学への意欲があって

不自由なく活動ができ

人に思いやりを持つことができ

そして

夜には 穏やかに眠りにつける ・・・


かならずしも

・・・ 完全無比ではありません。

・・・ 完璧な不動の状態を指すのでもありません。







死語にしたほうがいい ・・・

2013-06-29 12:00:38 | 原発震災避難者


散歩



「 先生 」

「 お医者様 」

「 患者 」

「 診てもらう 」

「 治してもらう 」

「 薬をいただく 」

「 お任せします 」


などという言葉は

・・・ 死語にしてしまうほうがいいでしょうね。







忙しいフリをする老人は 滑稽 ( こっけい )

2013-06-29 09:21:34 | 原発震災避難者


散歩



「 忙 」という字は 面白い。

「 心が亡(な)い 」のです。

心がなければ

・・・ すぐ忘れてしまうのは 当然です。


心が亡くなる状態を現している字に

「 忙 」があります。


「 ああ忙しい 困った 困った 」

と言っているようなときは

心が どこかへ行ってしまったときです。


忙しさにとらわれて

・・・ 自分を失っているのです。


最近とくに 「 忙しい 忙しい 」 と

忙しいフリをするお年寄りが増えたのは

・・・ 滑稽でもあり

・・・ 悲しくもあります。







一歩一歩 自分をたしかめながら ・・・

2013-06-29 05:42:23 | 原発震災避難者


散歩



ちょっと落ちついて 『 臨済録 』 を開く ・・・


その中に

「 随処主となれば 立処みな真なり 」 という言葉があります。


いつ どこでも

自分のいるところ 置かれているところで

・・・ 精一杯やればいい、

そこから

真の生きがいが生まれてくるというのです。


ひまになったら 勉強しようとか

レジャーを楽しんで

生きがいを得たように思っているのでは

一生かかっても ・・・ 本当の自分にめぐりあえません。


一歩一歩 自分をたしかめながら

しかも 自分にとらわれない ・・・

この気概をつらぬいて

・・・ 生きていきたいと思います。







水のような ・・・ 欲しい

2013-06-28 17:59:30 | 原発震災避難者


散歩



水のような ・・・ しなやかさが欲しい。

水のような ・・・ 柔軟心が欲しい。

水のような ・・・ 自在心が欲しい。

水のような ・・・ 清々しさが欲しい。

水のような ・・・ 落ち着き 大安心が欲しい。


水があるから ・・・ 響き

水があるから ・・・ 柔軟であり

水があるから ・・・ 積極的であり

水が落ち着くから ・・・ 大安心なのです。







大問題 ・・・ 精神の荒廃

2013-06-28 15:00:36 | 原発震災避難者


散歩



近ごろは なんでも

即効性を重んじる ・・・ ような風潮があります。


効果があらわれるまでに 日数が非常にかかるようだと

効きめがないのではないか 

と疑ってみたり さっさとやめてしまったりします。


生活が便利になったために

耐久度ゼロの人間が

非常な勢いで多くなりつつあるのは

・・・ 大問題だ と思います。


インスタントな効果ばかりを

期待するような傾向が

精神の荒廃を ますます生んでいくことは

・・・ 避けられないと思います。







非言非黙

2013-06-28 11:55:54 | 原発震災避難者


散歩




あれこれしゃべってみても だまりこくって何も言わなくても ・・・ どうやって言ったらよいのだろう ・・・

杜甫のきれいな詩の一句に
「 長 ( とこ ) しえに憶 ( おも ) う江南三月の裏 ( うち ) 鷓鴣( しゃこ ) 啼く処百花香 ( かんば ) し 」
というのがある。

・・・ わしは 春がくると しゃこが鳴き 花が咲き乱れる揚子江の南の江南の 春三月ころを長い間 想っているよ ・・・ ぐらいに訳すのだろうか。

つまり ・・・ 世の中は無事で なにごとも変わっていない。理屈や妄想を捨てて この自然のまま あるがままの姿と一体になることさ ・・・


しゃべっても

しゃべらなっくても

はじめからわかっているならば

それはそれで ・・・ いいではないか。

それだけわかっているならば ・・・ 何をしてもよい。

しゃべりたいときには しゃべり

しゃべりたくないときには しゃべらない。

ただ ・・・ それでよいのだ。


言葉にとらわれることはない。

沈黙にとらわれることもない。

・・・ 非言非黙。







天性 ・ 宝

2013-06-28 09:00:44 | 原発震災避難者


散歩



自然に備わった働きを

無意識のうちに行うほうが

へたに意識して

何とかしようとじたばたするよりも

よっぽどすぐれており よい結果となります。


自分よりも能力のありそうな人と自分を比べて

うらやましがっているのは ・・・ 愚の骨頂です。


人それぞれ みんな自分だけのもっている

すばらしい天性があります。


「 仕事はのろいが

人のいやがるような細かいことを頼んだら 彼は抜群だ 」

「 勉強はさっぱりだけれど

力仕事ならなんでもできるし 素直で明るい 」

といったように ・・・

その人には かならず

その人だけにしかない ・・・ キラキラ輝く宝があります。


他人をうらやむ必要など まったくありません。

ただひたすら 自分がなそうとしていることに

・・・ 全力を挙げて打ち込む。


・・・ それでいいのです。







< わたし > < あなた >

2013-06-28 06:41:48 | 原発震災避難者


散歩



自分に向かって

< わたし > と呼べるものが

この世界にただ一人だということを

ある日 しみじみとわかったとき

深夜 自分以外に誰もいない部屋で

誰一人自分を見知る者のいない街角で

ひとりでに涙が出る思いになります。


そして < わたし > が

< わたし > 以外の何ものでもないことに気づいたとき

< わた し> にとっての < あなた > 一人一人に出会えることが

・・・ 喜びであることを知ります。


親子だから

夫婦だから

友人だから

・・・ ではありません。


< あなた > だから ・・・です。

同じ一人の人間だから ・・・ です。







何のために生まれてきた ?

2013-06-27 18:00:40 | 原発震災避難者


散歩



「 いったい 何のために生まれてきたのでしょうか ? 」

若い人たちから そう尋ねられることが多い。

私のもとへ送られてくるメールにも 手紙にも

同じような質問が書かれています。


そんなことを尋ねられても

私は ・・・ 困ってしまいます。

何とか答えてあげたいのですが

・・・ 答えようがないのです。


まるで 通りを歩いていると

見知らぬ人から

「 すみません ちょっと教えてください。

私はいったい 何のためにここにいるのでしょうか。

どこから来て どこへ行くのですか 」

いきなり ・・・ そう聞かれたようなものです。


「 さあ わかりませんね ~ 」

と答えるほかありません。

何とかうまく答えようとして

わけのわからぬことをゴタゴタならべるより

頭の悪いオヤジさんだなあ ・・・ と思われても

ただ一言 「 わかりません 」

・・・ と答えるより仕方ありません。