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大遠足
比較語が多すぎます。
それだけ 比較語の中で苦しんでいるということです。
「大小」 ・ 「長短」 ・ 「太細」 ・ 「狭広」 ・ 「多少」
「優劣」 ・ 「強弱」 ・ 「速遅」 ・ 「巧拙」 ・ 「美醜」
「貧富」 ・ 「遠近」 ・ 「深浅」 ・・・・・・
これらの比較語はみな人間の五官によって しかも 便利さとか有用性という一つの価値基準を設定したうえで つくられたものばかりです。
いいかえれば人間の五官を超えて また便利さとか有益という基準を離れて ・・・
人その人 ことそのこと ものそのものの真実にふれるならば ・・・
比較語のいっさいは意味を失う ・・・ ことになります。
こんな言葉があります。
「 人は他者との比較において自己の欲望を強めていけば かならず奈落の底に落ちて行く 」 ・・・ と。