今年はまさに気候変動のティッピングポイントではないかと思う。
私も自分が生きてるうちに気候変動の影響を受けるとはあまり考えていなかった。
でも 思い返してみたら、じわじわと気温が上がっていたのだ。
まず90年代に始まった雪不足。12月になっても雪が降らなくてスキーが出来ない。年末年始に雪がないというところからスタートだ。
それから 夏の最高気温が35℃を超えるようになり、たまに37℃とか記録するようになったのが2000年代から。暖冬の年も増えた。
上がったり下がったりしながら、じわじわと上がっていく。
気がつけば毎年猛暑になった。
そして今年。ついに全国的に猛暑を記録するようになった。海水温が異常に高くなった。
世界では山火事、猛暑は当たり前になった。
北極の気温が非常にあがり、ついに地球規模で後戻りできないところに来たようだ。
私もこの夏の暑さにはまいった。
室温33℃の中で結構過ごしていたので、かなり身体的ダメージを受けたように思う。
暑いからといって 昼間からクーラーをつけて涼もうという気にはならなかった。
しかし、流石に夜は身体を冷やした。
こんな状況になっていながら、二酸化炭素排出は減らす傾向が見えてこない。
日本は人口減少時代に突入しているので、人口減少で使うエネルギーが減る。多少へ排出量も減っていくかもしれない。
本当に未来の人類のことを考えるならば、すぐさま 江戸時代くらいの暮らしをしなければならないと思う。
しかし、そんなことはできない。電気がなくなれば、ただちに死ぬ人がたくさん出るだろう。
つまり、今たくさんの死者を出すか、未来に死者をたくさん出すか。
世界の状況を見ていて、何もできない 何も変わらない事にもどかしい。
ついに発火し燃えていく家をただ茫然と見ているような気持ちだ。