「歩くZ旗」みね姉のひとりごと ~矜持 国を護るということ~

私たちを護ってくれている自衛隊を、私が護りたい!そんな気持ちで書いてきました。今は、自衛隊との日々の大切な記録です

流行語大賞に・・・

2014年12月02日 | 国を憂う


え~、続きを書きたいのはヤマヤマなのですが、


またしても、いらっとするニュースを見てしまい、


書かずにいられなくなりましたので、


まず、すっきりさせてから、


続きに参ります…。





昨日だっけか?


ニュースで、


「今年の流行語大賞発表」


とか言ってて、別に興味もなかったけど、


何の気なしにそのまま場面を眺めていると、


「どんなワードがノミネートされているか見てみましょう~


と、女性アナのお気楽な声で始まって、


「壁ドン」


だの


「号泣会見」


だのとどうでもいいフレーズが、次々に上げられていく中で、


耳を疑うフレーズが聞こえた。


「ニュース部門では、集団的自衛権


はぁ??????


流行語大賞のノミネートに、集団的自衛権ってどういうこと


ふざけるのもいい加減にしろと、TV局に怒鳴りこみに行きたくなった。


これが、今の日本なのだ。


愚かしいとか、平和ボケとか、そんな言葉ですら表現できないほど、


この国は末期症状に陥っていると思った。


流行語大賞に集団的自衛権という言葉がノミネートされていることに、


疑問を持ち、不謹慎極まりないと感じる大人が、


この国に一体どれほどいるだろう…。


しかも、ノミネートで終わらず、


集団的自衛権が大賞選ばれてしまった。


お笑い芸人の「ダメよ~ダメダメ」


という、ふざけた言葉と並べられて。




2014年の流行語大賞


「集団的自衛権」


「ダメよ~ダメダメ」




こう並んで発表された時、


なんとも言えない


悔しさと腹ただしさが込み上げてきた。


ふざけているなんてもんじゃない。


侮辱も甚だしい。


マスコミが、いかに、集団的自衛権というものを、


国益というものを軽んじているかが、


これほど顕著に表わしている事例があるだろうか。






「集団的自衛権」という言葉を、


軽々しく「流行語」扱いにすることで、


自衛隊そのものも侮辱しているのではないか。


国家を侮辱しているのではないか。


私は、少なくとも、


この事に激しい嫌悪感を抱かずにはいられなかった。


笑う気になんか、とてもじゃないがなれなかった。


たかが流行語大賞とやら、無視すればいいかもしれない。


気にするほどでもないかもしれない。


だけど、


少なくとも命をかけて国を護っている自衛官達がいる中で、


「集団的自衛権」というものを、


こんな馬鹿げた扱いをすることは、


彼らの職務を侮辱しているように思えてならなかったのだ。


きっと自衛官は笑いながら


「気にしなくていい」


というだろう。


だからこそ余計に、嫌なのだ。


辛いのだ。


悔しいのだ。


賛成とか反対とか、そんなもの、個人の自由だから好きに論議すればいい。


だけど、


そのことによって、大変な苦労の中任務に行かねばならない人たちがいる、


そのことさえわかっていたら、


冗談にすることなんかとてもできないだろう。


この事を笑いながら、


茶化して自衛官に尋ねるアホなおっさんや主婦を、


実際に目の当たりにしてきたけど、そのたびに、


どれほど忌々しくなったかわからない。


笑いごとじゃないのだ。


なんでも茶化して笑うという昨今の風潮が、


私は気持ち悪くて仕方がない。


日本人の知的水準の劣化と、


精神性の劣化が著しい昨今、


日本の危機は、思った以上に大きいのではないかと思う。







11月明治節の佐世保の風景 ~いせ&しもきた呉組の入港~

2014年12月02日 | 海上自衛隊


ってことで、


江田島からその日のうちに、


もちろん呉に立ち寄ってから、


そのまま佐世保に向かうという、


本当に頭がどうかしている我々(笑)


しかも、


「せめるもまもるもく~ろか~ねの~


とか


「うみ~のおっとこのかんたいきんむ~げっつげっつか~すいもくきんっきん~


とか


「かてば~かんぐん~わがてきは~


とか歌いながらなので、本当にヘン(笑)


なんだってそんな狂気の沙汰の行動に及んだかと言いますと、


この日は、明治節でしたから、


もちろん満艦飾がはためく護衛艦を見られるからですよ。


それと…そう、彼女が佐世保にやってくるから(笑)



このために、


ドライバーちゃんがどれほど頑張って…いや、無理をしてくれたことか…


ほんっとに、お疲れさまでした


いや~~~無事に入港が見られてよかった~



や~~~んやっぱりいつ見ても美人


彼女は、この時、陸上自衛隊との合同演習のために、


呉から佐世保にやってきていました。



なんかもう、これだけで充分なのだけど、


せっかく来たのだから、もちろん、


一般公開に行きますとも。


ちなみにこの日は、掃海艇たかしまでした。


たかしまについては、後編でレポートします





ってことで、この日の倉島岸壁はこんなかんじでした



満艦飾を施した、掃海艇三人姉妹が並んでいます。


カワイイ


その前には、




護衛艦あまぎり


あまぎり、海賊対処にソマリアに行っちゃいましたが、


そのほぼ直前と言ってもいい時です。


あまぎりは、お世話になった方がたくさんいる艦で、


この日はちょうど、積荷をせっせと運んでいる補給長さんと、


偶然お会いできました。


ソマリア出航の日のお見送りに、ぜひ、とお声掛け頂いたのですが、


残念ながら、その日は東京にいる予定だったので、


行けなかったんです。


お見送りしたかったな~


ちなみに、あまぎりの航海長さんは、


先頃亡くなられた高倉健似の渋い方


あまぎりも、ソマリア使用に機銃が付けられていました。


皆さんが、どうかご無事で任務を遂行されて、お戻りになりますように…





この日、午前中の一般公開見学を終えて、


倉島をぷらぷら歩いていると、


またしてもタグボートが2隻出て行くのが見えたので、


ドライバーちゃんと2人で、


「なんか入港してくる


と気づいた。


「なんだろう?タグボート2隻だから、じんつうじゃないよね?」


「わりと大きめの艦ですよね」


などと話しあう2人。


やがて現れたのがコチラ↓↓↓



んんん~???


やがて横向きになったその時…



「輸送艦だ…たぶん、消去法でしもきただ


はい、正解でした。


くにさきはこの時横須賀、


おおすみはドック入りだから、


消去法でしもきた(笑)


艦番号も確認OK


…っていうか、輸送艦が倉島に入ってくることに驚いた。


立神岸壁⇒大きい艦  倉島岸壁⇒小さい艦艇


なので、輸送艦クラスが倉島にいるって、すっごい珍しい。


もちろん、再び倉島に行きましたとも(笑)









下の方は、奥にいせを入れて、呉コンビってことで撮ってみました。


あ、手前にある自衛艦旗は、あまくさのものです。


っていうか、私らもそうだったけど、


あなたも昨日まで呉にいたよね


いっそのこと、乗せてきてほしかった(笑)


格納庫の片隅で結構ですので(笑)


そんなことを言い合いながら、しもきたを眺めていると、


陸上自衛隊の車両がやってきた。


あ、そうか、合同演習(の離島奪還訓練)の時、


陸自さん達を運ぶんだもんね。


どうせなら、満艦飾を取りつけるのを見ようと待っていると、


思わぬことが起こった。







はい、ハッチが開いてLCACが見えたんです~~~~


ちょうど



この自衛艦旗のあたりにいた、2人の海曹さんに


「これって、サービスで開けてくれたんですかぁ」(←アホ笑)


と叫ぶと、


「たまたまです(笑)」


と返してくれたので、調子こいてさらに話しかけた。


「あの~、昨日まで呉にいましたよね~?」


「さぁ~どうでしょう?(笑)」


「だって、見ましたよ~」


「おおすみかもしれませんよ?(笑)」


「ドック入りしてるからそんなわけないです~」


とかちょっと楽しいやり取りをしていると、


「あと2時間くらい待つと、前の方が開くのを見られますよ」


と教えてくれた。


「わぁい~じゃぁ、待ちます~」


すると、近くに、先ほどの陸自の車両から、


自衛官とWAC2名の計3名の陸自さんがこちらにやってきた。


陸自さんの手にはデジカメが。


「???」


と思って見ていると、陸自さん、



↑↑コレを取り始めて、2人のWACに対して


「LCAC、知らないの?水陸両用のホバークラフトなんだよ」


と熱心に語っているが、さほど興味なさげな2名のWAC(笑)


っていうか、この陸自さん、いわゆる海自ファンの陸自さんなんだろうな(笑)


やたら写真とってたもん。


そして辛抱強く待つこと数10分…



満艦飾が。


なかなか大変そうでした…この日は風も強かったしね。


あとは、前方が開くのを待つだけ。



時間をつぶすために、ウロウロして撮影。


しばらくすると、前方に人が集まりだして来たので、


これはと思って


いそいそと駆け寄る。


海曹さんんたちが、ハッチの側で作業。


見ていると、なんとも不思議な感じで、


前方のハッチが開きました


っていうか、2時間も待たなかったよ。


で、思ったのが、


今回の演習で、しもきたには陸自の車両及び陸上自衛官を乗せる役目があって、


それだと立神じゃめんどくさいから(なぜなら米軍基地内だから)


倉島の方につけたのね、と。


そういうことなんでしょう。


いや~それにしても、


しもきた一隻が入港しただけで、


倉島が一気ににぎやかに、そしてインパクトがでました。


その後、あまぎりの隣にじんつうも帰って来たしね。


演習前は、いろんなお艦がいっぱいでたのしいですね


大満足の倉島見学でした


時系列は前後しますが、


次回は、掃海艇たかしまの見学編を書きます