ノーカット119分 自衛隊音楽まつり 平成26年度 日本武道館 JSDF Marching Festival 2014
音楽祭の様子が、YouTubeに上がっていますので、
ぜひぜひ、それをご覧頂きつつ以下、読んで頂ければと思います
この自衛隊音楽祭り、ちょうど、今年は50周年だったんですね


ご存じの方も多いかとは思いますが、
自衛隊は、陸海空それぞれに音楽隊を有しており、
さらに、各駐屯地や基地ごとにまた音楽隊がいるのですが、
陸・海・空それぞれのトップに立つ音楽隊として、
陸上自衛隊中央音楽隊、海上自衛隊東京音楽隊、航空自衛隊航空中央音楽隊の
3つがあります。
かつ、この3つの中でもトップに立つのが、陸上自衛隊中央音楽隊なんですね~。
なんといっても、国賓・公賓に対する儀礼演奏、オリンピックや昭和天皇大喪の礼など
端的に言えば、何があっても失敗が許されない状況下において、
国家を代表して演奏を担当する音楽隊なので、
日本を代表する音楽隊といっても過言ではないでしょう
そして、海上自衛隊東京音楽隊は、
全自衛隊唯一のボーカル専任三宅ゆかり三等海曹が所属する音楽隊ですね
航空中央音楽隊は、ジョン・フィリップ・スーザ財団より、
アジアで初めて優秀軍楽隊賞を受賞した音楽隊、
とそれぞれ特色があります。
で、この3つの音楽隊を始め、
陸上自衛隊北部方面音楽隊、
東部方面音楽隊、そして、
北部、東北、東部、中部、西部の特別ユニットによる5方面音楽隊があり、
おなじみ、海外からのゲストバンド、
アメリカ海兵隊第3海兵機動展開部隊音楽隊、
在日米軍陸軍音楽隊、オーストラリア陸軍軍楽隊と
そして、初参加のフィリピン海兵隊軍楽隊と、
今年は最多の4部隊も参加してくれていました


余談ですが、個人的にものすごく気になったのが、
オーストラリア軍の敬礼
日本の敬礼って、絶対に手のひら見せちゃいけないんですけど、
真逆で、がっつり手のひらをみせてる形で…
…ドクタースランプアラレちゃん的で
「んちゃ!」って聞こえてきそうな感じでした(笑)
各国いろんな個性があるなぁって思いながら見てました。
そしてさらに出演部隊に、自衛太鼓という、
北は北海道、南は沖縄まで各駐屯地基地などで、
クラブ活動として活躍している太鼓チームから
13個チーム選抜されている太鼓部隊、
そして、この前防衛大学校開校祭でも見てきた防衛大学校儀仗隊もいて、
さらにさらに、あの302保安警務中隊も参加しているのです
302保安警務中隊は、ぜひとも1度生で見てみたい!と思っていた人達なのですが、
ご存じない方のために説明しますと、
我が国唯一の特別儀仗隊として、
国賓などの歓迎式典や観閲式などで特別儀仗を実施する方たちです。
これでもかこれでもかと、いろんな部隊が登場してとにかく楽しませてくれました。
一言でいうと、もりだくさんってことです(笑)
…ってことで、時系列で感想を言っていきたいと思います。
オープニング:「仁~JIN~のテーマ」
実は、私、この数日前に、某所で行われていた
「体育館での通し稽古」を見学させて頂いたのですが、
皆さん、迷彩服来て練習されてるんですよね(笑)
そこがなんとも不思議だったのですが、最後の通し稽古でしたので、
さほど本番とかわらない内容で、もちろん、この「仁」で始まったわけです
が、この練習で感動して思わず涙が出ました。
それほどに素晴らしかったです


武道館の予行講演の時も、感動して涙していらした方がいらっしゃいましたが、
あれは、涙が出ます…。
今年のテーマが、
「前へ~強き絆の響き、熱き仁の鼓動」

ということで、「仁」つながりでこの曲だったのだと思いますが、
50周年を振り返る過去の映像が部隊の床に映し出されていて、
それを囲むように音楽隊があ演奏している様子は、
ほんっとに鳥肌がたつくらい素晴らしかったです。
その映像もドラマの仁を意識して、歴史を感じさせるような構成になっていますよね。
そして、曲がサビの部分になると、ゆっくり中央に集まってくる…という。
ほんっとに感動しました


そして、オープニングセレモニーです。
曲の演奏が終わると、
ここで302保安警務中隊が入場してくるのですが、
もうこれが、めちゃめちゃかっこいいんですよ


あの統制のとれた動きの美しいことといったら、もう…


会場からも、感嘆のため息がもれていました。
そして、国旗が入場します。
この国旗を手にしている特別儀仗隊がこれまた白い礼服姿でかっこいいんですよ。
ため息交じりにみていると、国歌斉唱となります。
この時つくづく思ったのですが、
武道館で中央音楽隊を始めとする屈指の軍楽隊の演奏で
国家を歌う事ができるなんて…
…と思うと、こみあげてくるものがありますよね、やっぱり。
そして、第一章から第四章までテーマごとに演奏が始まって行くのですが、
毎年毎年やってて、同じような素材で
企画を考えるのも大変だろうなぁと思いました。
で、第一章が「from Japan」のテーマで、
陸上自衛隊、北部方面音楽隊からの、東部方面音楽隊…
…ま、これはわかるのですが、
米海兵隊からの在日米陸軍という流れです。
「from Japan」というテーマで、
米軍を持ってきて意表を突かせたあたりに、
企画した人の苦労が垣間見えた感じがしましたよ(笑)
この中では、海兵隊の演奏が好きでした。
「黎明」という防衛大学校のために作曲された行進曲を海兵隊が演奏することで、
米海兵隊が、自衛隊に対して敬意を払っていることを表しているんだろうということが
このことから感じ取れますしね。
この曲自体も好きでした。
この後に、がらっと雰囲気が変わって、
Happyという曲が歌つきで始まったのですが、
このボーカルの黒人さんが、めっちゃめちゃ歌がうまくてかっこいいんですよ


この曲も好きでした。
ノリノリの曲なので、ボーカルや演奏者が手拍子を促して、
会場からも手拍子がおこって、一気に楽しい雰囲気になりました。
その後に、在日米陸軍による
「上を向いて歩こう」
がなかなかこれもよかったですね
女性ボーカルが、パワフルな声で日本語で歌ってくれました。
その後に、ビートルズの「Hey Jude」。
これね、最初、
客席の中からのトランペットの独奏っていう
なかなかかっこいい始まりだったのですが、
私が武道館で見た時は、
トランペットの音が素人耳で聞いてもちょっと外れてて(笑)
へっ?!って思っちゃいました


チューニングうまくいかなかったのかなぁ(笑)
ま、それはさておき、そんなかんじで日本から始まって、
アジアに向かいますよ~ってことで、
第二章は「to Asia」
このスタートが防衛大学校のファンシードリルなんだけど、
先ほど言ってた、企画の苦労が最も垣間見えたのがこの配置でしたよね。
アジアからの留学生を迎えていて、
その学生が過去一人この儀仗隊に参加したことも「あった」からって(笑)
こじつけもいいとこな感じがしますが、
でも、ファンシードリルが始まるとそんなことどうでもよくなりますね(笑)
カッコよすぎて


音楽祭りが終わった後、儀仗隊の2人が外にいたんですけど
写真攻めにあっていました(笑)
そりゃそうですよね~。
この前防衛大学校の開校祭で見て、
またこんなすぐに、生で見られる機会に恵まれて本当にうれしかったわぁ
そこから、初参加のフィリピン海兵隊軍楽隊です。
皆さん、ちょっといかついお顔で、
真面目で固い感じなのですが、
演奏曲の中にアニメ流浪に剣心のテーマソングを入れてくれたりと、
やっぱり日本にゆかりのある曲目を選んでくれているんですよね。
また、最後去り際に手をふりながら退場する時に、
パッと、マジックのように
日本とフィリピンのちっちゃな国旗を出してくれて、
それを振りながら退場していくのがすっごくかわいくて、
会場がなごみました~


友好!って感じ


結構フィリピン海兵隊無表情だったので、余計にかわいかったです(笑)
で、ここで、前編終わります
第二章「to Asia」の途中ですが、
後編は、
ここからが真打ちの航空中央音楽隊、海上自衛隊東京音楽隊、
そして、陸上自衛隊中央音楽隊の登場です。
音楽祭の様子が、YouTubeに上がっていますので、
ぜひぜひ、それをご覧頂きつつ以下、読んで頂ければと思います

この自衛隊音楽祭り、ちょうど、今年は50周年だったんですね



ご存じの方も多いかとは思いますが、
自衛隊は、陸海空それぞれに音楽隊を有しており、
さらに、各駐屯地や基地ごとにまた音楽隊がいるのですが、
陸・海・空それぞれのトップに立つ音楽隊として、
陸上自衛隊中央音楽隊、海上自衛隊東京音楽隊、航空自衛隊航空中央音楽隊の
3つがあります。
かつ、この3つの中でもトップに立つのが、陸上自衛隊中央音楽隊なんですね~。
なんといっても、国賓・公賓に対する儀礼演奏、オリンピックや昭和天皇大喪の礼など
端的に言えば、何があっても失敗が許されない状況下において、
国家を代表して演奏を担当する音楽隊なので、
日本を代表する音楽隊といっても過言ではないでしょう

そして、海上自衛隊東京音楽隊は、
全自衛隊唯一のボーカル専任三宅ゆかり三等海曹が所属する音楽隊ですね

航空中央音楽隊は、ジョン・フィリップ・スーザ財団より、
アジアで初めて優秀軍楽隊賞を受賞した音楽隊、
とそれぞれ特色があります。
で、この3つの音楽隊を始め、
陸上自衛隊北部方面音楽隊、
東部方面音楽隊、そして、
北部、東北、東部、中部、西部の特別ユニットによる5方面音楽隊があり、
おなじみ、海外からのゲストバンド、
アメリカ海兵隊第3海兵機動展開部隊音楽隊、
在日米軍陸軍音楽隊、オーストラリア陸軍軍楽隊と
そして、初参加のフィリピン海兵隊軍楽隊と、
今年は最多の4部隊も参加してくれていました



余談ですが、個人的にものすごく気になったのが、
オーストラリア軍の敬礼

日本の敬礼って、絶対に手のひら見せちゃいけないんですけど、
真逆で、がっつり手のひらをみせてる形で…
…ドクタースランプアラレちゃん的で
「んちゃ!」って聞こえてきそうな感じでした(笑)
各国いろんな個性があるなぁって思いながら見てました。
そしてさらに出演部隊に、自衛太鼓という、
北は北海道、南は沖縄まで各駐屯地基地などで、
クラブ活動として活躍している太鼓チームから
13個チーム選抜されている太鼓部隊、
そして、この前防衛大学校開校祭でも見てきた防衛大学校儀仗隊もいて、
さらにさらに、あの302保安警務中隊も参加しているのです

302保安警務中隊は、ぜひとも1度生で見てみたい!と思っていた人達なのですが、
ご存じない方のために説明しますと、
我が国唯一の特別儀仗隊として、
国賓などの歓迎式典や観閲式などで特別儀仗を実施する方たちです。
これでもかこれでもかと、いろんな部隊が登場してとにかく楽しませてくれました。
一言でいうと、もりだくさんってことです(笑)
…ってことで、時系列で感想を言っていきたいと思います。
オープニング:「仁~JIN~のテーマ」
実は、私、この数日前に、某所で行われていた
「体育館での通し稽古」を見学させて頂いたのですが、
皆さん、迷彩服来て練習されてるんですよね(笑)
そこがなんとも不思議だったのですが、最後の通し稽古でしたので、
さほど本番とかわらない内容で、もちろん、この「仁」で始まったわけです

が、この練習で感動して思わず涙が出ました。
それほどに素晴らしかったです



武道館の予行講演の時も、感動して涙していらした方がいらっしゃいましたが、
あれは、涙が出ます…。
今年のテーマが、
「前へ~強き絆の響き、熱き仁の鼓動」

ということで、「仁」つながりでこの曲だったのだと思いますが、
50周年を振り返る過去の映像が部隊の床に映し出されていて、
それを囲むように音楽隊があ演奏している様子は、
ほんっとに鳥肌がたつくらい素晴らしかったです。
その映像もドラマの仁を意識して、歴史を感じさせるような構成になっていますよね。
そして、曲がサビの部分になると、ゆっくり中央に集まってくる…という。
ほんっとに感動しました



そして、オープニングセレモニーです。
曲の演奏が終わると、
ここで302保安警務中隊が入場してくるのですが、
もうこれが、めちゃめちゃかっこいいんですよ



あの統制のとれた動きの美しいことといったら、もう…



会場からも、感嘆のため息がもれていました。
そして、国旗が入場します。
この国旗を手にしている特別儀仗隊がこれまた白い礼服姿でかっこいいんですよ。
ため息交じりにみていると、国歌斉唱となります。
この時つくづく思ったのですが、
武道館で中央音楽隊を始めとする屈指の軍楽隊の演奏で
国家を歌う事ができるなんて…
…と思うと、こみあげてくるものがありますよね、やっぱり。
そして、第一章から第四章までテーマごとに演奏が始まって行くのですが、
毎年毎年やってて、同じような素材で
企画を考えるのも大変だろうなぁと思いました。
で、第一章が「from Japan」のテーマで、
陸上自衛隊、北部方面音楽隊からの、東部方面音楽隊…
…ま、これはわかるのですが、
米海兵隊からの在日米陸軍という流れです。
「from Japan」というテーマで、
米軍を持ってきて意表を突かせたあたりに、
企画した人の苦労が垣間見えた感じがしましたよ(笑)
この中では、海兵隊の演奏が好きでした。
「黎明」という防衛大学校のために作曲された行進曲を海兵隊が演奏することで、
米海兵隊が、自衛隊に対して敬意を払っていることを表しているんだろうということが
このことから感じ取れますしね。
この曲自体も好きでした。
この後に、がらっと雰囲気が変わって、
Happyという曲が歌つきで始まったのですが、
このボーカルの黒人さんが、めっちゃめちゃ歌がうまくてかっこいいんですよ



この曲も好きでした。
ノリノリの曲なので、ボーカルや演奏者が手拍子を促して、
会場からも手拍子がおこって、一気に楽しい雰囲気になりました。
その後に、在日米陸軍による
「上を向いて歩こう」
がなかなかこれもよかったですね

女性ボーカルが、パワフルな声で日本語で歌ってくれました。
その後に、ビートルズの「Hey Jude」。
これね、最初、
客席の中からのトランペットの独奏っていう
なかなかかっこいい始まりだったのですが、
私が武道館で見た時は、
トランペットの音が素人耳で聞いてもちょっと外れてて(笑)
へっ?!って思っちゃいました



チューニングうまくいかなかったのかなぁ(笑)
ま、それはさておき、そんなかんじで日本から始まって、
アジアに向かいますよ~ってことで、
第二章は「to Asia」
このスタートが防衛大学校のファンシードリルなんだけど、
先ほど言ってた、企画の苦労が最も垣間見えたのがこの配置でしたよね。
アジアからの留学生を迎えていて、
その学生が過去一人この儀仗隊に参加したことも「あった」からって(笑)
こじつけもいいとこな感じがしますが、
でも、ファンシードリルが始まるとそんなことどうでもよくなりますね(笑)
カッコよすぎて



音楽祭りが終わった後、儀仗隊の2人が外にいたんですけど
写真攻めにあっていました(笑)
そりゃそうですよね~。
この前防衛大学校の開校祭で見て、
またこんなすぐに、生で見られる機会に恵まれて本当にうれしかったわぁ

そこから、初参加のフィリピン海兵隊軍楽隊です。
皆さん、ちょっといかついお顔で、
真面目で固い感じなのですが、
演奏曲の中にアニメ流浪に剣心のテーマソングを入れてくれたりと、
やっぱり日本にゆかりのある曲目を選んでくれているんですよね。
また、最後去り際に手をふりながら退場する時に、
パッと、マジックのように
日本とフィリピンのちっちゃな国旗を出してくれて、
それを振りながら退場していくのがすっごくかわいくて、
会場がなごみました~



友好!って感じ



結構フィリピン海兵隊無表情だったので、余計にかわいかったです(笑)
で、ここで、前編終わります

第二章「to Asia」の途中ですが、
後編は、
ここからが真打ちの航空中央音楽隊、海上自衛隊東京音楽隊、
そして、陸上自衛隊中央音楽隊の登場です。