この日を皮切りに、
一週間の遠征に出ることになっていたのですが、
遠征初日は、
この久留米の定期演奏会に行って参りました
この日、
何を思ったか、疑いもせずに
会場の市民会館ではなく、
駅からまっすぐ駐屯地に向かったんですよね(笑)
バカかと
まぁ、いつものクセで、といえはそれまでですけど、
音楽会なのにね…本当にバカだよね…と、
雨の中拾ったタクシーで、一人自嘲。
そんな私に、運転手さんが、
「えっ市民会館は真逆だよ」と追い打ち(笑)
それでも、1時間前に到着してしまったんですよね、会場に。
だけど、思ったよりも人が集まっていました。
さて、
どうにか、時間を潰し、
ようやく開演となりましたら…
第四特科連隊長兼久留米駐屯地司令 大場勇一佐が最初に御挨拶されました。
今回の演奏会のテーマが
「いちばん大切なこと」
ということで、
「我々自衛隊は、皆さんの大切なものを護るために、
これからも精一杯訓練に励んで参ります」
というような趣旨のことを仰っていました。
…私は、先月の音楽まつりといい、
毎回そうなんですけど、
こういう自衛隊のイベントに参加する度に、
否定され、虐げられてきた自衛隊の歴史を感じずにはいられないんですよね。
広く国民の理解を得るために、
60年間、こうやって、親しみやすさを出すために音楽会を開催したり、
田植えをしたり…お祭りを開催したり…
いろんなことをして来られたんですよね…
1つ1つのイベントが、自衛隊の努力の結晶なのですよね。
だから、私はこういう場でマナーを守らない(守れない)人間が嫌いなんですが。
…FBで毒吐いたので、ここではもう吐きませんけども(笑)
さて、音楽会は、3部構成でした。
第一部:吹奏楽の力
ということで、
コンサートマーチ テイク・オフ (テイク・オフ???空っぽい?)
日本の詩情 (「ふるさと」、とかそういうあたりの曲のメドレー)
と来て、
このテーマのメインはむしろこれでしょ?という
陸上自衛隊らっぱメドレー!!来ました。
これ、以前、
久留米駐屯地記念行事の時にもやってくれたんですよね。
軽快な吹奏楽のアレンジを背景に、
起床から就寝までを、
「元気の源~食事!! ほっと一息課業終了~」
とか、かけ声付きで演奏してくれる、
とってもかわいくて、大好きな演目です
なんか、ピンボケですみません…
こんな感じで、らっぱ手の2人(男女)が、
太鼓隊と共に登場。
ここに、こんなにガチで登場してくるだけあって、
お二人ともお上手でいらっしゃいました
そして、このあとは、
軍師官兵衛 メインテーマ
と、地元ネタのNHK大河ドラマを挟み、
≪風紋≫ 原曲版
(↑「演奏するのは難しくないが、何回練習しても終わりが見えない」
と言われる、奥が深い曲、らしい byウィキペディア)
で、第一部が終わります。
そして、第二部は「鼓動」
お馴染の自衛太鼓の登場です
やっぱり、太鼓はいいですね
う~~~ん、かっこいいです
太鼓の曲目が
「武士道」「山彦」…そして「SL」
SLと思いましたが、
聞いていると、リズムがたしかに、まぁ…SLでした。
なにはともあれ、やっぱり太鼓は、日本人の心に響きますよ…本当に。
この時、か~~~な~~~り~~~イライラしていたのですが、
そのイライラを洗い流してくれました
そして、
第3部 「大切な人に贈りたい」
ここで、お子様向けに
英雄の証「モンスターハンター」が演奏されました。
やっぱり、
地方の自衛隊の音楽会って、家族向けだから、
音楽が好きという人達はそんなに聞きに来ていないようなので、
どうしても
老若男女全てをターゲットにした選曲になってしまうので、
こういう選曲にならざるを得ないのでしょうけど…
ひとまず、
ゲラゲラポーとかでなくてよかった
とか、一人でホッとしていました(笑)
あ、でもこれ、総火演では演奏されてましたね…。
そんなにお子様に気を使わなくてもいいと思うんですけど…
ですがこの「モンハン」演奏自体はかなりカッコよかったです
そして、お次がガラッと変わって…
白鳥の湖 Brass Rock
と、ジャズっぽいアレンジの聞いた白鳥の湖。
コレはこれでありなのでしょうけど、
個人的には、さほど好みのアレンジではなかったです…。
そして、次ですよ次
音楽隊隊長(指揮者)が一旦、退場したなぁと思ったら、
ギターを手に現れました。
隊長自ら、
昴―すばる― を弾き語り。
めちゃうまでした~~~~
どうやら、隊長の弾き語りは名物のようでした。
しかし、
音楽隊員の中には、やっぱり歌がうまい方が多いですよね
そりゃそうでしょうけど。
…さて、ここで、
プログラムにない箸休めがありました(笑)
彼らも、名物のようでしたね~。
音楽隊員の若手二人。
これまで、ピンクレディー、キャンディーズと歌ってきたらしい彼らは、
今回、どぶろっくの「もしかしてだけど~」をやってくれて、
会場を和ませてくれました(笑)
しかし、
自衛官っておもしろい人多いですよね(笑)
会場がゆる~い笑いに包まれた後は、
振袖を着たWACさんが現れました。
彼女もお馴染のWACさんらしく、久留米出身の北熊本駐屯地勤務の方なのだそう。
実はプログラムから気になっていたんですよね、
次の曲…夜桜お七が。
な~んでこの曲なんだろう???って(笑)
すると、このWACさん、以前NHKのど自慢に出た時に、この曲を歌われ、
審査員だった坂本冬美さんご本人より、
「私より巧い」
と大絶賛をされた方なのだそうです。
それが、この方。
たしかに、たしかにすっごい巧かったですね
そして、最後が…もちろんこの曲…
アナ雪「LET IT GO」からの、メドレーでした。
まぁ、もう、この曲は今年は外せない感じですよね、えぇ。
そして、ここで、
先ほどの振袖のWACさんが…
まさかのお色直しで再登場
そして、もちろんめちゃウマでした~
声と歌い方が、松たか子にちょっと似てて、
もっと聞いていたい~と、感じるような歌声でした
すっごくよかったです
…が、最後の
「少しも寒くないわ~」
で
「ちーん(← 武道館のYouTube参照のこと)
を、恐らく彼女は、上から
「やれ」
と言われていたのでしょうけど、
本人にどうしても照れがあって、
ちょっと中途半端な感じになってしまっていました(笑)
WACさん、そこは照れずに思いっきりやった方がいいよ、思いっきり、
と心の中でエールを送りましたが…。
そして、最後はもちろんアンコールかかります…が、
まぁ、ないだろうなぁ…とは思っていたけど、
やっぱりないんですね…陸軍分列行進曲。
海自だと、アンコールは必ず「軍艦」なので。
そこはやっぱり違うところですね。
…ということで、今回のアンコールは、
時期的にクリスマスメドレーで、
楽しく幕を閉じました
…でまぁ、
楽しかったんですけども、
ど~~~~しても、
ここだけは気になったのが、
最後の「アナ雪」の前に
MCさんが
こともあろうに
流行語大賞の話題を振ってきたんですよね…
この方は民間人で、毎年この定期演奏会でMCをされているベテランさんのようでしたが、
彼女が、
「さて、今年も流行語大賞が発表されましたね」
と言った瞬間、
会場の空気が張り詰めたのを、彼女は感じただろうか????
さすがに、
「集団的自衛権」のことは口にしなかったけど、
彼女が、
「あの『ダメよ~ダメダメ』は、やっぱり私もインパクトありました」
と笑顔で話している時も、
会場の空気がひきつったことに、彼女は気づいただろうか????
自衛隊からお仕事頂いて、それでプロとしてお仕事しているなら、
相応しい話題かどうかくらいは、考えてしかるべきではないのかと、
私は思うのですが…。
打ち合わせ時に、きっと、
「集団的自衛権」について触れなければいい、と言われたのかもしれません。
でも、
流行語大賞と聞くと、否応なしに連想するので、
私が彼女の立場なら、
この話題はこの場では一切入れません。
入れる必要はまったくないからです。
彼女には、一切悪気はなかったのだと思います。
でも、悪気がなければいいというものではないと思います。
プロなのだから。
あのネタは、真っ当な自衛隊支持者にとっては、
不愉快極まりないネタです。
恐らく、当の自衛隊以上に、
支持者の方が不快に思っている人が多いと思います。
でなければ、
会場があんな空気になろうはずがないからです。
この日は、他にもイライラすることがありましたが、
これはとても残念なことでした…。
と、いうわけで、
「楽しかった」と「不快」が入り混じり、量的に同等だった
…ことが、ほんっとに残念
一週間の遠征に出ることになっていたのですが、
遠征初日は、
この久留米の定期演奏会に行って参りました
この日、
何を思ったか、疑いもせずに
会場の市民会館ではなく、
駅からまっすぐ駐屯地に向かったんですよね(笑)
バカかと
まぁ、いつものクセで、といえはそれまでですけど、
音楽会なのにね…本当にバカだよね…と、
雨の中拾ったタクシーで、一人自嘲。
そんな私に、運転手さんが、
「えっ市民会館は真逆だよ」と追い打ち(笑)
それでも、1時間前に到着してしまったんですよね、会場に。
だけど、思ったよりも人が集まっていました。
さて、
どうにか、時間を潰し、
ようやく開演となりましたら…
第四特科連隊長兼久留米駐屯地司令 大場勇一佐が最初に御挨拶されました。
今回の演奏会のテーマが
「いちばん大切なこと」
ということで、
「我々自衛隊は、皆さんの大切なものを護るために、
これからも精一杯訓練に励んで参ります」
というような趣旨のことを仰っていました。
…私は、先月の音楽まつりといい、
毎回そうなんですけど、
こういう自衛隊のイベントに参加する度に、
否定され、虐げられてきた自衛隊の歴史を感じずにはいられないんですよね。
広く国民の理解を得るために、
60年間、こうやって、親しみやすさを出すために音楽会を開催したり、
田植えをしたり…お祭りを開催したり…
いろんなことをして来られたんですよね…
1つ1つのイベントが、自衛隊の努力の結晶なのですよね。
だから、私はこういう場でマナーを守らない(守れない)人間が嫌いなんですが。
…FBで毒吐いたので、ここではもう吐きませんけども(笑)
さて、音楽会は、3部構成でした。
第一部:吹奏楽の力
ということで、
コンサートマーチ テイク・オフ (テイク・オフ???空っぽい?)
日本の詩情 (「ふるさと」、とかそういうあたりの曲のメドレー)
と来て、
このテーマのメインはむしろこれでしょ?という
陸上自衛隊らっぱメドレー!!来ました。
これ、以前、
久留米駐屯地記念行事の時にもやってくれたんですよね。
軽快な吹奏楽のアレンジを背景に、
起床から就寝までを、
「元気の源~食事!! ほっと一息課業終了~」
とか、かけ声付きで演奏してくれる、
とってもかわいくて、大好きな演目です
なんか、ピンボケですみません…
こんな感じで、らっぱ手の2人(男女)が、
太鼓隊と共に登場。
ここに、こんなにガチで登場してくるだけあって、
お二人ともお上手でいらっしゃいました
そして、このあとは、
軍師官兵衛 メインテーマ
と、地元ネタのNHK大河ドラマを挟み、
≪風紋≫ 原曲版
(↑「演奏するのは難しくないが、何回練習しても終わりが見えない」
と言われる、奥が深い曲、らしい byウィキペディア)
で、第一部が終わります。
そして、第二部は「鼓動」
お馴染の自衛太鼓の登場です
やっぱり、太鼓はいいですね
う~~~ん、かっこいいです
太鼓の曲目が
「武士道」「山彦」…そして「SL」
SLと思いましたが、
聞いていると、リズムがたしかに、まぁ…SLでした。
なにはともあれ、やっぱり太鼓は、日本人の心に響きますよ…本当に。
この時、か~~~な~~~り~~~イライラしていたのですが、
そのイライラを洗い流してくれました
そして、
第3部 「大切な人に贈りたい」
ここで、お子様向けに
英雄の証「モンスターハンター」が演奏されました。
やっぱり、
地方の自衛隊の音楽会って、家族向けだから、
音楽が好きという人達はそんなに聞きに来ていないようなので、
どうしても
老若男女全てをターゲットにした選曲になってしまうので、
こういう選曲にならざるを得ないのでしょうけど…
ひとまず、
ゲラゲラポーとかでなくてよかった
とか、一人でホッとしていました(笑)
あ、でもこれ、総火演では演奏されてましたね…。
そんなにお子様に気を使わなくてもいいと思うんですけど…
ですがこの「モンハン」演奏自体はかなりカッコよかったです
そして、お次がガラッと変わって…
白鳥の湖 Brass Rock
と、ジャズっぽいアレンジの聞いた白鳥の湖。
コレはこれでありなのでしょうけど、
個人的には、さほど好みのアレンジではなかったです…。
そして、次ですよ次
音楽隊隊長(指揮者)が一旦、退場したなぁと思ったら、
ギターを手に現れました。
隊長自ら、
昴―すばる― を弾き語り。
めちゃうまでした~~~~
どうやら、隊長の弾き語りは名物のようでした。
しかし、
音楽隊員の中には、やっぱり歌がうまい方が多いですよね
そりゃそうでしょうけど。
…さて、ここで、
プログラムにない箸休めがありました(笑)
彼らも、名物のようでしたね~。
音楽隊員の若手二人。
これまで、ピンクレディー、キャンディーズと歌ってきたらしい彼らは、
今回、どぶろっくの「もしかしてだけど~」をやってくれて、
会場を和ませてくれました(笑)
しかし、
自衛官っておもしろい人多いですよね(笑)
会場がゆる~い笑いに包まれた後は、
振袖を着たWACさんが現れました。
彼女もお馴染のWACさんらしく、久留米出身の北熊本駐屯地勤務の方なのだそう。
実はプログラムから気になっていたんですよね、
次の曲…夜桜お七が。
な~んでこの曲なんだろう???って(笑)
すると、このWACさん、以前NHKのど自慢に出た時に、この曲を歌われ、
審査員だった坂本冬美さんご本人より、
「私より巧い」
と大絶賛をされた方なのだそうです。
それが、この方。
たしかに、たしかにすっごい巧かったですね
そして、最後が…もちろんこの曲…
アナ雪「LET IT GO」からの、メドレーでした。
まぁ、もう、この曲は今年は外せない感じですよね、えぇ。
そして、ここで、
先ほどの振袖のWACさんが…
まさかのお色直しで再登場
そして、もちろんめちゃウマでした~
声と歌い方が、松たか子にちょっと似てて、
もっと聞いていたい~と、感じるような歌声でした
すっごくよかったです
…が、最後の
「少しも寒くないわ~」
で
「ちーん(← 武道館のYouTube参照のこと)
を、恐らく彼女は、上から
「やれ」
と言われていたのでしょうけど、
本人にどうしても照れがあって、
ちょっと中途半端な感じになってしまっていました(笑)
WACさん、そこは照れずに思いっきりやった方がいいよ、思いっきり、
と心の中でエールを送りましたが…。
そして、最後はもちろんアンコールかかります…が、
まぁ、ないだろうなぁ…とは思っていたけど、
やっぱりないんですね…陸軍分列行進曲。
海自だと、アンコールは必ず「軍艦」なので。
そこはやっぱり違うところですね。
…ということで、今回のアンコールは、
時期的にクリスマスメドレーで、
楽しく幕を閉じました
…でまぁ、
楽しかったんですけども、
ど~~~~しても、
ここだけは気になったのが、
最後の「アナ雪」の前に
MCさんが
こともあろうに
流行語大賞の話題を振ってきたんですよね…
この方は民間人で、毎年この定期演奏会でMCをされているベテランさんのようでしたが、
彼女が、
「さて、今年も流行語大賞が発表されましたね」
と言った瞬間、
会場の空気が張り詰めたのを、彼女は感じただろうか????
さすがに、
「集団的自衛権」のことは口にしなかったけど、
彼女が、
「あの『ダメよ~ダメダメ』は、やっぱり私もインパクトありました」
と笑顔で話している時も、
会場の空気がひきつったことに、彼女は気づいただろうか????
自衛隊からお仕事頂いて、それでプロとしてお仕事しているなら、
相応しい話題かどうかくらいは、考えてしかるべきではないのかと、
私は思うのですが…。
打ち合わせ時に、きっと、
「集団的自衛権」について触れなければいい、と言われたのかもしれません。
でも、
流行語大賞と聞くと、否応なしに連想するので、
私が彼女の立場なら、
この話題はこの場では一切入れません。
入れる必要はまったくないからです。
彼女には、一切悪気はなかったのだと思います。
でも、悪気がなければいいというものではないと思います。
プロなのだから。
あのネタは、真っ当な自衛隊支持者にとっては、
不愉快極まりないネタです。
恐らく、当の自衛隊以上に、
支持者の方が不快に思っている人が多いと思います。
でなければ、
会場があんな空気になろうはずがないからです。
この日は、他にもイライラすることがありましたが、
これはとても残念なことでした…。
と、いうわけで、
「楽しかった」と「不快」が入り混じり、量的に同等だった
…ことが、ほんっとに残念