きんもくせい通信

みのりさんちのいろんなこと ぶつぶつ、ぐちぐち語ります。

押しがけの恐怖・・知っていますか?

2004-12-07 | バイクの話
暖冬とは行っても、寒くなってきました。
朝どきどきするのは、エンジンかかるかなぁ~でした。

私の最初のバイクはVTZで、それこそ馬車馬のように、
雨の日も風の日も雪の日だって走ってくれました。
そんなタフなVTZも、冷え冷えとした霜なんかかぶってる日には
「きゅるる~きゅるる~」
・・うっそ~!!!・・
である。
チョークをひいたってダメ。

そこで、押しがけである。
ギアをローかセカンドにいれて、クラッチを切りスピードをつけてクラッチをつなぐ。
あれです。
サーキットでは、レーサーマシンはセルなんかついてないのでこうやってエンジンかけるけど、
レーサーマシンは余計な物がついてないので、軽いからできるんだ~
と、私は思っている。

公道用バイクじゃVTZは重いほうだし、無理無理!
でも、切羽詰っている私にはこれしか最後の手段はない。
あとは、仕事キャンセルでバイク屋さんにきてもらう。

幸い、アパートの前は坂。よし!この坂を使って・・・・・。
チャレンジ!
ローにいれて、くだる。
よし、いまだ~クラッチをつなぐ。・・・うんともすんとも・・・
よし!次の坂へ
何故かこんな時は前向きな私。
だめだ~。もう汗だく・・・。
次へ・・・。もうこんなに重かったっけ?っていうくらいバイクが重い。
時間もどんどん経っていく。
このまま町内一周しそうだ・・・。もうこれでだめだったらきてもらおう。
お家もだんだん遠くなるぅ~遠くなるぅ~
かみさまぁ~仏さまぁ~
「キュウルキュルブ、ブ、ブゥ~ブゥ~ウォ~ン!!」
・・・やった・・・やったよぉ~!!!・・・
かかった、かかったぁ~

もう、へとへと・・・。
汗だく、力尽きた・・。家からもだいぶ遠くまできてしまった。
そのあと、どうしたか覚えてない。