スーパーへ買い物に行った時の事。
「お菓子んとこにいるねぇ~」
魂胆みえみえでお菓子コーナーへ
走っていくおちびくん。 走るな・・・。
お惣菜の方の入り口から入ったとしても
野菜・果物コーナーからまわります。
逆回りしてるとにらまれます
順序良くまわり、おちびくんがウロウロしてる
お菓子コーナーへ。
決断力が欠如してるような子供がたくさんウロウロ。
「ひとつだけね。」なんておかーさんに言われたものの、
別に欲しいものもないのに、何か買いたいような、
でも、どれにしよーか。な子供がウロウロ、ウロウロ。
あんだけ時間を与えたというのに
我が息子もまだ迷っていた。
はやくしろよぉ~~
待ってあげるやさしい私フッ。
「すみません。」
どれかの子供の母と思われる人。
知らない人。誰?
「あの・・・その服どこで買ったんですか?」
「はっ?」
雨も降っていて肌寒い日でしたので、
撥水な薄い生地のこげ茶のパーカーを羽織ってた。
しかも、弟くんがいらなくなったおふる・・・。
「裏とかどんな感じなんですか~?」
いろいろさわってくる。
「丈とかもい~わ~・・・・。」
「どこで買いました?」・・・・・しつこいよ・・・。
「弟のお古なのでわかりません。たぶん渋谷とかじゃないですか」
「えっ?渋谷のどこだろ~~」しらないよ・・・。
「子供の遠足に着ていくのこういうのが欲しいんですよね~」
・・・パーカーのとこさわらないで・・・きもちわる・・・。
別に相手をするでもなく固まる私。
早くどっかいってくれ~~
すると、
「これ、いりません?2万円くらいしたものなんですけど。」
自分のジャケットを脱ぎだした。
これと、交換してくれという・・・・・。
こんなヨレヨレパーカーがそんなに欲しいのか?
でも、そんなジャケットいらない・・・。
「い~な~こういうのないのよね~」
まだ言ってるその人に「すみません。」と言い
まだ買うお菓子を決めてないおちびの手をひき、
ダッシュでレジにむかいました。
後ろ振り返りながら・・・・・・。
ついてくんなよ・・・・。