初めて知ったのはワイドショーだったんだと思う。
お家騒動 
長年別の仕事をやってた長男が戻ってきて社長になった。
一澤帆布
長年現場でやってきた次男が職人さんたちと、
新しい会社を作った
信三郎帆布
そんな内容だったと思う。
程近い場所で両方のお店はやってる。
と、そんなことだった。
京都に行くにあたりガイドブックなど見ても
どちらかのお店しか載せてない。
争いのすごさを感じる。
これは行って見たい！！
是非。
と、思った。
こういう競い合ってるとこってのは
向上心が高いと思うので、本当にいい物を。
という気持ちや、姿勢が半端じゃないと
思ったから。
幸いにも同じようなところにお店があるので
出来たら両方のものを手に入れたい。とさえ
思った。
で、
京都２日目の朝のことでした。
貸切のタクシーがお迎えにくるまで
自由時間と決めました。私が。
開店は９時。
ホテルからもそんなに遠くないので
行ってみることにした。一人で
じゃないと無駄に時間をくうので・・・。
３０分も前にお店に着きそうだったので
すぐそばの知恩院に行ったりしてた。
そろそろかな～。5分前だし。
と、お店の方へ向かう・・・・・。
と。
何なんですか？？？？
この行列は・・・・・・。
お店からはなれたところの路地に尋常じゃない行列。
行列係の警備員みたいな人もいて
整理している。
「これ、かばんやさんの？」と、
小声で確認し並ぶ。
どっちの店の行列なのさ・・・・・・。長男？次男？
私はひとり。
皆様、お友達同士やら家族連れや、
訳わからずならんでるおじーさんとか・・・・・。
タクシーの時間までホテルに戻らなくてはいけないのに。
間に合うのか・・・・。
後ろに並んだ女の子二人に話しかけてみた。
「すごいんですねぇ～」と。
「あら、初めてですか？」
慣れてるご様子。
4，5人づつそんなに広くないお店に、入れるらしい。
路地から店の前の行列に進んだ。
と、
おひとりさま3点まで
ショルダーは1点まで。
と、書いてある。
と、言われると3点まで買いたいし、
ショルダーも買いたくなるし、
おちびくらい連れて来れば、二人で６点は買えたのに～～。
と、おかしな精神状態になってくる。
うまいな・・・・。
商人魂
そんななか、即行手に入れました
３点。
全部、黒。
私の中ではバックは基本黒なので。
後のタクシーの運転手さん情報によると
とにかく行列で、午後にはもう品物がないらしい・・・。
よかった・・・・。
朝行ってみて・・・。
そう聞くとどんどんありがたみが増す。
そんななか、「じゃーこれはもらうわ！」と、母
中くらいの大きさのトートバックを奪おうとする。
こ、こんなに娘が苦労して苦労して
手に入れたものをそう簡単に
奪おうとするの？？何もせずに？？？
信三郎帆布の物を手に入れましたが
調べてみたらば、お店でしか買えないそう。
並ぶしかないってことだ・・・・・。
あ、やっぱりおちび連れてけばよかったぁ～～
で、長男の店は何であいてなかったんだろ？
開店１０時か？
アディダスとプーマもそんな
お家騒動の末に成功した兄弟なんだとか・・・・。
こだわりって
すごいな・・・と思う。
で、大切にして欲しいし私もなんかしら
こだわりたいと、思った。
,