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カボスはコスパ世界最高!?

2022年08月08日 | 安全安心野菜情報
おはようございます、大分県を代表する特産品と言えばこの時期は、カボス一択!と信じて止まないカボス好き宇宙人エーコです!

とり天、から揚げ、天ぷら、刺身、焼き魚にギューッと絞ったカボス果汁をタップリ掛けて食すのが大分県人。
日本酒、焼酎などのお酒にももちろんタップリ絞り込みます。
カボスはどんな料理にも合う万能食材ですね!

そんなカボスは、大分県臼杵市に200年以上前から存在しているそうです。
京都から持ち帰ったと伝わっていますが、大分県外にカボスの古木がないことから、大分原産ではないかと言われています。
インドシナ原産のクネンボと柚子が掛け合わさってできた柑橘類です。
漢字では、臭橙、香母酢と表記されます。

苗木から育てるとカボスの実がなるまで3~4年かかります。
柚子の葉の形を受け継いで、カボスの葉は私のようなひょうたん形をしています。

カボスは隔年欠果しやすい果樹で、表年と裏年があります。
毎年楽しみたい方は、果樹が傷まないように、ある程度摘花して、実をつける個数をコントロールした方が良いかもしれませんよ。

カボスは実が緑であるときが収穫時期になりますので、露地カボスの収穫時期は今月8月からになります。

露地カボスの出荷時期は 8~11月です。12月になると、実が黄色くなり、酸味がなくなります。

大分ではハウスでの栽培も盛んで、ハウスカボスは3月中旬から7月まで出荷されています。

ただ、5,6月のカボスはまだ果汁が少ないため、主にこの時期のカボスは果皮を利用します。
カボスの果皮の内側にある白い繊維(アルベド)は苦いため、その部分を除いて、緑の果皮の部分のみ使用します。
料理での使い方は柚子と同様に薄く向いた皮を千切りします。風味がよいので、料理の添えやアクセントにおススメです。

露地カボスの初出荷について、十分に果汁が出ない等のクレームで、カボスの印象に悪影響を与える出来事があったようで、平成17年から、果汁の量などの調べる果実調査が行われるようになりました。

露地カボスが旬を宣言する条件は、果汁の歩合が20%以上の果実が3割になった産地で、出荷するカボスは概ね果汁歩合20%以上のものとすると決められました。
卵L1玉の大きさのカボスから16㏄果汁が取れるというイメージです。

毎年、果実調査が行われるのはだいたい8月初旬。調査し旬宣言が出されるのが8月中旬ぐらいになるそうです。

また、似た様な形ですだちがあります。比較するとすだちは重さが30~40g、カボスは100~150gとすだちより少し大きいです。
カボスはすだちに比べて、酸味がマイルドで、果汁が多く、果汁の中に独特の苦みがあります。
若い男性アイドルと田子作主人のような違いとでも申しましょうか。(笑)

カボスの果汁には主に、クエン酸、ビタミンC、カリウムの成分が入っています。
とくにクエン酸の含有量が高く(カボスは100g中6㎎)、梅干し(100g中7㎎)の次に多く入っています。

クエン酸は、疲労物質である乳酸を体内で分解して、新陳代謝を促進する働きを持っています。
クエン酸はクエン酸回路を回し、糖を分解して作るエネルギーの2倍以上のエネルギーを産出してくれます。しかも脂肪から分解するためダイエットには最適なのです!!

夏バテで疲れ切っている体に『カボスジュース』は最適!!

作り方は簡単、カボスを真ん中で輪切りにし、果汁を絞り、炭酸水に入れるだけです。お好みで甘味料を入れて下さい。
おススメの甘味料は甜菜オリゴ糖です。液体に溶けやすく、素材の美味しさを十分に引き出させてくれます。

ハウスカボス、露地カボス、贈答用カボス、ネットカボス、時期によってカボスの包む形状やキロ数が変わります。
当店は通販で取り扱っております。
時期によっては無いサイズがございますでの、ご一報いただければお調べいたします。

カボスの美味しさを伝えるために英語・英文について考えてみました。

Kabosu is the world's best treasure house of citric acid!!

でも種苗法があるため輸出は出来ませんけどね。(笑)