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酒を飲むなら、いい酒を飲みたいものです。

おいしい酒を紹介できたら良いな!

お酒のお供・・・121

2014-10-16 11:15:48 | 日記



世間の波の中で漂流しないために



社交、または交際というけれど、

おおかたの人は社会の中での他人との交際によって、

いちじるしく自分の純粋性を失ってしまいがちだ。

さらには、卑しくなりがちなものだ。

だから、わたしたちはもっと強靭であるべきだ。

人の意見や人間関係に少しも左右されず、

染まらず、流されず、本来の自分を保ち続けるべきだ。

そのために役立つのは、捨てる潔さ、勇気、洞察力だ。

世間の波の中で社交的に生きながらも漂流してしまわないように。

そして、孤独を恐れず、むしろ孤独になることに

自分を全面的に見出す楽しみを味わうこと。



                  ニーチェの言葉Ⅱ引用




そらあかね

お酒のお供・・・120

2014-10-16 10:59:54 | 日記


高貴な人間



私は、高貴な人間が現れ出ることを切望する。

その高貴な人間は、決して誰にもおもねらない。

周囲の人々からは傲慢で勝手なエゴイストに見えるかもしれないが、

彼は自分こそが価値の決定者であると自負している。

他人から認められなくても、彼は毅然としている。

従来の、また世間の価値観とはまったく関係なく自分自身のモラルを持っている。

そして、真っ直ぐに行動する。

そういう人間がまだ現れないのか。


                      ニーチェの言葉Ⅱ引用




そらあかね

お酒のお供・・・119

2014-10-16 10:51:12 | 日記


狂気の集団性



狂気にとらわれるのは、

個人の場合は稀有なことだ。

ところが、その個人がまとまって何かの団体になったとき、

ある党派として結束した場合、

民族として団結した場合、

あるいは時代の渦に巻きこまれた場合、

いつのまにか狂気にとらわれてしまうことがまったくふつうに起きるものだ。



                       ニーチェの言葉Ⅱ引用




そらあかね

お酒のお供・・・118

2014-10-16 10:41:22 | 日記


印象はいつも一色に染まっている



恐ろしい人だと思われたかったら、

恐ろしい体験を真摯にじっくりと話してやるといい。

冷酷だと思われたかったら、冷酷な体験を。

複雑な人間性だと思われたかったら、こみいった面倒な体験を話せば充分だ。

多くの人は、起きた事柄とそれを体験した人を分けて考えない。

どちらも同質のものだと混同して考え、印象を一色に染めてしまうからだ。



                     ニーチェの言葉Ⅱ引用




そらあかね

お酒のお供・・・117

2014-10-16 10:30:35 | 日記



勝利に偶然はない



僥倖はあるだろう。

しかし、偶然はない。

勝つことにおいては。

勝った者で、偶然を信じていたものは一人もいなかった。





敵が現れる喜び



容赦のない敵が現れ、

その敵と闘わざるをえなくなる。

そのときにこそ嬉々として闘え。

運命が味方しているからだ。

運命がおまえに勝たせるためにこの敵を送ったのだ。

おまえは運命の最高の待遇を受けているのだ。



             ニーチェの言葉Ⅱ引用





そらあかね