無題 2017-10-17 21:22:12 | 詩のような・・ 何もかも 通り過ぎて 行く 何もかもが だ 目の前を 目の前を 私は 訪れる 姿を見て 去り行く 後ろ姿を 見る 私も 等しく 通り過ぎて 行く
日々の事 2017-10-16 21:42:54 | 詩のような・・ 陽炎の中に 横たわる 蜉蝣を見た 翼はひび割れ 灼熱の陽射しに 都会の灰色に 塗り込められる 想い出の数は 数えられるほど 儚いのに 欲もないまま 呼吸が止まる 哀しみや苦しみ なの 喜びや全う なの 安らぎ 世の常 … 無表情で 時を我が物に したような その先の 風化する 当たり前な 普遍を 知るよしもない 蜉蝣の しかばねから 陽炎がさり 穏やかに 夕映えが 闇を引く