愛しのエトワール

うたのおねえさん、はいだしょうこさんを全力でとことん気の済むまで応援する日々を綴るブログです。

伏見ウォーク(内容つき)

2017-09-25 | 日記
9月24日(日)。いつ「明日はイベントがあります」ってのがあるやもしれんので、休日は予定を入れないようにしている。今日はなんにもなさそうだな。よし、京都にでも行くかえ?そのかわり歩きやけどな。

今日は内容付きにするか。

京阪電車のハイキングイベント。京阪の中書島駅下車、伏見港公園からスタート。

昔は京都~大阪間は淀川の舟運が重要な交通手段であった。正面はかつて伏見港と宇治川とをつないでいた三栖閘門である。閘門の歴史を解説する資料館もあるが、今日は入らなかった。手前の船は観光遊覧船の十石舟である。

川っぺりを歩いている。今日は暑くなりそうやな。左手の川は宇治川。

伏見は摂津の灘とともに酒蔵が集積してることで有名なところ。酒蔵めぐりも今日のコースに入っている。あとで行くよ。

大手筋のアーケードを抜けると御香宮神社(ごこうのみや)の門前になる。伏見の市街地は戊辰戦争の鳥羽伏見の戦いの激戦地となった。画像左手の森が御香宮で官軍が屯所にしたところ。宮前通りの南側は伏見奉行所に接しており幕府軍が陣を敷いた。この通りを挟んで官軍と幕軍が激戦を繰り広げたということである。

御香宮神社。奥が本殿。神功皇后を祀っていることからお宮参りの参拝が多い。

神社の名前の由来となった御香水。平安時代、境内から芳香をはなつ清水が湧き出し、この水を飲んだところ病気がたちどころに治癒したという。このことから清和天皇から御香宮の名を賜ったとされる。伏見は昔は「伏水」と書かれていたという。桃山丘陵から伏見の街の下を流れる良質な水脈の存在が伏見の酒造りを盛んにさせたのだろう。

桃山丘陵。伏見の街からなだらかな上りを歩きつづき、伏見北堀公園に到着。伏見城の外堀の遺構を利用した公園になっている。歴史には名前がよく出てくる伏見城だけど、江戸初期に廃城となり破却されている。

伏見桃山城。伏見城ではないよ。昔、ここに近鉄の遊園地のキャッスルランドというのがあってだな。メインのアトラクションでもあり、もったいないからというので保存されている。お城好きの私から言わせれば、大阪城と比肩するほどのかっこよさである。耐震基準がどうのこうので今は中には入れなくなっている。

桃山御陵。参道を歩いている。それはもう広大である。

参道に置いてある伏見城の石垣に使われた石。伏見城の跡地はそのまま桃山御陵になっていると理解すればよい。

着いた。明治天皇陵(伏見桃山陵)である。実は私は初めてなんだ。その巨大さにびっくりである。近代日本の礎を築いた日本の歴史上もっとも偉大な人物の一人であるから当然である。

隣には昭憲皇太后陵(伏見桃山東陵)がある。

石段を上る順路もある。これまたすごい石段やなあ。

御陵から少し歩いて乃木神社に到着。

日露戦争の英雄である乃木大将を祀っている。東京乃木坂にもあるけど京都にもあるんだ。明治天皇の御陵のふもとに乃木神社がある理由の説明はいらんな。

境内には復元された生家や旅順攻略戦の司令部などもあり展示物も多い。

伏見の街に下りてきた。酒蔵が集まっているところ。

まずは無料のカッパカントリーに行ってみる。

カッパの資料展示や酒造りの展示などがあり入場無料。すぐに飲める一杯売りやレストランのカッパ天国、お土産や直売の販売コーナーなどもある。

こちらは月桂冠の大倉記念館。入館に300円かかるが、入館券に300円の純米吟醸1本がおまけで付く。

こちらも酒造りの展示など。

月桂冠の「さかみづ」。黄桜では伏水(ふしみず)の名であった。適度にミネラルを含む水が伏見の清酒のまろやかな口あたりを生み出すという。

長建寺。水との関わりが深い土地柄なのか弁財天を本尊とする真言宗のお寺。

閼伽水(あかすい)。閼伽水とは仏教で仏に供える水のことである。

寺田屋である。有名だよな。これも説明がいるのか。

「龍馬とお龍、愛の旅路」像。ここから九州・霧島編に続く。そう言えば、私も来月に霧島に行くんだよな。

伏見港公園に戻ってきた。本日のゴール。約12キロ。

京都観光では伏見稲荷と伏見市街で一日がかりといったところか。
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