早くアップせねば。とりあえず、今のところこのくらいで勘弁して。
7月17日(日)。今年の東京遠征は2泊3日にしました。
初日は羽田から上野へ直行、東京文化会館でオペラ鑑賞。宮本亜門のフィガロは前々から見たいと思っていたのよ。ちょうどこの日はお気に入りのソプラノがスザンナをやるし、値段も1万円と格安料金だから、この機会に行っておくしかないということで。
終了。キャストも一流。大満足のモーツァルトでありました。「ひめゆり」の夜公演には間に合わないので、この日はこのまま上野で宿泊。
7月18日(祝)。暑いけど、昨年よりはぜんぜんまし。
北千住駅前の丸井の上。シアター1010にやってまいりました。
はいだしょうこ主演、ミュージカル「ひめゆり」。今日の上演2回と明日の千秋楽を見ます。全部で8回上演のうち3回だけですが、ファンとしての役目は果たしているでしょう。
今年はいつものメンバー共同でお花を出しました。こういうお花も舞台公演には欠かせないものでしょ。ファンとして何か形あるもので公演に参加したかったというのがありまして。私の提案で今回初めて「しょうゆび」でお花を出させていただきました。手配をしてくださったNさん、ありがとうございました。しょうこちゃんカラーのピンクですね。初日から5日目なので、やや萎れてきてるそうですが、まだまだとてもきれいです。このお花はメンバーの皆さんにもたいへん好評でした。今後も大きなイベントでは続けて出して行きたいと思っております。
1回目は17列目のS席。もともと夜公演から観る予定で、昼公演は遅くなって取った席。やや後ろ過ぎかなと思ったんですが、大きな劇場ではないので舞台はよく見えました。しょうこちゃんの表情を見るなら前のほうがいいんですけどね。でも、双眼鏡を持って行けばどこでも同じですよ。舞台全体を見るなら、今回座った席のような中段から後ろがよろしいように感じました。
ミュージカル「ひめゆり」については、
以下、私の昨年の投稿記事をコピーします。http://blog.goo.ne.jp/mistersnow/e/8d908c5fd1af1bd285988916de8b2058
オペラのようにセリフも含め全編歌で進められる形式のミュージカル。レミゼみたいなのがそうだね。私はフルオーケストラで演奏するようなクラシックなミュージカルが好みなんで、どちらかといえば自分の肌にあわないような感じのミュージカルだったけど、ミュージカルとしては非常にクオリティの高い作品であると感じました。何と言いますか、舞台に引き込まれた。主要キャストの熱演ってのもあるが、ストーリー展開のテンポが非常によくメリハリがきいていてだらけるところがない。セリフ(歌ってるけど)や歌詞が音楽にぴったり合っていて聞きづらいってとこがなくて耳にすんなり入ってくる。ミュージカルは音楽付きの演劇だから、伝えたいことは観客にすべて伝えないといけない。ここは重要だよ。翻訳ミュージカルだと音楽と歌詞が合ってなくて何を歌ってるのかわからんということがよくあるんだけど、それがまったくなかった。
(舞台を見た人しかわかりませんが)
最後のほうで、先に死んでいった同級生、兵士、婦長とモンタージュ的に登場させ、それぞれのモチーフを使って歌うシーンが非常に効果的であった。観客を泣かしにかかっているのが見え見えなんだけどね。私としてはこういうのは大好きだよ。ここでほとんどの観客は涙腺崩壊寸前になっているに、このあと、すっぱだか三人組を登場させなければならなかったのが惜しかったなあ。一気にフィナーレのアンサンブルコーラスに畳み掛けて欲しいところでありましたが、ストーリーの展開上、仕方ないでしょうな。
戦時下をテーマとした作品は極端に偏向した見方で描かれる傾向があるから私はちょっと苦手って書きましたよね。実際、最近ではいわゆる従軍慰安婦の強制連行が捏造であったということが明らかになったでしょ。このように特定の考え方に基づいて物語が作られることがあったりする。フィクションであっても、そんなのにしょうこちゃんが加担させられるのはどうかなと思ったりしてたわけですよ。2回観劇したんでほとんどすべて記憶してしまいしたが、ほぼ史実に基づいたストーリーであっただろうと思います。壕内の換気のシーンや飯上げの恐怖なんかは生存者の証言によるものでしょう。私も読んだような記憶があるよ。いちばんショッキングだった鬼軍曹が泣き止まぬ赤子の首をへし折るシーンも沖縄戦の悲劇としてよく知られているエピソードなので、実際にあったことなんでしょう。(ただし、敵から逃れるために赤子を殺めるという話は古くは元寇のときからある都市伝説的なプロットでもあるためエピソード自体が創作なのかもしれない。)この作品は軍国主義がもたらした悲劇を伝えることがテーマとなっている。しかし、ただ単に、軍国主義=悪というような考え方の一方的押し付けではなく観客には考えるためのさまざまな材料を提示しているところで、よくあるつまらない反戦作品とは一線を隔していると思う。軍国主義日本の権化のように描かれていた鬼軍曹にも、その考えに至る背景というべきものが歌で説明されていたところもまたその一例だろう。
とまあ昨年はこんな感じでしたが。昨年と今年で全部で5回観ました。ひめゆりの悲劇をドキュメントとして描くだけでなく、個々の人物にはそれぞれのストーリーがあり、それがフィナーレにかけて集結していくという構成で、ちゃんとドラマとして成立しています。主要キャストのリリックはややボリューム不足かなという印象をは受けますが、作品全体としてのクオリティは非常に高いものであったとあらためて実感しました。実はね、この作品にけっこう愛着がわいてきているんですよ。しょうこちゃんが出てるからだけではないよ。このミュージカルはやっぱりコーラスが素晴らしい。歌の力ってのは大きいよね。私のお気に入りのナンバーは鬼軍曹の歌ですかな。ここ数日、口ずさんでいるのはもっぱらこれだなあ。「♪恐ろしい軍曹。仕事は戦争」。おっ、韻を踏んでる。
1回目終了。オリジナルグッズは昨年と同じTシャツ。しょうこちゃんのイラストが入っています。私はTシャツは着ないので買いませんが、売れ行きは好調のようです。今年は新しいデザインのがあるね。あとで見せますよ。あっ、肝心のしょうこちゃんですけどね。舞台では昨年同様に歌唱、演技ともに完璧ですよ。少女役もまったく違和感なし。2年目でもあり、だいぶ余裕があるのかなという感じでした。とにかく、歌がすげえ。しょうこちゃんの歌は聴き慣れている私なんですが、フィナーレあたりにかけては涙が止まりませんでしたわ。周りもみんなズルズルやってるから、そんなに恥ずかしくはないよ。
2回目の時間まで、今夜宿泊のホテルで待機。劇場の近くの昨年と同じホテルにしました。北千住にはホテルがここしかないってのもありますが、あるわけがありましてね。。。もしかしたら、ラッキーなことがあるかもしれないから。女性なら、大浴場でバッタリってこともあるかもよ。
丸井のデパ地下で飯上げ完了。調達した弁当。あとでメーメーブログを見て知ったのですが、しょうこちゃんは牛丼でしたか。そういえば、うまそうなのが売ってたなあ。ついつい「100円びき」のシールにつられてしまったんだ。同じものが食べたかったなあ。なんでも同じにしたいってのがファン心理なんだよ。
開演5分前に会場入り。ホテルが近くだととても便利です。2回目はSS席3列目センター。ドリームの関係で観劇される方が多くいらっしゃるようで、ご両親様は今日は昼夜ともいらっしゃいました。明日の千秋楽もそうでしょうね。
オリジナルグッズのTシャツ。前は学徒隊が持つポシェットのデザイン。画像はぐんま提供。
背中にしょうこちゃんデザインのシーサーをプリント。しょうこちゃんには珍しくちゃんとシーサーに見えるところがポイントです。
新イラストです。門柱の上に乗るシーサーですね。持っているのはたぶんユリだと思うのですが。
夜公演終了。しょうこちゃんへのお花はたくさん出ていました。一部をお見せします。共演したのは昨年のミュージカルとライブ。昨年もありましたし、けっこう律儀な人なんだね。好感度アップだわ。
出待ちの光景。出待ちというか、ホテルにお戻りになるのを待っています。これからお休みになるところで失礼ですので、声は掛けないということしました。大きなホテルではないので、しょうこちゃんはお顔がわからないようにけっこう厳重なお姿でした。うちらはもう遠目でもすぐにわかりますが。
7月19日(火)
スノウの朝めし。13時から開演ですが、昼食は食べないので朝食はてんこ盛りで。
本日、千秋楽です。しょうゆび見参。(ここには私は写っておりませんが)ファンの方ならコンサート会場などで見たことある面々だと思います。噛みつきませんから、お気軽に声を掛けてください。今日は中段のS席のドリーム席に座りました。
拝田先生にいただきました。しょうこちゃんが出演記念に配ってるものですかな。
中身はミニライト付きキーホルダー。これはバッグに缶バッジと一緒に付けることにしよう。
これは散華した少女たちがたくさんのホタルとなって天に昇るシーンだったかな。最初のほうで少女が死んでしまったときにホタルが出てきたけど、ここに繋がっていくんだね。いいシーンだった。
終了。コールでのタイミングが合わず今回はスタオベはなしでした。コール1回目では「小鳥の歌」リプリーズのパフォーマンスがあるから、2回目のコールでスタオベという手順なんですが、ここで客席へプレゼントの投げ入れがあるのがわかってるので最前列が遠慮して立てないんです。劇団は観客がスタオベしやすいようなボウを考えたほうがいいですな。
ゆき役が歌う「小鳥の歌」というナンバーがある。ゆきは主要キャストではない。どちらかと言えば、このナンバーを歌うのがメインの役である。ほかの主要キャストが歌うナンバーは短めなのに、この曲だけ1曲まるまる歌うので、全体的にみるとバランスがよくないのかな、このようなブックナンバーならば主役に歌わせるべきだろうなどと、昨年観たときに疑問に思っていた。今回のを観てようやく気付いたよ。「鳥になって家に帰りたい」と歌うこのナンバーは、ゆきだけではなく洞窟に身を潜めた少女たち全員が思い願っていることを表現しているんだ。すべての思いを、一人の少女に歌わせている。絶望感に満ちたこの場面ではコーラスよりもソロのほうが観客の心に響かせるには効果的であったのかもしれない。このミュージカルでは主役はキミであるが、ストーリーにおいては学徒隊の全員が主役である。実際に歌うのはゆき一人だけれども、すべての学徒隊の思いが込められたナンバーを用意することによって、学徒隊全員が主役であると分らせようとしているとみた。何回も観てからじゃないと分らんとは、私もまだまだだな。
フィナーレの「生きている」のコーラスは何度も見ても感動ものだ。奇跡的に生還したキミをはじめとする学徒と犠牲となってしまった級友たちによる圧巻のコーラス。ボロボロの姿の生き残った学徒とまっさらの純白の制服姿の級友たちとの対比が胸を打つ。
♪すべてをなくした
声のかぎり泣いた
生きて行くこわさに
死にたくなった
♪生きてこそめぐり合い
新しい何かが生まれる
生きていること
この広い世界に
命を与えられて
私は生きている
生還した学徒は死んでしまった少女たちから命を与えられ生かされた。キミらは生きることによってこの悲劇を伝えていく使命を託されたと読み解くことができるようなフィナーレとなっている。後ろで並んで歌っている制服の少女たちが一斉に手を広げた。ああ、鳥だ。鳥になったんだ。これでやっと家に帰れる。これがわかったとき、私はまた涙がこぼれた。
出待ちの光景。最終日は楽屋の片付けもあるから時間はかかりそうですね。私は羽田の時間があるので先に帰りました。ところで、来年の出演はどうなるのでしょうか。主役ということで、舞台に出っ放し、歌い放しで大変な役だったと思います。出演コメントでも、体力的にきついというのもありましたし、今回で「ひめゆり」はおしまいかもしれないですね。しょうこちゃんの活躍を何よりも願うファンとしては、ミュージカル女優であるからには主役というポジションにはこだわって欲しいというのはありますね。
皆さま、ありがとうございました。またお付き合いいただけましたらありがたいです。
7月17日(日)。今年の東京遠征は2泊3日にしました。
初日は羽田から上野へ直行、東京文化会館でオペラ鑑賞。宮本亜門のフィガロは前々から見たいと思っていたのよ。ちょうどこの日はお気に入りのソプラノがスザンナをやるし、値段も1万円と格安料金だから、この機会に行っておくしかないということで。
終了。キャストも一流。大満足のモーツァルトでありました。「ひめゆり」の夜公演には間に合わないので、この日はこのまま上野で宿泊。
7月18日(祝)。暑いけど、昨年よりはぜんぜんまし。
北千住駅前の丸井の上。シアター1010にやってまいりました。
はいだしょうこ主演、ミュージカル「ひめゆり」。今日の上演2回と明日の千秋楽を見ます。全部で8回上演のうち3回だけですが、ファンとしての役目は果たしているでしょう。
今年はいつものメンバー共同でお花を出しました。こういうお花も舞台公演には欠かせないものでしょ。ファンとして何か形あるもので公演に参加したかったというのがありまして。私の提案で今回初めて「しょうゆび」でお花を出させていただきました。手配をしてくださったNさん、ありがとうございました。しょうこちゃんカラーのピンクですね。初日から5日目なので、やや萎れてきてるそうですが、まだまだとてもきれいです。このお花はメンバーの皆さんにもたいへん好評でした。今後も大きなイベントでは続けて出して行きたいと思っております。
1回目は17列目のS席。もともと夜公演から観る予定で、昼公演は遅くなって取った席。やや後ろ過ぎかなと思ったんですが、大きな劇場ではないので舞台はよく見えました。しょうこちゃんの表情を見るなら前のほうがいいんですけどね。でも、双眼鏡を持って行けばどこでも同じですよ。舞台全体を見るなら、今回座った席のような中段から後ろがよろしいように感じました。
ミュージカル「ひめゆり」については、
以下、私の昨年の投稿記事をコピーします。http://blog.goo.ne.jp/mistersnow/e/8d908c5fd1af1bd285988916de8b2058
オペラのようにセリフも含め全編歌で進められる形式のミュージカル。レミゼみたいなのがそうだね。私はフルオーケストラで演奏するようなクラシックなミュージカルが好みなんで、どちらかといえば自分の肌にあわないような感じのミュージカルだったけど、ミュージカルとしては非常にクオリティの高い作品であると感じました。何と言いますか、舞台に引き込まれた。主要キャストの熱演ってのもあるが、ストーリー展開のテンポが非常によくメリハリがきいていてだらけるところがない。セリフ(歌ってるけど)や歌詞が音楽にぴったり合っていて聞きづらいってとこがなくて耳にすんなり入ってくる。ミュージカルは音楽付きの演劇だから、伝えたいことは観客にすべて伝えないといけない。ここは重要だよ。翻訳ミュージカルだと音楽と歌詞が合ってなくて何を歌ってるのかわからんということがよくあるんだけど、それがまったくなかった。
(舞台を見た人しかわかりませんが)
最後のほうで、先に死んでいった同級生、兵士、婦長とモンタージュ的に登場させ、それぞれのモチーフを使って歌うシーンが非常に効果的であった。観客を泣かしにかかっているのが見え見えなんだけどね。私としてはこういうのは大好きだよ。ここでほとんどの観客は涙腺崩壊寸前になっているに、このあと、すっぱだか三人組を登場させなければならなかったのが惜しかったなあ。一気にフィナーレのアンサンブルコーラスに畳み掛けて欲しいところでありましたが、ストーリーの展開上、仕方ないでしょうな。
戦時下をテーマとした作品は極端に偏向した見方で描かれる傾向があるから私はちょっと苦手って書きましたよね。実際、最近ではいわゆる従軍慰安婦の強制連行が捏造であったということが明らかになったでしょ。このように特定の考え方に基づいて物語が作られることがあったりする。フィクションであっても、そんなのにしょうこちゃんが加担させられるのはどうかなと思ったりしてたわけですよ。2回観劇したんでほとんどすべて記憶してしまいしたが、ほぼ史実に基づいたストーリーであっただろうと思います。壕内の換気のシーンや飯上げの恐怖なんかは生存者の証言によるものでしょう。私も読んだような記憶があるよ。いちばんショッキングだった鬼軍曹が泣き止まぬ赤子の首をへし折るシーンも沖縄戦の悲劇としてよく知られているエピソードなので、実際にあったことなんでしょう。(ただし、敵から逃れるために赤子を殺めるという話は古くは元寇のときからある都市伝説的なプロットでもあるためエピソード自体が創作なのかもしれない。)この作品は軍国主義がもたらした悲劇を伝えることがテーマとなっている。しかし、ただ単に、軍国主義=悪というような考え方の一方的押し付けではなく観客には考えるためのさまざまな材料を提示しているところで、よくあるつまらない反戦作品とは一線を隔していると思う。軍国主義日本の権化のように描かれていた鬼軍曹にも、その考えに至る背景というべきものが歌で説明されていたところもまたその一例だろう。
とまあ昨年はこんな感じでしたが。昨年と今年で全部で5回観ました。ひめゆりの悲劇をドキュメントとして描くだけでなく、個々の人物にはそれぞれのストーリーがあり、それがフィナーレにかけて集結していくという構成で、ちゃんとドラマとして成立しています。主要キャストのリリックはややボリューム不足かなという印象をは受けますが、作品全体としてのクオリティは非常に高いものであったとあらためて実感しました。実はね、この作品にけっこう愛着がわいてきているんですよ。しょうこちゃんが出てるからだけではないよ。このミュージカルはやっぱりコーラスが素晴らしい。歌の力ってのは大きいよね。私のお気に入りのナンバーは鬼軍曹の歌ですかな。ここ数日、口ずさんでいるのはもっぱらこれだなあ。「♪恐ろしい軍曹。仕事は戦争」。おっ、韻を踏んでる。
1回目終了。オリジナルグッズは昨年と同じTシャツ。しょうこちゃんのイラストが入っています。私はTシャツは着ないので買いませんが、売れ行きは好調のようです。今年は新しいデザインのがあるね。あとで見せますよ。あっ、肝心のしょうこちゃんですけどね。舞台では昨年同様に歌唱、演技ともに完璧ですよ。少女役もまったく違和感なし。2年目でもあり、だいぶ余裕があるのかなという感じでした。とにかく、歌がすげえ。しょうこちゃんの歌は聴き慣れている私なんですが、フィナーレあたりにかけては涙が止まりませんでしたわ。周りもみんなズルズルやってるから、そんなに恥ずかしくはないよ。
2回目の時間まで、今夜宿泊のホテルで待機。劇場の近くの昨年と同じホテルにしました。北千住にはホテルがここしかないってのもありますが、あるわけがありましてね。。。もしかしたら、ラッキーなことがあるかもしれないから。女性なら、大浴場でバッタリってこともあるかもよ。
丸井のデパ地下で飯上げ完了。調達した弁当。あとでメーメーブログを見て知ったのですが、しょうこちゃんは牛丼でしたか。そういえば、うまそうなのが売ってたなあ。ついつい「100円びき」のシールにつられてしまったんだ。同じものが食べたかったなあ。なんでも同じにしたいってのがファン心理なんだよ。
開演5分前に会場入り。ホテルが近くだととても便利です。2回目はSS席3列目センター。ドリームの関係で観劇される方が多くいらっしゃるようで、ご両親様は今日は昼夜ともいらっしゃいました。明日の千秋楽もそうでしょうね。
オリジナルグッズのTシャツ。前は学徒隊が持つポシェットのデザイン。画像はぐんま提供。
背中にしょうこちゃんデザインのシーサーをプリント。しょうこちゃんには珍しくちゃんとシーサーに見えるところがポイントです。
新イラストです。門柱の上に乗るシーサーですね。持っているのはたぶんユリだと思うのですが。
夜公演終了。しょうこちゃんへのお花はたくさん出ていました。一部をお見せします。共演したのは昨年のミュージカルとライブ。昨年もありましたし、けっこう律儀な人なんだね。好感度アップだわ。
出待ちの光景。出待ちというか、ホテルにお戻りになるのを待っています。これからお休みになるところで失礼ですので、声は掛けないということしました。大きなホテルではないので、しょうこちゃんはお顔がわからないようにけっこう厳重なお姿でした。うちらはもう遠目でもすぐにわかりますが。
7月19日(火)
スノウの朝めし。13時から開演ですが、昼食は食べないので朝食はてんこ盛りで。
本日、千秋楽です。しょうゆび見参。(ここには私は写っておりませんが)ファンの方ならコンサート会場などで見たことある面々だと思います。噛みつきませんから、お気軽に声を掛けてください。今日は中段のS席のドリーム席に座りました。
拝田先生にいただきました。しょうこちゃんが出演記念に配ってるものですかな。
中身はミニライト付きキーホルダー。これはバッグに缶バッジと一緒に付けることにしよう。
これは散華した少女たちがたくさんのホタルとなって天に昇るシーンだったかな。最初のほうで少女が死んでしまったときにホタルが出てきたけど、ここに繋がっていくんだね。いいシーンだった。
終了。コールでのタイミングが合わず今回はスタオベはなしでした。コール1回目では「小鳥の歌」リプリーズのパフォーマンスがあるから、2回目のコールでスタオベという手順なんですが、ここで客席へプレゼントの投げ入れがあるのがわかってるので最前列が遠慮して立てないんです。劇団は観客がスタオベしやすいようなボウを考えたほうがいいですな。
ゆき役が歌う「小鳥の歌」というナンバーがある。ゆきは主要キャストではない。どちらかと言えば、このナンバーを歌うのがメインの役である。ほかの主要キャストが歌うナンバーは短めなのに、この曲だけ1曲まるまる歌うので、全体的にみるとバランスがよくないのかな、このようなブックナンバーならば主役に歌わせるべきだろうなどと、昨年観たときに疑問に思っていた。今回のを観てようやく気付いたよ。「鳥になって家に帰りたい」と歌うこのナンバーは、ゆきだけではなく洞窟に身を潜めた少女たち全員が思い願っていることを表現しているんだ。すべての思いを、一人の少女に歌わせている。絶望感に満ちたこの場面ではコーラスよりもソロのほうが観客の心に響かせるには効果的であったのかもしれない。このミュージカルでは主役はキミであるが、ストーリーにおいては学徒隊の全員が主役である。実際に歌うのはゆき一人だけれども、すべての学徒隊の思いが込められたナンバーを用意することによって、学徒隊全員が主役であると分らせようとしているとみた。何回も観てからじゃないと分らんとは、私もまだまだだな。
フィナーレの「生きている」のコーラスは何度も見ても感動ものだ。奇跡的に生還したキミをはじめとする学徒と犠牲となってしまった級友たちによる圧巻のコーラス。ボロボロの姿の生き残った学徒とまっさらの純白の制服姿の級友たちとの対比が胸を打つ。
♪すべてをなくした
声のかぎり泣いた
生きて行くこわさに
死にたくなった
♪生きてこそめぐり合い
新しい何かが生まれる
生きていること
この広い世界に
命を与えられて
私は生きている
生還した学徒は死んでしまった少女たちから命を与えられ生かされた。キミらは生きることによってこの悲劇を伝えていく使命を託されたと読み解くことができるようなフィナーレとなっている。後ろで並んで歌っている制服の少女たちが一斉に手を広げた。ああ、鳥だ。鳥になったんだ。これでやっと家に帰れる。これがわかったとき、私はまた涙がこぼれた。
出待ちの光景。最終日は楽屋の片付けもあるから時間はかかりそうですね。私は羽田の時間があるので先に帰りました。ところで、来年の出演はどうなるのでしょうか。主役ということで、舞台に出っ放し、歌い放しで大変な役だったと思います。出演コメントでも、体力的にきついというのもありましたし、今回で「ひめゆり」はおしまいかもしれないですね。しょうこちゃんの活躍を何よりも願うファンとしては、ミュージカル女優であるからには主役というポジションにはこだわって欲しいというのはありますね。
皆さま、ありがとうございました。またお付き合いいただけましたらありがたいです。
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