愛しのエトワール

うたのおねえさん、はいだしょうこさんを全力でとことん気の済むまで応援する日々を綴るブログです。

バスツアーシリーズ

2012-04-20 | 日記
日帰りバスツアーに行ってきました。
今月は3回目。こういうバスの旅をするようになって半年くらい。けっこう楽しいです。
阪急交通社「関西花の寺25ヶ所めぐりと美食の旅」
第2回です。今回は「丹後・丹波の花の寺」を巡拝します。

なんばパークスからバスに乗って出発!
費用は8680円x2。「美食の旅」が付かないJTBだと5980円ですが、今回も阪急を使いました。


最初は京都府綾部市にある楞厳寺(りょうごんじ)というところ。
高野山真言宗のお寺。長井一禾(いっか)という画伯のカラスの襖絵が有名なんだそうです。
その襖絵のあるお座敷で住職による法話を聞きます。住職の話はどこでもちょっと長いね。

山門の向かいのミツバツツジの山が見どころです。
今年はだいぶ開花が遅れていて、咲き始めたところなのだそうです。
例年なら山全体に咲いてるそうなんですが。ここ20年、こんな年は初めてとか。

もうお昼前なので、バスは昼食会場の福知山のホテルに向かいます。

ロイヤルヒル福知山のバンケットで昼食です。

「丹波里山御膳」。ほかには、冬瓜のそぼろあんかけや牛タンなどが出てきました。
なんだか、やたらうまいぞ。いつもは1.5人分食べさせられるのですが、今日は平らげてました。

昼食のあとはホテルのお土産ショップやお庭でバスの出発まで自由時間。
ガーデンチャペル、きれいですね。

白がいちばん早くて紫が遅いんでしたかね。

しょうこちゃんはこんなドレスも似合うはず。

こんなの買ってました。車中で開けるのは禁止になりました。

バスは次のお寺に向かいます。

日本海側の京丹後市の久美浜というところにある如意寺(にょいじ)です。

到着したときは観光バスが5台くらい来ていて境内は賑やかでした。
ここもミツバツツジの名所です。ここも咲き始めたところのようですね。

これは、シャクナゲですね。

これがミツバツツジ。

山門の外には海が見えます。このお寺は海に面して建っているのです。

久美浜湾。山には大文字も見えますね。

バスは、またしばらく走ります。

最後は兵庫県の養父市にある高照寺(こうしょうじ)。
もくれん寺と呼ばれてるそうです。白いのがあちこちに咲いてました。
前の如意寺と高照寺の住職は話好きのようですね。
こういうツアーは年齢層が高いので、それに合わせておもしろおかしく法話をされます。

ようやく白いのが咲き始めたところなのだそうです。

ほかの色はこんな感じ。全部の色を揃えてるそうです。




これでツアーはおしまい。

帰る前に道の駅に寄ってトイレとお土産タイム。

地元の野菜などを売ってるところが人気です。

こんなの買ってました。

「関西花の寺」のツアーは毎月続けて参加したいと思います。
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日曜アドベンチャーシリーズ

2012-04-20 | 日記
2月に大津の岩間寺にバスツアーでお参りしたときに、
京都の醍醐寺から岩間寺までの巡礼道があると聞きました。
ただバスに乗ってるだけで連れてってくれる巡礼に少しマンネリ感を覚えていたところです。
行ってみましょう。
本日のコースは、醍醐寺→上醍醐寺→岩間寺→石山寺までの約20キロ。
山登りがあるので一人で行ってきました。

醍醐寺には京阪電車で六地蔵駅まで行き、そこからバスで行くのですが、
せっかくなので途中でバスを降りて、近くにある法界寺に立ち寄ってから歩くことにします。

京阪六地蔵駅から京阪バスで「石田」下車、東に5分ほど歩いたところ。
日野家ゆかりの寺となっています。日野家は親鸞や日野富子を輩出した貴族。

本尊は薬師如来で、西国薬師四十九霊場の38番札所でもあります。
「日野薬師」、「乳薬師」と呼ばれ安産・授乳・子授けにご利益があるとされています。

拝観料500円を納めて阿弥陀堂(上画像)と阿弥陀像(ともに国宝)を拝観しました(説明付き)。
本尊の薬師如来像(重文)は秘仏。薬師堂(重文)にはたくさんのよだれかけが奉納されていました。
先日、結婚されたはいだしょうこさんのぶんもお祈りしておきます。

西国薬師霊場御詠歌「おさなごはつゑよはしらのひのやくし ちちをたまわるははとこそしれ」


20分ほど歩いて醍醐寺の南門に着きました。「醍醐の花見」の醍醐寺です。

おそらく混んでるはずですが、どんなもんですかね。
花見行列があった先週がピークのはずですが。

仁王門前。拝観券のところで行列ができてます。

なんの行列でしょうか。

醍醐寺は下醍醐と上醍醐があって、下醍醐を全部見るには1500円かかります。
私は下醍醐には金堂に行くだけですので伽藍拝観の600円を納めて入ります。

五重塔(国宝)。

金堂(国宝)。本尊は薬師如来。
納経所も行列していて時間がかかりました。

西国薬師霊場39番札所、御詠歌「醍醐山 麓に在すお薬師は 廣く衆生を済度し給う」

西国三十三所霊場11番札所、御詠歌「逆縁ももらさで救ふ願なれば 准胝堂は頼もしきかな」
上醍醐にあった観音堂(准胝堂)は数年前の落雷で全焼。今は下醍醐金堂で納経できます。

下醍醐、女人堂です。ここで上醍醐の拝観料600円を納めて入山。
醍醐寺を全部見ると2100円かかるということです。お賽銭や授与品などもありますから結構かかります。

上まで1時間かかるとのこと。じゃあ、一気に40分で登ってやろう。
私の今日のいでたちはトレッキングポール持参の登山スタイル。大げさですかね。

久しぶりの山登りなので息が切れます。休憩しながら登ります。

全焼した准胝堂のあとに到着。本当に1時間かかりました。
山上で火災が起きても消す手段はありませんからね。
消防車は上がって来れないし、何よりも水がない。

きれいなピンク色です。

醍醐山の山頂。開山堂と如意輪堂(ともに重文)があります。標高450メートル。

「笠取を経て岩間」の案内表示がありました。行きましょう。

「ゆわまみち」とあります。岩間(いわま)はこっちでいいんだよね?

僧坊のあとでしょうか。石垣だけ残っています。相当古いものです。
今はこの巡礼道を歩く人は少なそうですが、道はくっきり残っています。

途中からは沢に沿って山を下りていきます。

集落に出てしまいましたよ。笠取の集落のようです。

「笠取八景、宝篋塔(ほうけんとう)の時雨」との案内板がありました。
ここが笠取からの上醍醐への入り口ということですね。

ずっと山道を歩くもんだとばかり思ってました。しばらく川沿いの舗装道を歩きます。

満開。

ここから登るようですね。東海自然歩道に入ります。

こんな道を登っていきます。
途中で私と同じく岩間寺に歩いて行くと言うおじさんに出くわしました。
旅は道連れ。同行します。

やっと地図案内がありました。実は二人とも地図を持ってなくて不安だったのです。

集落まで下ります。東笠取というところ。

「→奥宮神社・岩間寺」。ここが岩間山の登り口です。

山道になりました。二人とも息が上がってますが、休憩なしで登ります。

あとちょっと。

着きました。西国三十三所第12番札所、岩間山正法寺(岩間寺)。

御詠歌「水上はいずくなるらん岩間寺 岸打つ波は松風の音」

芭蕉の句碑「古池や蛙飛び込む水の音」。芭蕉翁真筆とあります。達筆すぎて読めません。
芭蕉はここでこの世界一有名な俳句の着想を得たとされています。

↑これがその池。本堂脇にあります。

奥宮神社。宇治方面へ下りるというおじさんと別れて、私は石山寺に向かいます。
でも、もう4時を回ってますので石山寺に着くのは5時半くらいになります。

眺めがとてもいいのです。

急坂を下りています。

野生のミツバツツジ。たくさん咲いてました。

下山完了。バス通りに出ました。影は私。

足が重くなっています。バスに乗りたい。

西国三十三所第13番札所、石光山石山寺。5時半到着。閉門。
紫式部は石山寺で「源氏物語」を起筆したと伝わっています。

山門前の桜。

本日のゴールの京阪石山寺駅に到着しました。
20キロですからね。くたびれました。
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巡礼の旅シリーズ

2012-04-14 | 日記
先日、バスツアーで行ってきました。

阪急交通社「西国三十三ヵ所巡礼の旅」
今回は20番から23番の4ヵ寺を巡拝します。
近場を回るのでちょっと遅めの出発。費用は平日料金7980円X2でした。

最初は京都の西山にある善峯寺。標高350mくらいのところにあるそうです。
今回は中型バスでしたので山上の駐車場まで登ってくれました。

おかげで汗ひとつかかずに登りましたが、私的には下から徒歩で登りたいお寺ですな。

20番札所「善峯寺(よしみねでら)」。桂昌院ゆかりの寺となっています。
御詠歌「野をもすぎ山路にむかふ雨の空 善峯よりも晴るる夕立」
ツアーは確実に連れて行ってくれるから便利でいいんだけど滞在時間が短いのが難点。
全部見て回れませんでした。ここは今度、個人で行ってみよう。

このピンク色はいいね。

もう昼食の時間だ。車中弁当。今日は京風幕の内だね。

バスは京都市を出て次のお寺がある亀岡市に入りました。
早くもお土産タイム。丹波黒豆のお店です。
手前が本日のバス。いつもより小さい中型バスです。
私の場合、いつものバスだと膝のあたりの余裕がまったくなくてしんどい。
今回のバスは座席数が半分なので足を伸ばせるくらいの余裕がありました。

こんなの買ってました。

こっちは私のリクエスト。
前回一人で食べてしまったので、車中で開けるのは禁止になってしまいました。

駐車場からぞろぞろ歩きます。正面に山門が見えてます。

21番札所「穴太寺(あなおじ)」。
御詠歌「かかる世に生まれあふ身のあな憂やと思はで頼め十声一声」
安寿と厨子王のお話が残るお寺なのだそう。
森鴎外「山椒大夫」。子どもの頃、なぜかこのお話が好きでした。
厨子王をかくまった寺と伝わっています。

バスは山を越えて大阪に戻ってきました。箕面の山の中。

23番札所「勝尾寺(かつおうじ)」。
橋の下からスモークが出てる。ドライアイスだね。

本堂も立派です。
御詠歌「重くとも罪には法の勝尾寺 ほとけを頼む身こそやすけれ」

このお寺はダルマだらけなのだ。

おみくじもダルマ。

(つづく)
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お願いランキングGOLD出演

2012-04-14 | テレビ
はいだしょうこさんのテレビ出演の記録です。

2012年4月14日(土)18:30~20:54 放送
テレビ朝日「お願い!ランキングGOLD presents 眠れる才能テストSP」

出掛けてました。終わりの30分だけ見れました。
この番組にはよく出演されてますね。
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巡礼の旅(つづき)

2012-04-12 | 日記
着きました!
昨年の秋に一度来ております。
歌のお兄さん今井ゆうぞう君のブログを見て、また行きたくなりました。

熊野那智大社の別宮、飛瀧(ひろう)神社の御神体「那智大瀧」。
鳥居のところで参拝します。

「雲消ゆる那智のたかねに月たけて光をぬける滝の白糸」
「山家集」ですな。昼なんで月は出てませんが。
もしかして、ゆうぞう君は私と同じ趣味なんじゃなかろうか。
雲が消えた那智の高嶺に月が高く上り岩肌を照らしている。
那智の滝の白く輝く水の流れは月の淡い光を突き抜く光の矢のようだ。

真下までは行けませんが、300円を納めるともっと近くで見ることができます。

「空に向かってそそり立つ白い剣」 アンドレ・マルロー
観光名所に行っても「ああこんなもんか」で終わってしまうことが多いですが、
この滝は違いますよ。なにか「聖なるもの」を感じます。
真下から見ると、それこそ天から降ってくるように見えるんでしょね。
 
フランスの作家、マルローは国宝「那智瀧図」に感銘を受け、実際に本物の滝を見に行った。
滝を前にして、「(これは)アマテラスだ」とつぶやく。
古の時代より今に至るまで日本の自然崇拝の精神に普遍的なものが天と地の関係である。
水の塊が滝口から噴出するかのように水しぶきを上げながら133メートルの高さを一気に落下する。
そして水は地面で跳ね返りその飛沫は逆に滝を上昇していくかのようにも見える。下降と上昇。
「常に下にいる人間と上にある空との対話」。つまりこれが那智信仰なのである。


バスは参道の石段の前の駐車場まで登ってくれました。少しだけ楽ができます。

登ってます。上には熊野那智大社と青岸渡寺があります。
西国巡礼では普通の格好の参拝者がほとんどです。
完全装備とは行かないまでも「南無観世音菩薩」の白衣は欲しいですな。格好も大事だしね。

到着。となりの朱色は熊野那智大社の社殿。
西国三十三所第一番札所「補陀洛山 青岸渡寺(ふだらくさん せいがんとじ)」。
ご詠歌「補陀洛や岸うつ波は三熊野の那智の御山にひびく滝津瀬」
全員揃ってのお勤めのあと、法話も聞けました。
西国巡礼のまだ半分も終わっていませんが、ここは2回目です。
同じお寺に何度もお参りしてもいいですよ。札所を全部回ることが目的とは思っていません。
仮に全部巡拝し終えたとしても二巡目三巡目の通過点に過ぎませんからね。

景色がとてもいいのです。

「みやこにてながめし月のもろともに旅の空にもいでにけるかな」
道命法師を持って来るとは、ゆうぞう君、なかなかの通ですな。
では、私は和泉式部を。熊野の歌はあったかな。
(和泉式部は道命法師の愛人?ですよ。宇治拾遺物語に書いてあります)
「いくかへりつらしと人をみくまののうらめしながら恋しかるらん」
私とは別の人に恋をしてしまったあなた、うらめしいけれど、まだあなたを恋しいのです。

バスは那智山を下り、本日、最後のお寺へ。

「補陀洛山寺(ふだらくさんじ)」。
まだ新しい小さなお堂だけの小さなお寺ですが、ここは世界遺産なんですねえ。
お勤めのあと、法話を聞きます。団体なので普段は非公開の観音様の扉も開けてもらいました。
なぜ世界遺産なのか。ここは補陀洛渡海という特異な信仰形態が伝わるお寺だからです。
平安時代の浄土信仰の隆盛に伴い生まれたのが補陀洛信仰です。
阿弥陀如来の西方浄土に対して、観音菩薩の浄土世界を「補陀洛」といいます。
南の海の彼方にあると信じられていて、観音浄土での往生を願いここから船出をしていったのです。

境内に渡海船が復元されていました。
井上靖の短編「補陀洛渡海記」に補陀洛渡海の様子がよく描かれています。
こんな小船では当然太平洋の荒波に耐えられるはずはありません。つまり、死ぬための船出ですね。
観音様のもとでの生まれ変わりを信じる。観音信仰の究極的な形態なのであります。
わずかな食料と油、重しとなる108の石などを積み込んでの船出だったといいます。

これでツアー終了。あとは4時間かけて帰るだけ。
あれれ、傷心旅行じゃなかったの? あっ、すっかり忘れてた。
次回もバスツアーシリーズです。もう行ってきましたよ。
コメント (4)
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