ラヴェンダーの咲く庭で

「みゃーきんぐ・ぷあ」から変更。保護猫と綴る日々の備忘録、独り言にすぎない半径5mの記録です!基本、読み専です。

不死男♂の事 3

2014-10-04 19:27:17 | 猫病気
7月12日帰宅してから最期に至るまでは地獄のように苦しかった、猫は勿論のこと、看ている側にとってもです。
どんなに検索しても生存の可能性はほぼゼロであり、帰宅後も先生からお電話をいただいたのだけど、
この免疫が自分を攻撃しておこる辛い症状に対して、唯一ステロイドしか猫を楽にさせてあげれなく、
そのステロイドを使うゆえ、尚更、猫の免疫はそれを刺激している変異したコロナウィルスをやっつけられないという堂々巡りののちに亡くなる事は覚悟出来たのだが…。

気温も日々上昇の季節、摂取カロリーも足りないだろうに、どこに燃やすものがあるのか高熱も下がらず、クーラーつけっぱなし、酸素圧縮機のチューブを入れビニールカバーをしたゲージ内ですごす。

■7月12日は輸液、胃腸薬、リーナルケア、ポカリ、アイスノンの交換などを何回も、
■7月13日は輸液、胃腸薬、リーナルケア、ポカリ、アイスノン、ステロイド注射の食事以外最期までこのパターン、この日の夕方6時48分に自力で水を飲んだのが最後の経口摂取だった。
このあと夜中から7月14日にかけてトイレに倒れてその後介助しないと動けなくなってしまう。
■7月14日も輸液、胃腸薬、リーナルケア少し、ポカリ、アイスノン、ステロイド注射、夜7時53分にゲージの段の移動はもう無理なので、パイプを組み立て酸素テントを張り床に設置する。
しかしトイレで踏ん張れなくなったのでこのテントから移動、衣装ケースにたくさん穴をあけたものにペットシーツを敷いて酸素室にする。

この日の夜中頃から呼吸で苦しんで気絶したようになっては少し体調が戻りを何度も繰り返しだして、最期だと覚悟して鼻カテーテルを取る。
■7月15日午前1時20分、落ち着いて伸びて寝ているので、鼻カテーテルを取ったことを後悔するが、その後、呼吸で苦しみだし気絶したようになるを繰り返した。
午前6時50分仮死状態のように寝ており、このころから尿失禁が始まり、シートの交換が頻繁になった。午前9時30分、眠っているよう、12時ちょうど、久しぶりに熱が下がり治るのか、正気になったように見えたが、粘膜がもう貧血で真っ白であり、お別れが近いと覚悟をする。
チューブもなく、具合も悪く、食餌はもう入れられないので、この日以降少しの輸液と注射薬、アイスノン、温度や酸素の管理、シーツの交換とかの環境を整えるあげるくらいしかもう出来ない。
午後1時頃はまだ落ち着いていたが、夕方5時以降は何度も呼吸困難で苦しんで暴れた。午後9時10分意識がなく11時50分意識朦朧なうえ、前足を不随意運動のようにしていた。
■7月16日に入りずっと虫の息で横たわっていたが、午前3時から4時から意識が戻り、呼吸苦で暴れ出した。
衣装ケースの酸素室から出して酸素をあてがったりしたが、繰り返し苦しみで暴れて本当にかわいそうだった。
午前6時頃、ずっと熱い体の手足が冷たい事に気が付く。午前7時40分に呼吸が落ち着いて、次は午後1時20分から呼吸苦になり午後2時頃に気絶したようになってしまう。
この日の午後2時50分頃から呼吸苦の発作は減ってくるが、午後5時10分から再び高熱が不死男を襲う。
少しずつ輸液を入れていたので頻尿であり、すぐに倒れても排尿の姿勢は取ろうとするので落ち着かない。
幸いなことは呼吸困難の発作が少なくなったことで、排尿以外は静かに横たわって寝て見える。
■7月17日午前1時15分、ボロボロになりながら見上げて人の側に来たがる。試しに2時15分に強制給餌試みるも抵抗し、入れる前からショック状態のようになるのでやはりやめる。体も熱く、筋肉がないかのようにクタクタしている。
午前3時50分自力で衣装ケースの蓋を頭突きであけて、傍らのベットの上にまでくるので、ベット上にペットシーツをしきつめてあげ、そこで私がいれば動かないでいた。酸素、アイスノンを当てていたけど高熱で、毛を拭いてあげること、クーラーの風を喜んだ。
クタクタでうまく動けないが、短い尻尾を振ってずっと答えていた。
午前4時40分トイレで部屋を離れると、ベット下に落下していたのでやはり衣装ケースに戻した。相変わらず高熱で、尻尾でぶんぶん合図をして頑張っていた。

午前5時40分、ステロイド増量の結果の2次感染がついに始まり、青い鼻水があふれ出す。ここでも鼻カテーテル抜かねば強い抗生剤入れられたかもと後悔、しかし呼吸困難で苦しんで悶絶している時に抜かなかったらそれも後悔したであろうし葛藤。
午前6時頃、離れた後暴れた形跡があり尿の始末、呼吸が異常、発熱、また瞳孔が変である。
午前6時10分、アイスノン+タオル、午後7時から落着き、珍しくくるんと寝ていた。
午前8時、10時落ち着いてきて熱も無くなった。10時50分動き出す。11時25分離れて戻ると追ったのか位置が変わっている。
正午12時再び熱。午後12時30分頃から呼吸苦で暴れる。午後3時以降ぐったり。午後9時高熱。午後11時50分平熱になってくる。低体温か?もつかの間、
■7月18日午前12時10分、呼吸苦で暴れる、高熱、午前1時30分タオルで冷やす、呼吸荒い。午前2時30分、熱が下がりだす。
午前3時35分、黄緑の鼻水が拭いても拭いても溢れ出す。午前7時40分虫の息のように静か、高熱。午前9時35分熱が少し下がるが青洟が凄い、シーツを折って顔の下において鼻水を吸わせているのだが、粘りがあり吸わない。
午前10時45分、くるんと前足で顔を隠して寝ていて、久しぶりに辛そうにみえないのに慰められる。

午前11時30分、さらに反応が鈍くなり、すやすや普通に寝ている感じ、けれどうっすら目は明いている。
午後2時、ほとんど動かない息のみ。
午後3時40分、膿状態の粘る鼻水が酷くて、かわいそうだけど時々鼻から取り除く。顔の下の鼻水のシートなども交換。
(7月17日まで私がトイレ等少し離れると探すのか、落ちていたり、動いていたが、この時=結果論として最期の1日は寝たきりになり輸液、ステロイド注射以外なるべくそっとしておいた。)
午後9時シーツの尿の汚れなど確かめ、溢れ出してふさがった鼻の穴の膿を綺麗にしたりお世話している最中にけいれん発作、9時15分死亡。(汚れても放置にしておけば、あと数時間は生きたかもしれないと思う。)

不死男の体は今までの猫と違って、息が止まっても高熱ゆえか、かなり温かさが続いた。

小さな体でよくここまで頑張ったね、凄いファイターだね、、、
あの苦しみから解放されたのはホッとしたけど、少し短すぎる生涯がただただ残念です。
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