ラヴェンダーの咲く庭で

「みゃーきんぐ・ぷあ」から変更。保護猫と綴る日々の備忘録、独り言にすぎない半径5mの記録です!基本、読み専です。

さぁ、思い切って最後の賭けに出るんだ!!

2016-10-31 01:11:30 | 猫病気
晴れから曇りへ、過ごしやすい。

今年もメジロが我が家をあてにして来た。







昨夜はほとんど寝ていない。
明け方3時に苦しんでいるふじこの死を覚悟し、「楽にさせてあげたい、安楽死を視野に入れねば」と覚悟する。
一晩中、猫を観察し、ペットシートを替え、容態が悪くなっていくのをメモしていた。
しかし、日頃お世話になっている動物病院の開始の、ジャスト9時にそのような依頼の電話が出来ない、
ようやく10時半に勇気を出して電話をした。







指定通りの量のステロイド注射をしてきたが、今回は前回のように何故か上向かない事、
土曜の夜あたりから刻々と具合が悪い事、食欲がなく、
血尿と口腔内の粘膜、鼻からもうっすらと血が出ている事、
胃や食道も痛がっているそぶりがある事、
呼吸苦はないが猫は苦しんでおり、自宅で安楽死出来ないか、
今の状態では動かせない事などの現状をお話した。

すぐさま院長先生に変わり、先生は電話の向こうで、
「DICを起こしたらもう何をしても助からない、
今すぐステロイドを0.3mlの倍⇒0.6mlにして打つこと、回数も一日2回に増やす事、
ファモチジンの注射薬を今病院で作るので、私が取りに来ればいい」とおっしゃった。
(私はすでにDICを起こしていると思っての、安楽な死に方の相談なのだが、)
先生は「8日の検査結果ではふじこはエイズを発症していない、石田先生もそうおっしゃっている、
中途半端な量のステロイドがいけない、思い切って一週間だけ大量に投与して、その後減らしましょう。」
と励ましてくださる。

ふじこに即注射をし、戸締りをし、必要な物を病院に取りに行く。
先生も「こんなことになっているとは」と、丁寧にお話ししてくれた。
ステロイドを打つこと、輸液で何とか持たせる事、猫は数日食べなくても輸液で持つかもしれない事、
打ち続けて三日後くらいに血小板が上向いてくれるサインがある事、
先生とじかにお話しし希望が湧いた、
でも猫の体からエイズウィルスは取りきれないので、今回ここで助かっても、一生ハラハラドキドキの看病なのだ。
それでも、今現在の苦しみから改善されればと希望を持って病院を後にする。

帰宅すると、血小板の減っているふじこは朝の注射の跡から血が出ていて止まっていない。
氷で止血して、綺麗にしてやって、
朝晩の輸液、ステロイド、ファモチジンの注射と一日5回猫に穴を開けてしまうのだが、
それはそれは出血に備えて慎重に行った。

嬉しかったのはステロイドの2回目の大量投与の時に、
ようやく猫は安らいで、くるんとリラックスした姿勢で寝た事と、


顔をあげる姿勢からくるんと丸まる

一回目のファモチジンの注射後、おえおえ言っている吐き気が止まったことだ。
そして、血尿も2日目の注射で止まったのだが、
尿が、今度はミオブリン尿みたいな色から、黄疸のビリルビンの尿に変化していくようで、
そこが不安で不安でたまらないのを必死で「大丈夫だ」と打ち消す。
やり方はFIPの猫達、特に故不死男と同じで、今回も同じ道をたどっていくようにしか見えない。
強制給餌も一向にダメ。

悲嘆にくれる私を観察するみーみーぼー。


怖い。
コメント
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