サボりがちですが近況です。
ふじこ♀はお部屋デビューしましたが、走り回って写真も撮れず、もはや幻の猫です。
慣れて無くても可愛いです。
癌の疑いの猫の三日月♂は元気です。
もう一度、生きれる可能性を調べようと思うのですが、
計画停電の日はレントゲン、顕微鏡は駄目なので、さくさく解明してません。
体重もあり、我が家では一番元気です。
ふるさとの震災です。
地震、津波による破壊と、壊れた原発、
先は困難な道のりであります。
崩壊した家などには、どうしてもカメラが向けれませんでした。
未曾有の大震災の中、とりあえず希望ではない地元病院で始まった、母の抗がん剤治療であり、
近くまで津波がきましたし、住民も病院まで一部避難でしたが、
それでも母の尿管癌の化学療法であるGC療法(ジェムザール・カルボプラチン)が終了、
減少した血小板も回復傾向で退院にこぎつけましたが、
本人たっての希望、
早速、夢の『癌研有明病院』にて、4月4日にセカンドオピニオンが終了し、
そしてセカンド以降、今後も看て頂けるようにお願いいたしました。
「まず、東京までが遠い事、高齢だし通い切れないのではないか?」と、
心配された癌研の先生は、私のお世話になっている県がんセンターの先生も名医ですとご提示してくださいました。
「一度は親子で県がんセンターに通うか。」と、その場で癌研を諦めた母でしたが、
一晩考えて、「どうしても、諦めきれない、高速バスで通う。」と。
時刻表をネットで打ち出したり、幼い子供の修学旅行の準備のようであります。
勿論私も、最後の最期まで付き添うしかないです。
今まで、最初の主治医にいくら聞いても教えていただけなかった、9月7日のオペの結果のステージは、
pT3=ステージ3、グレードは2と3が混在しており、ようやく本当のことがわかり、胸のつかえが落ち、いらない希望を整理、今後の人生の終わり方を決める事が出来たのです。
それだけでもセカンドオピニオンの価値がありました。
セカンドオピニオンでは、傍大動脈リンパ節の転移のような影は、術後の腹膜炎併発時の影と紛らわしい事、
むしろそのリンパより、肺の転移の影を見落としている可能性などを教えていただきました。
「癌研の先生に治療していただければ、短くても悔いはない。」母の最後の希望です。
また、原発で有名になった放医研も、相談窓口で相談すると、治療出来るかどうかは診察しないとわからないけど、いらっしゃいとのことでした。(ただし、4月中は機械がメンテナンスだそうです。)
当分、母で軌道に乗るのが大変ですが、悔いの無いようにと思います。
母が大変喜んだ、停泊していた日本丸の美しい姿。
ニューヨークだよ、おっかさん!!(嘘、お台場であります。)
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これから癌と戦う、(すでに戦っている)猫友様、応援しております