酒とサカナとたびの空

日常の飲み食べや、たび空からの忘備録

タンポポ@京都府北大路

2020-12-08 22:59:00 | 京都の旅の空
II 老舗京ラーメン

京都ラーメンの老舗といえば、駅そばの2軒並びに代表される豚骨醤油や、コッテリとした背脂が浮かぶお店などが思い浮かぶ。

今回、後者のタイプでも特に振り切ったお店がある様で、そちらを目的とし、同方向の金閣寺を参拝。

生憎舎利殿はご覧の通り工事中

御朱印もコロナ禍で書き置きのみと言うことで、今回は庭内を散策するのみとしました。

ドラクエウォークご当地クエストのお土産ゲットしたから良しとして。

お目当のラーメン屋さんタンポポは、佛教大学そばにあり、学生さんなど店外5人待ち。

15分ほど待って店内へ案内される。

ラーメンを注文し待つことしばし

どひゃー⁉️

これはかなかなのインパクト。

並々スープの表面を唐辛子とネギが覆っているので一見わかりづらいが、背脂も満遍なく散らされている。

老舗としても中々攻めた外観。

見た目ほど辛味はなく、甘くほろ苦いスープや柔らか目の麺と相まって意外や優しげなお味。

シャキシャキ青ネギとの相性がイイ。

隣の常連さんの様に、
「ニンニク入り、麺カタ」
オーダーだとより強烈だったかも。

おいしかったです。

ごちそうさま。

20201119





前田珈琲 本店@京都府烏丸

2020-12-07 14:19:00 | 京都の旅の空
II Go To 京都

第三波到来直前にGoToトラベルを利用して京都へ。

早朝ののぞみは3割ほどの乗車率でゆったり車内の中9時前に京都着。

駅で市内地下鉄&バスフリー券を購入したが、京の街並みを眺めながら烏丸にある老舗喫茶のこちらまでのんびり30分ほどかけて歩く。

広い店内に結構先客あり。

ゆとりある感覚をとった席へ案内され、スペシャルモーニングをオーダー

美味しいトーストに、たっぷりサラダ、ポテサラにベーコン、メインはオムレツ

スペシャルブレンドのコーヒーは「龍之助」

セットにはオレンジジュースも付く。

京都の街にコーヒーはとてもよく似合う。

ボリュームある満足朝食

おいしかったです。

ごちそうさま。

食後二条城まで歩き空いているようなので中に入る

団体客がほとんどいなく、2人3人など小単位の観光客がほとんど。

特に京都など観光資源とその経済比重が多い地域は、感染対策とのバランスは本当に悩ましく難しい。。

20201119


中華のサカイ 本店@京都府北大路

2020-09-05 10:12:00 | 京都の旅の空
II こりゃウマイ!名物絶品冷めん!!

カドヤ食堂を後に、本日も京都に降り立つ。
駅からバスに乗り臨済宗東福寺へ。

バス停から東福寺まで多くの参拝客が列をなして歩いていく。コロナ渦になる前のこの時期には、まだ多くのインバウンドの方々で溢れていた。

まだはしりの紅葉だか、そのあまりの人混みに疲れた私は、参拝を途中で断念。
途中、周りの方につられて一枚撮影した紅葉写真。

どこかで見た景色だと後で調べてみると、吉右衛門版鬼平犯科帳でジプシーキングスのインスピレーションと共に映るエンディングの通天橋であった。

京都駅まで戻り、地下鉄烏丸線で北大路駅へ。
駅から歩いて向かったお店は、商店街にあった。
『京都の中華』姜尚美著で見てから1度は来てみたいと思っていた中華のサカイ 本店に到着。

汗をかいたのでまずは瓶ビール

この旅はスーパードライ率が高い。

春巻

そのフォルムからして、いかにも京中華らしい。
東京などで馴染みの春巻きと異なり、中の餡のとろみは少なく、筍がメインとなる細切りの具が綺麗に整列して巻かれ、一口サイズに切り揃えられている。
副菜としては少し値が張るが、スナック感覚でパクパク食べられて、さらにビールを誘う。
旨い。

さあ、お目当の冷めん

ハムか焼豚を選べる具材は焼豚を選択。
他に乗りますものは胡瓜、海苔のみとシンプルな構成。
平壌や盛岡などの冷麺ではなく、いわゆる冷やし中華だが、甘酢ともごまダレとも違う。
あえて言うならマヨネーズ、いや卵黄に甘酸っぱさが加わった様な独特なもの。
このタレに、極めて太いモッチリした麺が絡んで何とも旨い。
あっという間に完食。
大盛りにすべきだった。
いゃ〜想像以上の旨さだった。
今すぐまた食べたい。

ごちそうさま。

20191113



祇園ねぎ焼き かな 東店@京都府祇園四条

2020-09-03 00:46:00 | 京都の旅の空
II 祇園のざっかけない鉄板焼き

豊国神社から祇園までのんびり歩く。
京都通かつ居酒屋通の俳優角野卓造さんの著者で気になっていたかな東店に腰を下ろす。

長い鉄板の対面に座席があり、気取ったところがまるでない落ち着いた店。観光客相手だけの店ではないのがすぐに見てとれる。
観光客の私がいうのもなんですが。

一日中歩いた体に瓶ビールが染み渡る。

アテには下足焼

〆の粉もんはスジ入りねぎ焼きをチョイス。
一般的なお好み焼きと異なり、シャバシャバなキジを薄く伸ばし、青ネギやスジをたっぷりと乗せて焼き上がっていく様をライブで見る楽しさ。

味付けを聞かれオーソドックスにソースにしたが、醤油もうまそうだ。

残ったビールでねぎ焼きを平らげてごちそうさま。
おいしかったです。

食後に店の前からトコトコと坂を上り、幕末維新ミュージアム霊山歴史館を拝観。

佐幕派、攘夷派其々の志を感じる事ができる幕末好きには堪らない記念館だった。

さぁ大阪に戻るか。

20191112



方広寺梵鐘と豊国神社@京都府東山

2020-09-02 21:19:00 | 京都の旅の空
II 京都町あるき

ホルモンうどんを堪能した後電車に揺られ東大阪市の住宅街へ。念願の司馬遼太郎記念館を初めて訪れた。

共に大好きな二大家、池波正太郎さんと司馬遼太郎さん。
池波さんの記念館は、浅草、信州上田とも幾度も訪れた事があるが、一方こちらは旅の身に近鉄奈良線の八戸ノ里駅は馴染みが薄く、訪れるにはあまりに敷居が高かった。

閑静な街の自宅を一般公開しているこの記念館、館内撮影禁止のため未撮影だが、話題になった天井に浮かび上がった龍馬を思わせるシミは、
「確かに」
と頷けるものだった。

自宅一角、というよりもその大半を占めている膨大な蔵書、1つの事柄を書くのに関連書籍を徹底的調べ上げたという司馬さんの作業を垣間見れただけで、一ファンとして、
「来られて良かったなぁ」
としみじみ思う。

駅まで戻り再び電車に乗って今度は京都まで。
今回の京都、行き先を予め決めず出来る限り歩いてみようと思う。

かなりの距離を歩いて目星をつけたのが六波羅蜜寺。
十一面観音立像【国宝】のほか、有名な空也上人立像【重文】、平清盛坐像【重文】なが揃う宝物殿は一訪の価値大有りだった。

再び歩いて今度は方広寺
大坂の陣の発端となった梵鐘が有名だ。
いわくの国家安康君臣豊楽の文字が見てとれる。

続いてまた鼻の先にある豊国神社
秀吉を祀る神社だ。
阪神淡路大震災で一部倒壊した秀吉像が、奇しくもこの年24年ぶりに復活したらしい。

伏見城から移築されたと伝わる唐門【国宝】は実に絢爛豪華。
やはり京都はどこを歩いても面白い。

20191112