酒とサカナとたびの空

日常の飲み食べや、たび空からの忘備録

てんぷら 近藤@銀座

2020-10-01 07:17:00 | 東京の空から
II 蒸し料理を食す

[情熱大陸]で店主、近藤文夫さんに密着した会を見た

取材期間に新型コロナ渦となり、さすがの予約困難店も厳しい状況の様子だった

当方も旅行など自粛している最中、たまの贅沢にと電話してみると昼一回転目の予約ができた

こちらのお店には若輩時代の20年ほど前、一度伺っている

その頃は移転前、今よりも随分とコンパクトなお店だったため、揚げ方も店主だけだった

必然、名人の技を目の前で見て、味わうことができ幸せなひと時であった

移転後大箱になり、この日の席は店主の揚げ場ではなかったの残念

昼のコースで品数が多い方を選択した

まずは瓶ビール
突き出しはもずく


天婦羅はエビの頭から

巻きエビ

巻きエビその2

ホワイトアスパラ

ピーマン

中の種ごと頂く

燗酒にシフト
櫻政宗(櫻政宗酒造/兵庫県)

キス

ナス

熊本産ばってん茄子は小ぶりながら瑞々しい

オクラ

ホタテ

素敵な断面
極限に甘みが引き出されている
旨い!

ヤングコーン

穴子


この後かき揚げと食事でコース終了と説明を受けたため、追加をお願いする

サービスの方に追加メニューを聞いてみると…

見せてくれたアンチョコにはあるはあるは、魅力的な天種が盛り沢山

その中から、

アオリイカ

レアの身はどこまでも柔らかく、甘み爆発!
生より旨いのは天婦羅の真骨頂
個人的に今日のイチバン種!

ハマグリ

ニンジン

サツマイモと並ぶこのお店のスペシャリテの一品
ニンジンの甘みが伝わり美味しいけど、私には纏う衣が少し油っぽく感じた

食事




締めのかき揚げ


近藤さんは記事などでしばし、〝天婦羅は蒸し料理″だと語られている

なるほどこちらの天ぷらはどれも瑞々しく、水分を中に封じ込めている旨さだ

他方の東京有名天婦羅屋さんは〝天婦羅は脱水、余分な水分を除いて旨味を凝縮″すると語っている

どちらが正でなく、いずれもそれぞれの哲学、および科学からなら職人技の局地だと思う

当方は出されたものをただ旨い旨いとひたすら食べるだけだ

おいしかったです

ごちそうさま

20200618


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